花火 メモ
ふと思い立ったので自分のバンドの曲について、これから忘れないようにどんどん書いておこうと思います。また、思い出したことがあったら加筆します(^O^)v
今回は花火という曲について覚えている限りのことをメモします。この曲はせだい結成一年目(二年目?)の2019年7月末にリリースした、せだいとしては初のうんにょん曲になります。
メンバーに提出用のデモ音源自体は、4~5月頃には前職をほぼバックレに近い形で退職をして完成させましたが、実際に合わせてみるとイメージしていた「グッ」と来る感じに欠けてしまって、ドラムの沼尻くんと何回も2人で個人練習に入ったのを覚えています。今だったら絶対やらないですね、疲れるし・・
曲のイメージとしてはbloodthirsty butchersの7月の感じをどうしても自分のバンドでやりたくて、まずはイントロのコード進行と、一通り曲が終わったら最後にまたこの進行に戻ってハーフテンポで長めのギターソロをやる、という設計から始めました。イントロのドラムフレーズとか7月そのまま過ぎですよね。
↑デモの段階ではギターにもコーラスをかけていて、これはこれで好きです。これだけの為にコーラスペダルを買うのがめんどくさくて諦めました。
曲の展開については、ギターソロを弾きたいという目的の為だけに作っているのでその他についてすごく悩みました。そういう時、困ったらASIAN KUNG-FU GENERATIONがすごく参考になるので例に漏れず探してる内に「新しい世界」という曲のイントロのシンコペーションが使えそうだなと思ったので、無理やりビートを変えてぶち込みました。
(Aメロ)コード進行がGだけ、正確には半音ずつ下がってく音をギターで足してコード感を変えてるんですが、ベースは4弦3フレットの音だけをひたすら弾いてもらってます。楽そうでいいですね。この進行については本当に苦し紛れに仮でぶち込んでいたものをそのまま採用しました。今となっては”逆に”感を醸し出していてよかったのかなあと思います。
(Bメロ)いまだにサンセットってなんだよ・・って気持ちになるんですが、聴いてて大丈夫そうでしょうか?でもサンセット以外にあてはまる言葉がレコーディングまでに思いつかなくて、今でも他にいいワードがあったら随時募集中です。コード進行については最初はGなんですが、2周目はEm始まりになっていてサビへの雰囲気にぬるりと入れるように気を使ったりしてて強いてあげるならそこがこだわりポイントです。
(サビ)Bメロの後半でマイナー感を匂わせて、ガッツリマイナーコード始まりです。個人的にマイナーコードで始まるサビがすごく好きなんですが、どの曲?と聞かれると全然出てきません。でもメロが和風チックでちょっといい感じになったかなと思っています。
和風チックといえばこの曲はツイッターを通して海外の方にも沢山反応をもらえた曲でもあって、自分が作った曲に、英語とかタイ語とかで感想をもらえるという経験がおもしろかったです。ただ、リリース初日に(やべえ作品を世に放ってしまった・・売れちゃったらどうしよう・・)くらいの意気込みで反応を待ったら、16いいねくらいしかつかなくてかなりヘコみました。
その他、細かい部分については、さくましに何かいい感じにしてくれない?と匙を投げたところ、後半のBメロはくどいからソロにしよう、ギターのハモリフレーズを入れようなど指揮を取ってくれて、最初からこの人に任せておけばよかったじゃんと思いました。
(アウトロ)音源のミックスの時に、アウトロに入った瞬間にとにかく大きい音になるように全ての音をマスターボリュームで急にデカくしたら、絶対やめた方がいいってみんなに言われてやめました。
歌詞についてはちょうど仕事を辞めてヒキニートをしていた頃だったので、(友達に会いたいよう・・)というような内容になっていますね。
以上、ひらめきと勢いだけで完成したというよりは、毎日朝の5時までiPhoneのガレージバンドに向き合い、進捗ゼロですみたいな日を経て、少しずつこれならいけるかもというフレーズを積み重ねて完成した点では思い入れのある曲なので、今後もたまに聴いてくれると嬉しいです♪