【島根県雲南市】隊員自己紹介 岩田 翔平
名前 :岩田翔平(いわたしょうへい)
肩書き :雲南市起業型地域おこし協力隊
活動場所 :雲南市内、主に奥出雲葡萄園
ミッション:雲南独自のテロワール(歴史や文化をもとにした地域の個性)を体験することのできる事業づくり
できること:雲南市の魅力を伝え、都市部や海外から人や企業を呼び込む
したいこと:ワインづくり含む地域でおこなえる創造的体験の開発
◆自己紹介
はじめまして岩田翔平です。出身は雲南市吉田町で、吉田小・中学校、開星高校を卒業後、大阪の大学を経て東京で就職しました。インターネット企業での経験が長く、スタートアップから東証プライム市場への上場までを人事として経験しました。プライベートでは、世田谷区のまちづくりを行うNPO法人(2022年12月まで理事を務める)で地域のコミュニティ活動を行ったり、友人とともに北欧に日本文化を届けるためのLYCKA Japan & Swedenの立ち上げなどを行っています。
◆協力隊になった経緯
幼い頃から「自分が生まれ育った町は過疎化でなくなってしまうかもしれない」そう思っていたため、いつかは地元に戻って地域のためになることをしたいと考えてきました。社会人になってからの仕事や生活は刺激的でそんなことを考える時間も少なくなっていたのですが、数年前から地方を旅する中で出会った“都市と地域をつなぐ人たち”の姿を見たことをきっかけに、「自分自身も地元のためにできることがあるのではないか」と考えるようになりました。その後、知人・友人を中心に様々な人たちを雲南市に招待してその魅力を伝えることに手応えを感じていたタイミングで起業型地域おこし協力隊Seedの募集があることを知り、応募しました。(経緯について取材いただいた記事はこちら)
◆協力隊の活動内容
現在は市内と都市部それぞれの事業者を巡り、それぞれの課題やニーズを把握することで都市部からみた地域の魅力を最も活かせるコンテンツの開発に取り組んでいます。
地域の魅力を表すキーワードを現時点では“創造性を発揮できるフィールド”と捉えています。「日本一チャレンジにやさしいまち」として誰もがチャレンジできる環境をつくってきた雲南市は、物理的にもカルチャー的にも都市部にはない創造的なフィールドだと思います。
地域で様々なチャレンジをする人たち、またそれを全力で応援する人たちや仕組み、それ自体が最も魅力的なコンテンツで、その連鎖が広がることが地域の未来につながると信じています。
チャレンジの連鎖を広げる、そのためにも私自身のチャレンジとしてワイナリーの立ち上げにも取り組んでいます。学べば学ぶほど短期間で実現できるものではないと痛感していますが、そのチャレンジや創造の過程を含めて、多くの人たちに魅力を伝えていきたいと考えています。