鬼滅の刃 全集中展2022東京
松屋銀座で開催中の「鬼滅の刃 全集中展 無限列車編・遊郭編」。4/27に行ってきました。
鬼滅の刃 全集中展 東京
松屋銀座8階イベントスクエア
2022.4.20-5.9
これだけのメガアニメにしては会期が短めですよねえ。おかげで時間帯別入場チケットは事前に完売! 当日券もありません。うひー。
このあと福岡、札幌と巡回しますが、どこも人気なんだろうなー。今後制作が発表されている刀鍛冶の里編までファンの気持ちを離さない仕掛けのひとつなんだろうと思います。アニプレックスさんはそのへんの情動コントロールがとてもうまいなーといつも思う。
展示は色々仕掛けがあって面白かったんですが、私としては、先日の幕張メッセでの「鬼滅の宴」(ハズレて行けなかったッ)での「1カット展」から抜粋で展示されていた原画とCG制作の流れがわかるムービーが一番面白く、見ごたえありました。
遊郭編は特に戦闘シーンが素晴らしかったのですが、なんと!7ヶ月もかけて!1場面のために!制作されてたという、ufotableさんのその一念に涙が出そうでした。
これだけ愛情こめて作られたアニメだからこそ、百億の男も誕生するわけですね。脱帽。
展示はパネルや企画ものはほぼ撮影OKでしたが、原画・作画資料、キャラ設定資料などは禁止でした。大切な資料ですもんね。
そのほかでは、3面シアターでの猗窩座と煉獄さんのバトルシーン、さらにラストのメインシアターの遊郭編のダイジェストがよかったです。特にメインシアターはヘッドホンありで音の臨場感ハンパない。
天元役の小西和幸さんの声の色気に倒れそうでした。
入場券完売なのでオススメ!とも言えなくて残念ですが、福岡・札幌に行かれる方はお楽しみに!
◆
さて。
撮影OK部分からいくつか写真も交えつつ展示レポ。ネタバレしますので、以下はネタバレされたくないかたはお気をつけください。
◎入場方法のこと
チケット購入時に2時間ごとの「入場区分」を選んで買うと、抽選で「グループ」「集合時間」「整理番号」が割り当てられます。
この「グループ・集合時間・整理番号」がチケットだけではややわかりにくい。舐めるように読めばしっかり書いてあるんですけどね。
どうしても「入場区分」で集まりがちらしくて、係の方が何度も何度も説明してました。
基本的には「グループ」の時間になるまで待っちゃだめなことになってます。
グループの集合時間が10分間、それが終わると入場です(そのあとでも入れるけどグループでは最後尾になります)。
私、仕事帰りだったので「18時」を選んでいて、グループが最後の「AB」。つまり入れるのは19時10分以降、閉店は20時。グッズも買うとなると観覧時間正味30分。
そんなん、無理やろ!(笑)
…まあ、なんとかなりましたけど、かなりの駆け足になりました。次回は休みを取るつもりで朝イチの時間帯を選びます。ええ。
中での滞在に制限時間はないので、選ぶなら絶対に早い時間ですよ。
入るときに藤花彫りを模したスタンプを押してくれます。
どこかでブルーライトで見ることができます。
一番下の庚だっ!
グーで押してもらうとパーにしたときに間延びしちゃうので気をつけて…
◎イヤホンガイド
イヤホンガイドは今回は煉獄さんと天元様。
日野さんと小西さんじゃなくて、煉獄さんと天元様です。
ガイドというより、各展示への導入なので、別に後で聴いても先に聴いても大丈夫です。前半は煉獄さん、後半は天元さん、最後にどちらも登場するおまけあり。
展示をじっくり見るときは実機レンタル版、展示はゆっくり見られないときはスマホ版をおすすめ。スマホ版はURLが2時間有効なので、外で聴くこともできますんで。
私も帰りに電車の中でニヤニヤしました(笑)
◎エントランス
エントランスは無限列車編。
オープニングの影絵での再現から導入です。
このとき煉獄さん、ずーーーーーーーっと、「うまい!うまい!」って叫び続けてて、ぐるっと回って遊郭編の最後のコーナーにたどり着いたらまた聞こえて来てめちゃくちゃ笑いました。
◎無限列車編(魘夢の夢)
無限列車編の魘夢の見せる夢の場面がパネルでずらり。おっと、魘夢がいるぞ?
隣の部屋には魘夢がいて、踏んでごらんって誘ってきます。魘夢とツーショもできるよ!(自撮りは難しかった)
ここで「鬼滅の宴」の1カット展からの抜粋、第一弾が流れてます。これにどうしても時間を取られるので滞留しないようにパネルの部屋があるのかも。
ここでは、猗窩座と煉獄さんの戦闘シーンの解説が。動きを優先させるために絵コンテから先に背景とモーションを作り、それからキャラクターの原画、彩色という動きになってるそうで、できあがるまでの変化を見ることができる、面白いムービーでした。
デジタル、すごいな。
◎無限列車編〜猗窩座と炎柱
完成したその場面を含む、猗窩座と炎柱の戦闘シーンを3面スクリーンで。
これ、もとのアニメーションを3面に再編集してあるんだよなあ、すごいなーと思いつつ見てました。無限列車編で使われた炎柱の型は全部、出てると思います(そこまで詳しくない、すんません)。
真ん中で見るのが絶対にオススメ。混んでると終わったら次のコーナー進んでって言われちゃうので場所取りがむばれ。
◎無限列車編〜煉獄杏寿郎
煉獄さん特集部屋です。
マントと日輪刀。設定資料。
一面に無限列車編での煉獄さんのパネルが並んでいて、3つ、ムービーが流れます。
この部屋にいるとき、みんななんか、シン、としてました。
◎屏風の間
遊郭編への導入。
今回の全集中展のキービジュアルが屏風になって並んでます。
このあとの遊郭潜入編がすごく時間のかかるコンテンツなので待機部屋にもなってます。屏風の前で記念撮影する方も。
◎遊郭編〜遊郭潜入
この部屋は…笑わせたいんだろうなあ…(笑)
ひとりで行ってたんですが、我慢できず、前の方とずっと笑って分かち合いました。
右側は襖に覗き穴がたくさん並んでて、みんなで順番に覗くという変態展示です。
写真撮影オーケーです。みんな、襖の覗き穴にカメラを向けて真剣に撮影するという、ほんと変態でした(笑)
穴は10個くらいあったかな…? めっちゃ笑いました。炭子と善子と猪子が並んでるやつが好き。
更に反対側は障子に名場面が並ぶ中、ムキムキねずみが潜んでるのでみんなそれを撮るのに並んでました。
あと、例のアレはここで試せます。
汗で流れてるとちょっと薄くなるので気をつけて!←俺だ…
◎遊郭編〜堕姫と妓夫太郎
ラスト展示はいよいよ遊郭編、戦闘シーン。
堕姫のパネル展示は帯の表現が立体的で、これは素敵だったなー。一部、帯に取り込まれる体験ができるとこもあります(混んでるとちょっと撮影が難しい)。
天元様の日輪刀、でけえ。こんなんを指先で掴んで振れるのおかしいわ(褒めてる)。
ここで、再び「鬼滅の宴」1カット展から、天元様と妓夫太郎のバトルシーンの制作過程、そして、堕姫と炭治郎・善逸・猪之助とのバトルシーンの制作過程を見ることができます。
あれだけ遊郭編のバトルシーンが凄かった理由の一端を感じることができました。
ひとつのシーンに7ヶ月て!どういうこと!
すごすぎる!
◎遊郭編〜メインシアター
最後はメインシアターで、遊郭編のダイジェストムービーを。
ヘッドホンを渡されて、ここからは戻れないことを伝えられるので、見足りない方は戻りましょう。
オーケーとなったら、堕姫と妓夫太郎の切ないパネルを眺めつつ順番を待って、メインシアターへ。
3列あるんですが、最後列が楽です(前2列は座らされる)。
耳元から流れてくるキャラクターの台詞、何度も聴いた遊郭編のダイジェストなのに、いちいと痺れてしまう…天元様がすごい破壊力で耳元に迫ってくるので気をつけて!
そしてやっぱり、最後の炭治郎の台詞には泣いてしまうのでした…。
これも多面になってて、再編集されててすごいクオリティ。1回しか見られないの残念です。また見たいよー!
◎おまけ・キメツ学園
刀鍛冶の里編のティザーが流れて次への期待が高まる中、最後はキメツ学園でほのぼのと展示は終了です。
この裏に、キメツ学園掲示板があるんですが、撮影禁止でした。もしかしてなんか先の企画のネタバレがあったのかな?
とにかく時間がなくて隅から隅までは読めなかった!んです!
ほんとね、最大の今後の皆様へのアドバイスは、初めて行くときに最終入場区分を選ぶのははやめておけ!につきますよ…ええ…2度目以降はいいと思います…
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ほんとは20時閉場なんですけど、さすがに少し延長して選ばせてくれました(フロア自体はレストランフロアと同じなのでもう少し開いてるからだと思いますが)。ふー。
グッズはとにかくすごい勢いで買われてるそうで、毎日入荷はするんですが、夕方には人気商品はスッカラカン。メルカリなどでだいぶ転売されてる様子…さもしい話ですね。
(今回描き下ろしの原画担当の皆さんの色紙がブラインドのせいかもしれませんが)
幸い残っていた、遊郭編の和三盆糖+金平糖のセットとパンフレット、東京限定クリアファイルを買って帰りました。パンフレット以外は買わないつもりだったけど、和三盆糖の天元様がかわいすぎてつい。
バタバタはしましたけど、それでも楽しかったー!
次回の全集中展は刀鍛冶の里編のあとですかねえ…楽しみに待ちたいと思います。