大コタロウ展!~カッパのコタロウ展覧会in船橋ふな茶屋 2021.10.20~
ふな茶屋とは
船橋市に今年秋からオープンした「ふな茶屋」。
ふなっしー、カッパのコタロウをはじめ、たくさんのキャラクターグッズを製作販売している株式会社ラピート運営の和カフェです。
株式会社ラピート
http://rapiit.jp/
ふな茶屋(Twitter)
基本的には水~日の11:30~21:00(※閉店時間は千葉県の営業自粛要請基準に従い変動)。ランチももちろん、夜の営業ではアルコールの提供もあり。のんびりと楽しめるカフェです。
ちなみに、のれんの題字はふなっしーの筆。店内にはサインも飾られていたり、あちこちふなっしーグッズが飾られていたりしますが、「ふな茶屋」だからってふなっしーのカフェではありませんのであしからず。
こちらは定番メニューのコタロウレシピによる「コタコス丼」。タコスライスなんですが、辛さと甘さとナイスバランス!です。
(実は鵜沢社長、料理人経験がある、ユニークな経歴の方です)
大コタロウ展、始まったよ!
さて。
そんなまだオープンしたてのフレッシュなふな茶屋で、初のイベントが10/20からスタートしました。ラピートオリジナルキャラクター、カッパのコタロウくんの個展「大コタロウ展」です。
コタロウくんは人間界にやってきて10年ちょっとなんですが、いつの間にやらイラストスキルをめきめき上達させていて、数年前からは自身の公式グッズのイラストも担当。
ここまではTwitterやInstagramを中心に作品を発表してきたのですが、このCOVID19禍でイベントがなくなってできた「おうちじかん」がさらにその創作意欲を掻き立てたようで、描きに描き溜めた作品をもとに昨年秋に地元押上のパンダジュースさんで初の個展「コタてん!」を開催。これが好評を博し、さらに今年春には「コタてん!2」も開催と、今乗りに乗っている「画伯」です。
参考:パンダジュースでの個展レポ。
コタロウはファニコンにファンコミュニティ「手のひらサイズのハッピーナッツ」を持っているのですが、できあがった作品をほぼ毎日複数枚!公開したり、「おてもとはいしん」というイラスト製作風景の配信をしたりと、どこからこんなに「描く」パワーが出てくるのだろう、と不思議になるほど、たくさんたくさんの作品を産み出しています。
植物を育てるのがうまい人のことを「緑の指」「グリーンサム」なんて言いますが、コタロウの場合は「虹色の手」かもしれません。
タブレットを使ったデジタルイラストにしても、コピックや水彩を使ったアナログイラストにしても、基調はとても淡い色合いです。
たくさんの色を使ってもけして華美にならない。
コタロウのやさしさが形になったようなイラストばかりです。
まさに「ハッピーナッツ!」なイラストの数々。
特に原画ではその淡さ、柔らかさをつぶさに感じることができます。デジタルでは出し切れない、にじみや色の変化。その目で楽しみに、ぜひ。
グッズ販売も行われてますよ。
てなことで初日レポだすす!
店内は作品自体の撮影は禁止、全体を撮影することはOKです。
ふな茶屋さんは以前、佃煮屋さんだったものをそのまま居抜きで使っているそうで、表の飲食スペースのほかに倉庫だったらしいバックヤードが広いんですね。今回の「大コタロウ展」はそのバックヤードを使用して、「コタロウの部屋」を再現!という企画。
なので、今回は展示は展示で見て、飲食は店内で飲食、という形となります。
展示ブースに入るには、店内に入ってお店の方にお声をかけてください(ちなみにトイレもそこにあるので、トイレ行くときも同様です)。
展示コーナーは、こんな感じ。
懐かしい、コタロウがイベントで着た衣装やペットのゴライアス達(ニシキアナゴ)、おもちゃなどがごっちゃりと(笑)
壁には作品が並んでます。この反対側のテーブルにはみんなに書いてほしいメッセージノートが置かれています。そこに何気なく、コタロウがキッチンペーパーひと巻を使って描いた物語もありました(なんだか破きそうで思い切りは開けなかった~)。
BGMはきっと今回もコタロウセレクトですね。
会場が船橋なので、今回はさすがにコタロウも毎日は顔を出せないそうなので、その分も、ノート、楽しみにしてるみたい。行かれたら何かひとこと、感想などぜひぜひ。
展示作品はこんな感じだす!
ラピートに新たに導入された新兵器・UV印刷機!を使ってキャンバスに印刷された作品と、原画の展示になっています。アートキャンバスはすべて受注でオーダー可能。
大:6作品。サイズは4号か6号か…B4よりちょっと小さい?くらいかと。
1:かきごおりの日 かきごおり機の下で氷に埋もれるコタロウさん(笑)
2:へいわのおりづる 淡い水色の色彩がとても美しいやさしい絵でした。
3:みどりのふるさと クロスケはじめカパの家のみんなとともに山登りかな? 一面の緑が印象的な爽やかな一枚。
4:えほん、よむだすよ! 空の雲の上でねそべって絵本を読むコタ。
5:おしゃんてぃーコタ ミュシャの絵のパスティーシュ。とても素敵!
6:クリームソーダ―! マルベル堂さんのプロマイドみたいな、緑の強い1枚。とってもこれ、かわいかったんです。コタロウの緑とクリームソーダの緑の色合いの差!
おしゃんてぃとクリソで悩んでおります。こちら1枚5500円。
アートキャンバス小も6点。サイズ的に3号…A4くらいかなあ?
1:みんなでおひるね ぞうの国のみんなに囲まれてお昼寝。
2:ハーベストムーン 満月と農夫なコタロウ。
3:にじいろマグロはっけん! 青と虹色の濃い色彩の、楽しい1枚。いい夢が見られそう。
4:大ちゃんとコタロウ まんまです。色違いのジャケットでおしゃれ!お誕生日のときに描いていた作品ですね。
5:みんなでねんね おやすみなさい、の瞬間。深い青。
6:バナナとコタロウ バナナムーンにこしかけるコタロウ。輪郭が淡くて幻想的でした。
こちらは4400円。
原画は今回は5点。水彩画かな?画用紙に描かれたものです。
原画は今回も抽選販売の模様。まだ詳細は初日の時点では特に店内に記載はなかったのでそのうちコタロウから発信があるかと。
1:大ちゃん、キレイキレイしてあげるだす! 大ちゃんを身ごしらえしてあげるコタロウ。兄弟愛。余白がきれいでした。
2:との!あおいとりさんだす! 最近よく登場するコタ殿さまが青い鳥に餌をあげているところ。すっごいかわいいこれほしいほしい。
3:カパの家だすよ!おーい!! 大集合!の1枚。わ!ってみんなの声がしそう。
4:ずっと!だーいすきだす!! ぞうさんと顔を寄せ合うコタロウ。市原ぞうの国のゆめ花ちゃんかな?今年は春に2頭のぞうさんの訃報があって、コタロウもずいぶん悲しんでました。
5:おでかけですか?だすすのす~♪ お掃除する小坊主なコタロウ。これは実は前回のコタてん!で購入権を得た方と連絡が取れずに流れてしまったもの。今回再展示、再販売です。
実は今回のタイトル、コタロウによれば双子の兄弟、大ちゃんとコタロウの展覧会だから「大コタロウ展」なんですって。カパの家のみんなの絵がいくつかあるんですが、中でも大ちゃんとふたりの絵が多くて、コタの兄弟愛がいろんなとこに感じられる内容でもあったなあ、と思います。
店内では飲食、グッズ購入のほか、プリントイラストを中心に少し、コタロウの作品も展示されています。懐かしい写真でいっぱいのアルバムも!
先日の配信で鵜沢社長(コタロウの人間界の父、ということでおとーさん、と呼ばれております)の誕生日に送られた、どろろモチーフのイラストもこちらにありますよ~。
なお、グッズはとりあえずは(たぶん、途中で増える予感)クリアフォルダ(300円)、ミニトート(2000円)。アクスタとミニキャンバスと額縁マグネット(各700円)はブラインドです。あたりのアクスタが欲しい(コタロウと大ちゃん!)。
受注品としてトレーナー(3300円)、トートバッグ(2200円)もあり。展示されていない絵柄も入ってます。ギョギョとギョエ、広重の「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」のパロディ(最高!)、ほしいなー。
ポストカードも欲しかったんですが、今回は製作なしのようです。残念~。
ごはんもおいしいんだすよ~
食事メニューも大コタロウ展オリジナルのものになってました。
私は、コタロウ茶漬けをば。コタの好きな鮭の皮が載ってるんですがこれが、お茶で温まってふわっと溶ける、その脂がいい感じ。薬味に塩昆布と柚子の皮が添えられていて、この柚子の皮がその脂をさっとはらうようで心地よいです。小鉢つきで1000円。ドリンクセットは+400円。
大ちゃん茶漬けはサバの味噌煮だそうです。今度たびる。カレーもおいしそうだったな~!コタコス丼、ホットサンドは定番で残るようです。
アルコールは600円程度~ 瓶ビール、ハイボール、サワー類等。フルーツジュースは今は梨は終わって、みかんかりんごか、ってとこみたいです(現地でご確認を~)。
展示を眺めつつ食べる、ではなく、別になってるので、作品をしっかり見る!って感じで展覧会らしさは増した感じです。
パンダジュースさんのみっちり空間とはまた違う雰囲気で楽しかった~。
店内は2人がけで4組くらいが限界というところ。こじんまりとしてますので(天井が高いので密な感じはないです)、混み合う時間は譲り合いで。平日がオススメです。
何度か通う予定なので、何かあれば追記します。
いるだけで幸せ空間をありガトーショコラだすよ、コタロウ~!
また来るねー!
ふな茶屋へのルート
〒273-0003 千葉県船橋市宮本2丁目12−10
最寄り駅 京成電鉄 大神宮下(船橋から1駅、各駅停車のみ)
南船橋ららぽーとTOKYO-BAYから歩いて15分ほど、船橋駅から歩いて20分ほど。
いただいたサポートは私の血肉になっていずれ言葉になって還っていくと思います(いや特に「活動費」とかないから)。でも、そのサポート分をあなたの血肉にしてもらった方がきっといいと思うのでどうぞお気遣いなく。