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2023年ライブ備忘録その13 ARABAKI ROCK FEST.23 Day 2 2023/04/30

前日の反省から8時~9時のシャトルバスに8時10分くらいで乗った。
無理矢理起きたから眠くてシャトルバスの中でずっと寝てた。
昨日みたいに2~3時間かかると思っていたら10時頃には会場に着いてた。
お腹が空いたので朝ごはんを食べる。

念願のDragon Ash櫻井さんの桜井食堂

お腹が空きすぎて朝からカレーと丼の2つ食べるっていう暴挙。
食べ終わってTwitterのフォロワーさんと会って前日のシャトルバスの渋滞やピロウズについて喋った。
本当はもっとピロウズのことを喋りたかったけど朝から泣いてしまいそうでブレーキかけた。
フォロワーさんと別れ陸奥ステージの10-FEETを観に行く。
ライブが始まる前に別のフォロワーさんと会って喋った。
学生の頃くらいから相互フォローで気づけばお互いに社会人になってた。
そんな長い付き合いで初めて会うから不思議な感じがしたな。
前日に観たバンドの話をしたり最近観たライブの話をして楽しかったな。
それから一緒に10-FEETを観た。

10-FEETのライブを生で観るのは初めて。
ライブは「goes on」からスタート。
モッシュやダイバーが続出してたら演奏を止めて「ちょっとやりすぎたか?」みたいな空気が流れる。
TAKUMAさんが「こんなんあかんわお前ら。アラバキってこんなもんやったっけ?もっといけるんちゃうん?お前らもっといけるやろ~っ!」と観客を煽る。
演奏を再開し更にヒートアップする会場。
「VIBES BY VIBES」「RIVER」「ハローフィクサー」から「back to the sunset」へと続く。
「その向こうへ」「第ゼロ感」「ヒトリセカイ」を演奏し「CHERRY BLOSSOM」を。
サビでみんなタオルを投げるんだけどTAKUMAさんが「お前らビビってちょっとしか投げてへんやん!もっと思いっきり投げろ!」と笑
強風にあおられてタオルが飛ばされていく光景はなんとも言えない面白さと感動があったな。
これで終わりかと思ったら「まだ時間あるみたいやからもうちょっとやるわ」からの「めっちゃ急ぎのSHOES」と「時間がない時のRIVER」でライブは終了笑
新旧織り混ぜたセトリに感動したし笑いもした最高のトップバッターだった。
ワンマンにも行きたくなったなぁ。
ライブ後に会場の木々には飛んでいったタオルがかかっていた。

10-FEET終わりにグッズを買ってお昼ご飯をフォロワーさんと一緒に食べた。
ライブの感想だったりこの後の予定について話したりして楽しかったな。

またもDragon Ash櫻井さん関連のフェス飯

フォロワーさんと別れて荒吐ステージで気になってたCody・Lee(李)を観てみる。
聴いた印象はナンバガやスーパーカー、中村一義さん等の97年組が悪魔合体したかのような自分の趣味にドンピシャなバンドだなと思った。
フェスはなかなか観る機会のないバンドを観れるからいいよなぁ。
また別のフォロワーさんともここで会う。
音楽きっかけではなくラジオきっかけで仲良くなった方でまだ学生だ。
今回が初めてのアラバキらしく地元でこんな素敵なフェスがあるのが羨ましいからたくさん通って欲しいなと思う。
陸奥ステージでエレカシを観たかったので途中で抜けることにした。

陸奥に着くと既に会場は人でいっぱいだった。
エレカシを生で観るのは初めてだからめちゃくちゃ楽しみにしていた。
登場するやいなや演奏したのは「ドビッシャー男」だった。
1曲目にこの曲がくるんだ!と衝撃を受けた。
セトリは「デーデ」「星の砂」「悲しみの果て」「珍気男」「so many people」「RAINBOW」「俺たちの明日」とかなり濃いめの味付けだった。
ミヤジの圧倒的なボーカルと唯一無二の立ち振舞いが刺激的すぎる。
だいたいの観客が聴きたいであろう「今宵の月のように」をやらないのがカッコよかったな。
一番ギラギラしたライブをしてたのがエレカシだと思う。
それと転んだ石くんに「大丈夫かー!」と客席からの野次があってそれに対してミヤジが「お前の顔が大丈夫か?鏡見てこいよ。」と返したのゾクゾクしたね。
MCで「お前ら全員カッコいいぜ、よく見えねぇけど。」って言っててもうなんかわかんないけどめちゃくちゃよかった。
「俺たちの明日」の入りを少し間違うミヤジも気持ちが昂ってるようでよかったな。
エレカシは唯一無二のライブをする最高なロックバンドだと思った。

鰰ステージに移動してROTTENGRAFFTYを観る。
学生の頃から好きだけどライブ観るのは今回が初めてだった。
「ハレルヤ」「秋桜」「D.A.N.C.E」「THIS WORLD」「ハロー、ハロー」「響く都」「金色グラフティー」とブチ上がるロックも沁みるバラードも好きな曲だらけだった。
ラウドでありながら耳に残るメロディが気持ちいいし熱のあるライブパフォーマンスがカッコよかった。
ワンマンライブも行ってみたいな。

またまた陸奥ステージに移動する。
どうしても吉川晃司さんは観たかった。
吉川さん世代の方だけじゃなく僕と同世代の20~30代の方もちらほら見受けられる。
とにかくセトリがどうなるのか楽しみでしかたなかった。
それにバンドメンバーもイエモンのエマさん、ウエノコウジさん、エルレのウブさん、湊雅史さん、ホッピー神山さんと豪華すぎる。
SEが流れいよいよライブが始まる。
1曲目は「BE MY BABY」だった!
好きな曲を聴けるのはかなり嬉しい!
COMPLEXの曲もやるんだ!っていう驚きもあったなぁ。
続けて「LA VIE EN ROSE」を。
この曲は色気があって好きだ。
MCをはさんで「BLOODY BLACK」「GOOD SAVEGE」とギターが印象的なロックナンバーを演奏。
この時点で生で観る吉川さんの魅力にやられてしまっていた。
メンバー紹介の後はホッピーさんのキーボードとともにアダルトなムードに包まれた「すべてはこの夜に」を。
原曲は小気味いい曲だけどこのアレンジは吉川さんの声の色気が全面に出ていてかなりカッコよかった。
バンドメンバー全員が戻りハードボイルドな「SAMURAI ROCK」をガツンと鳴らす。
そして「恋をとめないで」を演奏!
聴けたのめちゃくちゃ嬉しい~!
あのイントロのギターが鳴った瞬間「ウワァッ~!」ってなったなぁ。
代表的なヒット曲を生で聴けるのはマジで嬉しいんだよ~。
最後は「Juicy Jungle」でたくさん踊ってシンバルキックで締め!
吉川さんのシンバルキックを生で観れる日がくるなんて、、!
生で見てさらに色気と茶目っ気とカッコよさにやられてしまった。
本当に素敵な年の重ね方をした大人の男って感じで最高だったなぁ。

吉川さんの余韻に浸る間もなくHEY-SMITHを観るために急いで鰰ステージに移動する。
フェスで観るヘイスミをめちゃくちゃ楽しみにしていた。
ライブハウスでのライブがあれだけカッコいいんだから野外も間違いなくカッコいいはず。
その考えは正しかった!
ヘイスミは短い曲ばかりだからフェスでもたくさん演奏するんだな。
確か「Endless Sorrow」「2nd Youth」「Be The One」「Don't Worry My Friend」「We Sing Our Song」「Let It Punk」「Over」「Inside Of Me」「Summer Breeze」「Dandadan」「Come Back My Dog」だった気がする。
印象に残ってるのは「Inside Of Me」でMVの振り付けをみんながそこそこ覚えてて踊れるのに驚いた笑
ちゃんと練習してるんだ!っていう笑
サークルが出来てたりリフトしてたりそれぞれ自由に楽しんでるあの感じよかったな。
猪狩さんの「後ろも見えてるか~」の呼びかけに後方の観客が「ウォーッ!」「ワーッ!」ってなったら「手を振ってしんぜよう」と言ってて面白かった笑
フェスで観てまた好きになったよ~。

ヘイスミ終わりに緑黄色社会を1曲だけでも観れるかなと思い急いで磐越ステージに向かう。
間に合ってラストの「Mela!」を聴けた~。
この曲を聴けただけでも急いで走った甲斐があったってもんだよ。
生で聴く長屋さんのボーカルは半端なかった。
これをワンマンで堪能してみたいな。

津軽ステージに移動して羊文学を観る。
羊文学のライブを観るのはだいぶ久しぶりで5~6年ぶりくらいかな?
各楽器すげぇ良い音してたし声の透明感はんぱなかった。
野外で聴くってのと夕焼けと観る羊文学はすげぇよかったな。
セトリは「光るとき」「FOOL」「永遠のブルー」「OOPARTS」「マヨイガ」「夜を越えて」だったかな。
ワンマンで観たいバンドだなぁ。

軽くご飯を食べて陸奥ステージの大トリである「奥田民生 アラバキ★ライダー」へ。
やっぱり陸奥でセッションを観ないとアラバキって感じがしないんだよな。
豪華なゲストとともに良い曲を生で聴けるって最高の贅沢だなと思う。
まずは民生さんとバックバンドのフジファブリック+伊藤大地さんで「マシマロ」を。
軽くMCを挟みつつゲストのサニーデイ・サービス曽我部恵一さんを呼び込む。
曽我部さんとは民生さんの「恋のかけら」サニーデイの「青春狂走曲」を。
曽我部さんは青臭いというかロックの衝動にやられた少年のようなフレッシュな感覚が今もあるのかなと思う。
続いてのゲストのんを呼び込みユニコーンの「すばらしい日々」とのんの「この日々よ歌になれ」を。
のんのボーカルが光ってたなぁ。
続いてはフジファブリックがはけてくるり岸田繁さんを呼び込み民生さん、岸田さん、伊藤さんのサンフジンズ勢揃い!
「さっさっサンフジンズ」と「サンフジンズのテーマ」をサラッと演奏し岸田さんと伊藤さんがはける。
続くゲストはASIAN KUNG-FU GENERATIONから後藤正文さんが登場。
民生さんとゴッチの二人で民生さんの「674」を披露する。
フジファブリックと伊藤さんがステージに戻り全員でアジカンの「君という花」を演奏。
やっぱこの曲は盛り上がるな。
ゴッチがステージからはけ民生さんとフジファブリック+伊藤さんで民生さんの「人の息子」とフジの「徒然モノクローム」を。
民生さんに「徒然モノクローム」がバチっとハマって似合ってたなぁ。
続いてのゲストBiSHとともにユニコーンの「大迷惑」とBiSHの「星が瞬く夜に」を。
初めてBiSHを生で観たけどかなりエネルギッシュで場の空気を自分たちのものにしてる感じがしたなぁ。
続いてBRAHMANからTOSHI-LOWが一升瓶を片手に千鳥足でステージに笑
民生さんと最後のゲスト吉川晃司さんのことをイジリつつシリアスな楽曲である民生さんの「近未来」とBRAHMANの「鼎の問」を。
ふざけた感じでMCするけど決めるとこは決めるTOSHI-LOWさんはズルいなと思う。
最後のゲストである吉川晃司さんが登場し民生さんとは地元の同い年で高校時代からの顔見知りだと広島弁トークを繰り広げる。
吉川さんがかなりお茶目な方だったのでビックリしたのとおじさん二人が仲良くお国言葉で喋ってる姿に癒された。
ひとしきり喋った後で民生さんの「さすらい」と吉川さんの「BOY'S LIFE」を。
名曲を立て続けに聴けて最高だったし低いシンバルキックする民生さん面白かった笑
アンコールで先に帰られた岸田さん以外の全員が登場し「イージュー★ライダー」を。
この曲が最後でよかったなとグッときた。
こういう大人になりたいよなぁ。

ライブが終わりGIP菅さんが「若い世代にも文化を繋げたい」といった旨の挨拶をされてて感動したな。
こんなにアツい気持ちでフェスを作ってることもそうだしロックと音楽が大好きだってことが伝わってくるカッコいい大人の姿を見た。
アラバキには通い続けたいなと思う。
最高の2日間になったな。

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