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【島根県雲南市】隊員自己紹介 山田 稔紀   *鳥獣対策コーディネーター

名前   :山田 稔紀
肩書き  :雲南市地域おこし協力隊 鳥獣対策コーディネーター
活動場所 :雲南市役所勤務、雲南市内全域
ミッション:雲南市内全域の鳥獣被害対応。駆除の実施や被害対策支援など
できること:有害駆除、侵入防止対策支援 
趣味   :釣り、野球観戦(ホークスファン)
したいこと:市内の鳥獣被害減少につながる取り組み。
      効率的かつ有効な対策の実施。


◆自己紹介

初めまして!山田稔紀(やまだ としき)です。福岡県朝倉市出身、1993年11月8日生まれの30歳です。高校卒業後2年間水泳のインストラクターとして働き、一年の浪人期間を経て島根大学に進学。そこからなんやかんやとありまして、山陰での居住歴は10年目に突入しました。大学では地層学を専攻し、高校理科(生物)の教員免許も取得しました。

↑ 大学の卒業式の写真。今より10㎏程痩せてる。。

福岡県出身というと多くの方に「都会出身」と思われがちですが、私が生まれ育った地はとても田舎です。朝倉市の半分以上は山地で、グーグルマップで実家の場所を検索しピンチアウトすると画面いっぱいに田園風景が広がります。(笑)

↑ 朝倉市ってこんな感じです。

そんな自然あふれる環境で育ったせいか幼いころから動物や昆虫など生き物が好きで、自然環境についても強く興味を惹かれており、放課後や休みの日は家でゲームではなく、庭などで虫取りをしたり、図書館で図鑑など読んだりして過ごしていました(小説も好きです)。自然や生き物好きであったこともあり、理科は得意科目で、特に生物が得意科目でした。

基本的に物事には広く浅く取り組むタイプですが、水泳だけは6歳から18歳まで継続し、一応九州大会にも出場経験があります。(もうあの頃みたいには泳げません。過去の栄光です。)

◆協力隊になった経緯

昔から生き物が好きで、自然環境や生き物にかかわる仕事がしたい!という思いはありましたが、チャレンジャー精神に乏しく、さらに先のことばかり考えて安定を求めた結果、いろいろと言い訳・理由付けをして「好きなこと」を仕事にするという選択肢を排除してきました。

そんな中30歳を目前としたタイミングで転職したいという思いが強くなり、インターネットでやりたいことのキーワードを入力して職探しをする中で雲南市の協力隊募集ページにたどり着きました。鳥獣害対策についての専門知識はありませんでしたが、強く惹かれる業務内容で、自分が好きなことを仕事にできるまたとないチャンスだ!!と思い応募を決意しました。

◆協力隊の活動内容

現在、鳥獣対策の専門員として仕事をしていますが、鳥獣対策については専門的に学んだ経験はなく、8月に着任して以降様々な学びを得ている途中です。まだまだ専門知識は足りない部分もありますが、少しずつ知識も増えてきました。また、人とコミュニケーションをとることや、物事を効率的に動かすためのアイディア出しなどは得意なほうなので、周りの皆さんの力をお借りしつつ、地域の鳥獣害対策に一役立てるよう日々奮闘中です!!

具体的な活動内容としては市民の皆様から寄せられる鳥獣(イノシシ、サル、クマ、その他小動物等)被害相談への応対、捕獲・防除活動(ニホンザルの駆除、サギの追い払い、有害捕獲など)を行っています。6月号から市報にコラムも掲載しております。(年4回)

活動を開始してから分かった事ですが、鳥獣害対策というのはマイナス(被害)をゼロに戻すという作業が主で、対策にコストが結構かかる割になかなか短期的には効果がプラスとして実感しにくく、課題が多くある大変な業務です。中山間地域において野生動物との関わりは切っても切れないものであり、雲南地域においても必須である鳥獣害対策という仕事は難しさもありますが、同時に強いやりがいも感じています。

↑ とある市内のブドウ園でサル対策について 現場対応中の写真