「平和を」の願いを音楽にのせて~ピアノコンサート(2)
8月24日、いいし へいわの里(旧飯石小学校)体育館で「”平和を”ピアノコンサート」が開催されました。
ジャンルを超えた、楽しくダイナミックな演奏
土曜の午後遅めという変則的な時間帯ではありましたが、地域内外からたくさんの人に集まっていただきました。
曲目は、オリジナル曲も含め8曲です。
① イマジン
② チューリップ
③ 私のお気に入り
④ レフトアローン
⑤ ふるさと
⑥ わっはっは(オリジナル曲)
⑦ いいし へいわの里(オリジナル曲)
⑧ 平和を(オリジナル曲)
ジャズのスタンダードナンバーから、みんなで歌える唱歌もまじえて、とても楽しい1時間となりました。
3月に演奏してくださった「チューリップ」も、今度はグランドピアノで聴くことができました。
永井博士のふるさと飯石をイメージして作られた「いいし へいわの里」は心温まる素敵なナンバー。
Youtubeで公開されています。
そして、この日にはじめて披露された「平和を」!
楽譜と歌詞カードを来場者に配布し、河野さんの紡ぐ言葉をかみしめながら聴きました。
”武器をおいて語り合おう
心安らぐ月の光の下で
子どものころ遊んだ野山、
鳥の声、川の音を感じながら
私の、あなたの 子ども達
世界の誰もが 幸せになれる
平和を”
(歌詞全体は河野さんのホームぺージに掲載されています)
コンサートは大きな感動に包まれて終わりました。
自主組織 雲見の里いいしの稲田会長が
「この飯石小学校が閉校するとき、最後に演奏されたのが「ふるさと」でした。今日、河野さんとは何の打ち合わせもしていないのに、ふるさとを演奏していただき、当時を思い出して感動しました」
と感謝の言葉を述べました。
アンコールはおいたちの家で
コンサートの後、河野さんに「永井隆博士おいたちの家」を訪れていただき、アンコールでもう一度「平和を」を歌ってもらいました。3月にも持ち込んだ、小さなキーボードでの演奏でした。
夕暮れ時のおいたちの家で、わずかな明かりのもとで演奏される「平和を」には、また別の感動がありました。
「平和を」
コンサートのアンケートでは次のような感想が聞かれました。
ピアノコンサート、初めてでした。とても良い機会を与えてもらい喜びました。力強く、そして優しいコンサートでした。
河野さんの平和を願う気持ちがとても響きました。飯石の曲、川のせせらぎや人々の営み、自然の豊かさなどがあふれていて素敵でした。
使われなくなったピアノが、又使ってもらえたらうれしいことだと思います。
なかなかプロのジャズピアニストの方のピアノを聞くことがないのでとても良い経験になりました。
「平和を」の曲が世界へ流れるように願っています。
本当に平和であってほしい。平和は私たち一人ひとりの心から。
永井隆博士がまた一つ、ご縁をつないでくれました。「平和を」の思いが、ますます広がっていくことを願っています。
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