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No,10『公女殿下の家庭教師 謙虚チートな魔法授業をはじめます』
今回はCMでも話題の人気作です。
長らく気になっていたのがようやく読めました。
最近はラブコメが多かったので、ファンタジーは久々な気がしますね。
あらすじ
「浮遊魔法をあんなに簡単に使う人を初めて見ました」
「簡単ですから。みんなやろうとしないだけです」
社会の基準では測れない規格外の魔法技術を持ちながらも謙虚に生きる青年アレンが、恩師の頼みで家庭教師として指導することになったのは『魔法が使えない』公女殿下ティナ。
誰もが諦めた少女の可能性を見捨てないアレンが教えるのは…
「僕はこう考えます。魔法は人が魔力を操っているのではなく、精霊が力をかしてくれているだけのものだと」
常識を破壊する魔法授業。
導きの果て、ティナに封じられた謎をアレンが解き明かすとき、世界を革命し得る教師と生徒の伝説が始まる!
読書記録
CMで話題になっているのをきっかけに読みましたがこれももともとはカクヨムからの作品なんですね。
最初教え子はティナだけでヒロイン一人のファンタジーかと思っていたのですが、エリーも教え子で友人にはリディヤもいてと、ヒロイン多めで予想外の展開でした。
物語の設定は今のところシンプルでわかりやすいですが、まだティナの謎についてわからないことだらけなのでこれからが楽しみですね。
ファンタジーにしてはシンプルすぎる感じもしますがそれが読みやすいポイントなのかもしれません。
1巻は全体を通してプロローグと言ってもいいぐらいアレンたちの馴れ初めに充てられていたので読めば読むほどキャラへの親近感が強くなり、同時にこの先の展開が気になってきました。
主人公のアレンは天然タラシ系のイケメンですが死ぬほど謙虚野郎なので嫌悪感なくむしろ好感を持てる主人公です。
ヒロインのキャラもいいキャラばかりで、キャラのバランスが本当によくとれていると思いました。
文章も読みやすく王道ファンタジーなのでラノベ初心者の方でも読みやすいと思うし、かと言ってラノベ好きの人が満足できないというわけでもない充実した作品なので、読む本に迷ったらぜひ一度お手にとってみてはいかがでしょうか。
おススメ度
爆笑 ★☆☆☆☆
恋愛 ★★★☆☆
友情 ★★☆☆☆
感動 ★★☆☆☆