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「平和を」の願いを音楽にのせて~ピアノコンサート(1)

8月24日、いいし へいわの里(旧飯石小学校)体育館で「”平和を”ピアノコンサート」が開催されました。


ジャズピアニスト・河野康弘さんとの出会い

 河野さんは、自然環境と平和をテーマに、世界を舞台に活躍しておられるジャズピアニストです。

 河野さんとの出会いは今年の3月でした。河野さんが雲南市内でコンサートをされた日、河野さんを応援している飯石地区住民さんが、河野さんを連れておいたちの家にやってこられたのでした。

 淡い期待を抱いて、小さなキーボードをおいたちの家に持ち込んでいました。
 永井博士についてガイド説明のあと、「もしよかったら、一曲・・・」と恐る恐るお願いしてみたところ、河野さんは気さくに応じてくださり、ジャズアレンジした「チューリップ」を演奏してくださいました。

「チューリップという曲の「どの花みてもきれいだな」という歌詞が好きです。人間もこんな風に認め合えたら」と河野さんはおっしゃいました

「永井博士のおいたちの地、飯石でもコンサートができるといいですね」と話して、その日はお別れしました。

小学校のグランドピアノ

 5月に入り、河野さんを紹介してくださった飯石地区住民さんから連絡がありました。
「河野さんが、永井隆博士の母校である旧飯石小学校でコンサートを開催したいと考えておられる、やってみませんか。河野さん、なんと「平和を」という曲の制作にかかっておられますよ!」

 旧飯石小学校の体育館にはグランドピアノがありますが、閉校後は演奏する機会が減っていました。
 河野さんは、ピアノのリサイクル活動をライフワークとしておられ、使われなくなったピアノを弾く「お目覚めピアノコンサート」を企画しておられます。その意味でも、飯石でのコンサートは意義があるように思いました。
 そのような経過でピアノコンサートの開催が決まり、当日を迎えました。

嵐の中でコンサートの準備 

河野さんも一緒に、ピアノを会場へ移動します

 準備中に、大荒れの天気になり、雨が吹き込んだり、停電になったりしててんやわんやしましたが、コンサート開始30分前には何とか復旧しました。

会場後方に、永井隆博士に関する展示も。


いよいよ、コンサートが始まります! ~つづく~

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