ChatGPTをSlackで使うには?Zapierでの連携方法を試してみた
こんにちは!
今回は「Slack上でコメントを打つとChatGPTが回答してくれる」というシステムを作ってみました。
その連携のための架け橋としてZapierというツールを使っています。
やってみた感想
思っていたより簡単に連携できました!
SlackもChatGPTも標準でZapier上で使えるので特に難しいところもなく連携できます。
ChatGPT APIを扱う場合の基本的な組み合わせと思うので、今回の連携ができれば色々応用できると思います!
なぜZapier?
今回Zapierを選んだのは、ChatGPTのAPIを使った何某を調べているとよくでてきたので試してみました。
使い勝手はいいですが、無料枠は本当にお試しくらいのことしかできず、料金も少し高め。
今のところ「他の連携方法も探しておこう」と思ってます(笑)
プログラムを書かなくていいので非エンジニアでも使えるというのはメリットですね!
準備するもの
・SlackのアカウントID
・ChatGPTのAPI
この2つだけでできちゃいます!
Zapierを使ったSlack連携の手順
大きな流れはこんな感じ。
Zapを作成
トリガー作成:Slackでコメントがあったら開始
アクション作成:コメントをChatGPT に投げる
アクション作成:回答をSlackで出力
完成図は↓になります。
早速作っていきましょう!
1.Zapを作成
フロー図が出てくるので、↓みたいな感じで選択してください。
2.トリガー作成:Slackでコメントがあったら開始
⚠️『Trigger for Bot Message?』を『No』にする!!
Yesにしてしまうとbotの回答に対して反応して無限ループします。
設定できたら最後の『Test』を行なってください。
Zapier内でテストプレビューしてくれます!
この機能は結構ありがたい!
テストが終わったらトリガーの「Slackにコメントがあったら…」設定完了!
3.アクション作成:コメントをChatGPT に投げる
アカウント設定をクリックすると↓が開くので『API Key』を入力する。
API KeyはOpenAI APIはこちらから(https://platform.openai.com/)
⚠️ChatGPTと別アカウントなので注意
『Assistant Instruction』は指示文です。
Slackでどのようなチャットをするのかによってここで指示を入れます。
(OpenAI側での設定も可能…?)
ここは入れなくてもOKです!
Slackのコメントがそのまま反映されるので、指示はSlackでしたい場合はむしろ設定しないようにした方が良いと思います。
Slackと同様テストして、問題なければChatGPTの設定も完了です!
4.アクション作成:回答をSlackで出力
最後に出力の設定!
ちなみに「テスト確認しました。〜〜」というのはプレビューのような感じで、Zapier内でのテスト結果が表示されます。
これによって何が出力されるのか見えるので、めちゃくちゃわかりやすいです。
これで↓のようになったかと思います。
最後に右上にある『Publish』というボタンを押せば完了!
Slackでテストしてみます。
成功したらこんな感じ
今回は↓のような指示を入れていました。
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日本語で回答してください。
120文字以内で簡潔にお願いします。
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カウントすると80文字だったので、ちゃんと指示も通っているようですね!(もう少しわかりやすい指示を入れればよかった・・・)
まとめ
今回はZapierを使って、ChatGPTとSlackを連携しました。
これだけでは活用機会は少なそうですが、色々応用は効きそうです。
・RSSとSlackを連携してニュース収集→ChatGPTに概要ライティング
・社内FAQをSlackで構築
・Slack以外のチャットアプリと連携
などなど活用が楽しみです!
今後も学んだことや検証の結果を発信していきます。
私も情報交換して学びたいので興味のある方は、ぜひ気軽にフォローやコメントよろしくお願いいたします!