ひまわり迷路への挑戦(2年目R5)
今までのお話
令和4年度の活動は耕作放棄地(休耕田)を自治会別にまとめる作業を行いました。
当時の部長(K氏)の提案で、交流センターの川を挟んだ向こう岸に休耕田があり、地主さんと仕事の関係で話をすること(貸出しについて)ができるとのこと。
さっそく部会で提案し、部員からの了承をいただくことができました。
ひまわりの種もいろいろ
続いて、ひまわりの種の選択です。
とりあえず迷路を目指したいので、背の高くなる品種をネットで検索
そこで選んだのが以下の4種
どの品種が土地に合うのか分からなかったので、上記4種で比べてみることにしました。
雑草との闘い開始
種まきの次に聞く話は、雑草に芽が負けるといけない。
と聞いていたので、危機感を抱いていましたが、最初の2週間はそれほど雑草も気にならず。
それからはぼちぼち手抜きで、雑草取り。
季節は夏。
昼間の作業はなるべく控えたいので、10時までの時間でぼちぼち。
でも、さすが田んぼ。面積が広い、せいぜい時間内にできるのは2列くらい。それでもなんとか、芽が雑草に負けることなく伸びてきましたが、雑草いつまで、対処しないといけないんだ(笑)
背が高く伸びるタイプの雑草は、伸びる速度が速い(笑)
ということで、考えたのは、安くて持ち運びが簡単な耕運機がないかで、選んだのが下記のコードレス耕運機
しかし、すでに伸び切った雑草には勝てず、少し進むと、雑草が絡まって動きがSTOP 鎌が早いか、手抜きか
そうこう、ジタバタしているうちに、ひまわりはすくすく伸び、苗の間に入るのも難しい状況になったので、ひとまず、雑草との戦いは休戦しました。
ちなみにあぜ道の草刈りは、部員で交代制で除草しました。
田んぼに種まきをするということで
田起こし
話が遡りますが、この土地は、休耕田であったため、年に数回田起こしというものをされていました。
畑というには、荒く起こしてあったので、あらためて耕運機で何回かに分けて混ぜ、畑として使える状態に持っていきます。
また、もともとは田ということで、水が溜まりやすい環境でした。ひまわりは水はけのよい土地を好む植物。
溝切り
溝切りの耕運機で、畦の横をぐるっと溝切を行い、水がそこに逃げるように掘り下げました。
肥料
有機化成888を使用
開花状態
8月7日のひまわりの開花状態は上記です。
品種によるばらつきもありますが、1週間前からほぼ開花状態になり、8月7日以降はだんだんと花が枯れ始めました。
ここで、ふと思ったのが、結構開花期間が短いということに気づいたことでした。
上記左の写真から、品種によりばらつきが目立ちますが、それよりも、同じ品種なのに、場所によって背丈が全く違うこと。
左の写真でいう右側と手前の成長はとても良いが、左側であったり、奥の方の成長があまりよくないことでした。
この原因で考えられるのは、水はけでしょうか。
次年度は、上記の品種から一つに絞り、肥料を多く与えて、高さの均一化が図れるのか試験栽培したいと思います。
番外編
『ひまわり迷路先進地』益田市美濃地区訪問
美濃地区ひまわり迷路
平成17年に設立した14人の「女性グループ」が、遊休農地の利活用や景観向上の目的で、平成24年から「ひまわり」を40aで植栽し、平成30年より種からヒマワリ油を搾油、食用油、石鹸や化粧品等を開発加工販売していたが、令和5年現在は休止中。令和元年度より栽培活動は「はつらつ美濃の里」に移行。
毎年多くのボランティア(4~50人)が種まきに参加
種子 サンマリノ NSデュカット
補助金を得て、農機具の充実化を図る。
ひまわり迷路では毎年多くのお客様が見学に来訪される。
花が終わると、残骸を粉砕しすぐに耕運、その後「菜の花」の種まきのための準備に取り掛かります。
LAZUDA紹介『島根のはしっこにあるひまわりの穴場!益田市美濃地区へ』