ゆめちゃんの「小さい衣装展」2024.2.25
たかたのゆめちゃん。
東日本大震災をきっかけに誕生した、陸前高田市のご当地キャラクターで、「陸前高田市ゆめ大使」として、陸前高田市の子どもたちの応援、そして、陸前高田市のPRや復興支援のために活動しています。
2020年には、ゆるキャラグランプリにてグランプリも獲得しています。
今年でその活動も12年目。震災の翌年に誕生していますから、震災からもそれだけ年月が過ぎたということでもありますね…陸前高田にも、震災を知らない、記憶していない世代が増えてきたなか、記憶を風化させない、防災の重要さを伝えるという意味で、ゆめちゃんのお仕事はますます大切になっていくのではないかと思います。
そのゆめちゃんは、2022年にファンや有志のクラウドファンディングなどの支援を受けて誕生した、陸前高田市のゆめちゃんハウスが地元での活動拠点なんですが、東京のAidTAKATA事務局にも拠点を持っていて、関東のファンとはここで主にコミュニケーションを図っています。
特にCOVID19禍以降、大きなキャラクターイベントが減少する中で、この事務局での交流の場、月に一度のファンミーティング「もふもふ会」はファンとの絆を保つために大きな役割を果たしていたのではないかと思います。
どのキャラさんも、COVID19禍が明けたとして大きなイベントは戻らない見通しからなのか、各自の地元でそうした小さなコミュニティを作る傾向が強いと感じていますが、逆にそもそもは地元のために生まれたご当地キャラとしてはその道は正解なのではないかとも感じています。まずは地元の人々との交流と、コアなファンをしっかり守っていくこと。
そんなゆめちゃんの東京事務所にて、2/25に開催されたのが「小さい衣装展」。
ゆめちゃんの「もふもふ会」には、いつもタイミングが合わず参加したことはないのですが、ようやく行けるじゃーん!ということで、雨の日曜日、行ってまいりました。
事務所もそれほど大きくはないうえに、衣装を展示するとあって今回は1時間ごとに参加人数を絞り、数回にわけて開催でした。私は13時の回に参加。初めての訪問でしっかり道に迷い(笑)やや遅れて到着〜。室内はゆめちゃんの衣装や小道具でみっしり!でした。
みんなには展示を見てもらうだけではなく、ゆめちゃんの衣装を体験してほしい!ということで「YUME'S SHOP」オープン!
ゆめちゃん、カリスマ店員にへんしーん!
(ゆめパパがずっと、ハウスマヌカンって言っててわかる世代は限られていた…・笑)
ちなみに、すべての回でゆめちゃんの着てる衣装も変わったそうで、このシックなハロウィンのドレスはかなりレアだとか。私も初めて見ました。
ゆめちゃんが、参加者ひとりひとりの衣装を見立ててくれます。 私は、ふにゃっしーの誕生日会のときの衣装か、椿柄の和服か、好きな方を選んで!とのこと。
なんか、私には最初から決めてくれてたらしく。
着物は私がよくイベントで着ていたのを覚えてくれていたかららしいんで悩みましたが、前日がふにゃっしーの誕生日だったのもあり、ふにゃっしーを選ばせてもらいましたー!
スカートもゆめちゃんが選んでくれて、この色合わせいいね!とキャッキャしつつ着用。
ツーショット!
チェキは有料ですが、あとでゆめちゃんがサインしてくれるのでみんなお願いしてました。
着てみてわかったんですが、衣装おもーーい。
重い。これ着て踊ったり、グリーティングしたりしてんのかー、ゆめちゃんすごーい、と思いました。
(ダンスの衣装は軽めに作ってるかもしれませんね)
そんな感じでみんなが衣装写真を撮ってる間は展示をゆっくり拝見。
その後、サイン会です。
ゆめちゃん的に書きやすい位置があるそうで、最初にチェキ置き場所をカキカキ…
いろいろお話しながらサインを書いてもらいます。
実はゆめちゃんとツーショットのチェキは初でして…あんまり来てないのがしっかりバレてました(笑)
いろいろライブとか忙しいもんねーとやさしく許してくれたゆめちゃんですが、そこからtoybee、とみちゃんの話になり、なんとtoybeeワンマンに来てくれたことか。イケメンとみちゃん、相変わらず気に入ってくれてるようです。
そして、隼さんのかっこよさについては「わかるーーー!」とはげしく賛同してくれました。
楽しかったー。
こちらがそのチェキ!
ふにゃっしーへのお祝いも書いてくれました。 またステージで一緒に踊ってねー♥
さてさて。
肝心のお衣装や小道具。全部は飾りきれないので厳選された展示でした。
ゆめちゃんの衣装・小道具はスタッフ・美術班さんの手作りです。
どの衣装にも思い出はたくさんあるので、ゆめママと話したり、みんなでこれはあれだねえと語ったり。
一回限りのレアなものもたくさんあるんですって。
ゴールインパーティーの衣装はさすが、華やかだー!
帰り際にはゆめちゃん自ら、ハッシュタグ指定。長いよ、ゆめちゃん(笑)
でもほんとに、美術班さんあってのこれだけの衣装、これだけのスティックなんですよね。11年間の圧巻の集大成(しかもこれでほんの一部!)、たっぷり拝見しました。
とってもとってもかわいくて楽しい衣装展でしたが、ひとつ、気になってることが。
事前のスタッフさんからの注意事項(日本人は「押すなよ押すなよ」病だから、これはフリなのか?と案じましたがほんとの禁止事項でした・笑)を帰宅したあとで読み直しながらふと、今回のイベントタイトルが「ゆめちゃんの小さな衣装展」
ではなく
「ゆめちゃんの小さい衣装展」
だったのは、「小さい」は展示規模ではなく、もしかして衣装の大きさのことだったんですかね…?
今度、そっとスタッフさんに正解を聴こうと思います(笑)