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【S27】武人ギラディン【構築記事】

はじめましての方ははじめまして、Vtuberをやっている雲丹宮カオルと申します。
前期は自分の好きなギラティナでレギュGを駆け抜けたので記事にすることにしました。
至らない点があると思いますがよかったら読んでいってください。


使用パーティの構築経緯

前々期はミライドンを使っていたのですがその時にきつかった対面としてどくびし展開があり、キラフロルオオニューラでの展開はまだしもドオー絡みのどくびし展開はミライドンを使う上でトラウマになるレベルできつかったので今月はどくびしを踏まないor拾える禁伝を選択する所から考えはじめました。

どくびしを踏まない禁伝としては選択肢は結構あるのですがその中でも
・ステロまきびし吹き飛ばしディンルーで負荷がかかりづらい
・両受けではない受けポケ相手に両刀で圧をかけに行ける
・ハバカミ黒バド等相手を先制技で縛りやすい
・ミラコラ相手にもギリギリ戦える

上記の4点を評価してオリジンギラティナを使うことにしました。

構築を考えるにあたって最初ギラティナと相性補完がいいヒードラン、ディンルー。搦め手相手を破壊できる炎オーガポン。先人の構築記事を参考にテツノブジン。最後に若干重めなホウオウ意識のキラフロルの6匹で組み始めました。

最初は上記のパーティで潜っていたのですが何点か問題があり
・使っていたヒードランがあまりにも弱すぎた
・キラフロルをホウオウに投げた際あまりにもバレバレすぎて対策としてほとんど機能していなかった
・特殊禁伝+ハッサムの並びが重たかった
・ディンルーを選出する機会があまりなかった(オボンステロ型)

以上の問題点を解決するべく一旦パーティの改良をすることにしました。

改良するにあたってまず考えたのが『バレにくいホウオウ対策』でこれを満たすにはある程度火力を出せる岩技持ち且つそれを相手のホウオウに悟られないポケモンであることが必須でそれに合うポケモンいないかといろいろな記事を巡っていたところ鉢巻ディンルーが目に入りこれなら相手のホウオウに悟られずにHB特化でもなければ基本的に岩技でワンパンできる上に圧倒的火力で受け寄りのホウオウ構築相手であればそのままサイクルしながらゴリ押せて強いと思いキラフロルを解雇+採用していた起点型ディンルーを鉢巻に変更しました。

次にヒードランのがあまりに弱すぎた所なのですが弱かった点として
・役割対象(コライドン ムゲンダイナ)には確かに戦えるが取り巻きに全然強くない。
・遂行速度が非常に遅く高速回復手段もないのでゴリ押しが厳しい
・遂行速度が遅いのでマグマストームを外した際のロスが大きすぎる

…と他にも細かい問題点が多々あり一旦ヒードランは解雇することにしました。
あいた枠に入れるポケモンを探すのですがギラティナ+鋼枠の組み合わせはとても良かった為相性の良さそうな枠を探してこちらも構築記事を巡っていたところ先人のギラティナ軸の構築記事にてテツノカシラが目に入り、元々の構築だとグライオンが若干重かったこともありそれの対策も兼ねてテツノカシラを採用することにしました。

最後に『特殊禁伝+ハッサムの並びが重い』事についてですが、元々の構築では相手の初手禁伝や起点枠に対してテツノブジンを投げて道連れアンコ等で荒らして優位を取りに行くのがメインの戦術なのですがテツノブジンの道連れに対して後出しのハッサムが下から剣舞+上からバレパンの流れで処理される流れが多く、裏で対処しようにもすでに剣舞を積まれている場合今までの構築だと裏に対する被害も尋常ではなかった上に前々期に特殊禁伝+ハッサムの並びで結果を出した人も多く対策を切る事もできないレベルだったため流石に対策を考えることにしました。

最初はある程度ハッサムに削りを入れて安全にギラティナに繋いで倒すプランから考え始めゴツメ+クイタンである程度の削りを望めつつ願い事でギラティナ等の再展開ができるゴツメママンボウを採用して使っていたのですがママンボウだと相手のハッサムに時間を与えてしまい剣舞連打でどうしようもなくなるパターンが多かった為他のポケモンを探すことにしました。

特殊禁伝(特にミライドン)+ハッサムの対策枠としての条件として今回のパーティに求めたこととして
・ギラティナと弱点が被らないポケモン
・ハッサムの基本技(鋼 虫 飛行 悪)に対して受け出しが安定するポケモン
・テラス込みでもいいので裏の禁伝にも圧をかけられるor倒せる技を無理なく採用できるポケモン
・遂行速度がそこまで遅くないポケモン
以上の4点がありそれを満たせるポケモンを探していたのですがここで
・鋼 虫 飛行を半減以下で受けられる
・ハッサムを一撃で倒せるorテラスを強要できる
・特性面でもハッサムの行動にリスクを付けられる
・テラス込みでミライドンに高負荷をかけられる
・地味に悪技も覚えるので黒バドにも奇襲できる
・見た目がコライドン対策にしか見えないので比較的警戒されなさそう(?)

…と最初の4条件をほぼ完璧に満たしつつ対策として選出してもそこまで警戒されなさそうであるほのおのからだチョッキヒードランを採用することにしました。まさか一番最初に解雇したヒードランを別の型で再雇用することになるとは思いませんでした。

以上の経緯で最終的に決まったパーティがこちらになります

レギュG中はレンタル出しておきます

個体解説

ギラティナ


ビジュアルめっちゃ好き

持ち物 だいはっきんだま
テラス フェアリー
特性 ふゆう
性格 ゆうかん
247(172)-189(252)-125(36)-141(4)-126(44)-99
ポルターガイスト / かげうち / りゅうせいぐん / テラバースト
調整意図 
先人の調整を丸パクリした

構築の軸。エース
なんでもだいたい耐えて高火力技+先制技でなんでもだいたい倒せる凄いやつ。対面性能最強。
テラスタルは最初鋼だったがテラスを切った際に裏のポケモンごとウーラオスのインファイトに破壊されることが多かった為竜技を無効にできて格闘も一貫しないフェアリーにした。

テツノブジン

ポケカのイラストかっこよすぎて買うか悩んでる

持ち物 ブーストエナジー
テラス ゴースト
特性 クォークチャージ
性格 むじゃき
149-150-111(4)-172(252)-58-184(252)
ムーンフォース / しんくうは / みちづれ / アンコール
調整意図
耐久必要ないので最速CS
全ての特殊技で落ちたいのでD個体値最低+下降補正

先発ド安定ポケモン。困ったときはだいたい選出していた。
基本的には先発特殊禁伝相手にぶつけてみちづれで1体持っていくのが仕事だがタイプや技の関係でウーラオスやパオジアンにも非常に強く出られるのが強かった。
初手みちづれがバレやすいポケモンではあるが初手道連れがケアされたとしてもアンコールで場を荒らすことができるため非常に使い勝手が良かった。
特殊耐久は本当に終わっていてすべての技を耐えないので初手みちづれが安定するが物理方面に関しては意地ウーラオスの水流連打ぐらいなら耐えるので初手みちづれするのは注意が必要。
テラスはカイリューの神速意識でゴースト

ディンルー

チャンピオンズでダイマックスディンルー来たら凄いことになりそう

持ち物 こだわりハチマキ
テラス ほのお
特性 わざわいのうつわ
性格 いじっぱり
239(68)-178(252)-146(4)-67-115(116)-74(68)
じしん / しっぺがえし / いわなだれ / ヘビーボンバー
調整意図
H 16n-1
A 役割対象を絶対に倒したいので特化
S 4振りアカツキ抜き
BD 余り

対ホウオウ最終決戦兵器。意外と他対面でも投げていた。
構築経緯の所でも書いたがバレにくいホウオウ対策として採用した。初手にホウオウと対面させ油断しているところをワンパンしテンポを取ることを目的としていた。バレてテラスを切られても草テラス以外であれば2サイクル目以降で地震で負荷をかけていけるところも強かった。
ホウオウ対策として採用していた訳なのだが普通に他対面でも投げやすく特にムゲンダイナやテラパゴス相手には積極的に投げていた。
テラスはホウオウの聖なる炎で焼けたら意味がないのでほのおにしていた。

オーガポン(かまど)

ぽにおーん

持ち物 かまどのめん
テラス ほのお
特性 かたやぶり(おもかげやどし)
性格 しんちょう
187(252)-140-104-72-148(148)-144(108)
ツタこんぼう / ウッドホーン / つるぎのまい / アンコール
調整意図
HD できるだけ硬く
S 準速霊獣ランド抜き

受け絡み対策。諸説枠
ルギア構築が苦手だったので採用していたのだがテツノカシラやテツノブジンなどで見れることが多く最終的にはあまり選出できていなかった。
ただこの枠を外してしまうと相手の地面枠に有効打が無くなるかもと考え抜けずに最後まで残っていた。
変えるとするならきついポケモンの所でも後述するがアカツキガチグマが全体的に重かった為水オーガポンにするのが良さそう。

テツノカシラ

A0厳選させてほしい

持ち物 こだわりメガネ
テラス ノーマル
特性 クォークチャージ
性格 おくびょう
165-82-120-174(252)-129(4)-165(252)
タキオンカッター / サイコノイズ / サイコショック / ボルトチェンジ
調整意図
先人のギラティナ構築を習って最速CS

受け破壊枠。
鋼枠として先人のギラティナ構築を参考にして採用した。
ノイズ+ショックで大概の受けポケモンに強烈な圧をかけれたりタキオンカッターでマルチスケイルを貫通しながら負荷をかけれたりと受け寄りの構築に対して非常に強かった。
テラスは余り切る事が無いのだが一応参考元リスペクトでノーマルにしていた

ヒードラン

ダイパ準伝みんなすき

持ち物 とつげきチョッキ
テラス じめん
特性 ほのおのからだ
性格 ひかえめ
191(196)-99-126-200(252)-134(60)-97
ふんえん / ラスターカノン / だいちのちから / あくのはどう
調整意図
H 16n-1
HD フィールド下特化眼鏡ミライドンのイナズマドライブ確定耐え
C テラス大地でミライドンに負荷をかけたいため特化

対特殊禁伝+ハッサム最終決戦兵器
構築経緯の所でも触れたが特殊禁伝相手にテツノブジンから入る都合相手の構築にいる場合ほぼ確実レベルでハッサムを選出されるためその対策として採用した。
ハッサムに対してはインファイト以外の技であれば受け出しが安定する上に特性をほのおのからだにしているためハッサムの安易なとんぼ返りによる対面操作にもリスクを付けられるので対ハッサムは非常に安定した。
裏から来るミライドンに対しても地面テラス大地で返り討ちにできるほか元々のタイプ上ミライドンのメジャーテラスの内、こおりとフェアリーに対しては弱点がつけ仮に水テラスされたとしてもその場合はこちらの裏のギラティナが強く出れるようになるため使用感はかなり良かった。
対黒バドにおいてもあくのはどうはあまり警戒されずそのまま通ることもありこれも非常に強かった。
そもそもレギュGに存在するヒードランのだいたいはもらい火のコライドン受けと思われているところがあるのでその認識を逆手に取った攻め系ヒードランはもう少し増えてもいいと思う。対策されない方がいいので増えないで欲しい。

選出

対黒バド構築

テツノブジン+ギラティナ+ディンルーorヒードラン
ハッサムがいる場合はヒードランを出しそれ以外には基本的にディンルーを投げていた。
ブジン対黒バドの対面ができた際には初手道連れから入り倒されることを祈るが黒バド側が交代以外でケアしてきた場合はだいたいアンコールが安定になるので対処は楽。黒バド以外にテラスを吐かせることができれば黒バドの体力がかなり残っていたとしてもギラティナのかげうちで縛れる為他のポケモンにテラスを切られた際はかなりイージーゲームを狙えた。
勝率的には有利~微有利位

対ミライドン構築

テツノブジン+ギラティナ+ディンルーorヒードラン
だいたい黒バド構築を相手にする時と同じでハッサムがいるかいないかでラスト1匹を決めていた。
ブジンミライドンの対面ではとりあえず道連れから入り蜻蛉帰り以外であればほとんどの場合は1:1交換が成立していた。スカーフの場合は上から倒されてしまうがその場合は持ち物判断ができギラティナを一撃で落とせないためギラティナとディンルーで有利に立ち回れた。ギラティナ対ミライドンの対面ではギラティナでテラスを切るのだがミライドンもドラゴン技警戒で大体テラスを切ってくるので基本的にはテラバではなくポルターガイストを選択していた。
基本的には有利なのだがシードミライドンだけは非常にきつかった。
勝率的は相手のミライドンの型によるのでブレがあった

対コライドン軸

テツノブジン+ギラティナ+@1
ラストは相手の構築次第で決めていたがディンルーを投げることが多かった。
コライドンのテラスニトチャ位であればテツノブジンは耐えるのだが初手はだいたいみちづれを押すことが多かった。仮にニトチャを撃たれたとしてもその場合はコライドン側がSを落としてることも多く上からアンコが通り裏のギラティナが動きやすくなるのでこの対面でもテツノブジンは強かった。
テツノブジンがコライドンにテラスを強要しやすいおかげでコライドン軸に採用されやすいハバタクカミに対してギラティナの影撃ちで縛りやすい点も大きかった。
勝率的には有利~微有利

対ザシアン軸

テツノブジン+ギラティナ+@1
初手ブジンザシアン対面で道連れが通れば非常に楽なのだが草分けザシアン相手が非常にきつかった。裏に控えているザシアンに対しては炎テラスディンルーで対処していたのだがそこまでテラスを残されていた場合地震ケアでテラスを切られることも多かったので勝率としてはあまり安定しなかった。
勝率的には微不利~不利

対ムゲンダイナ軸

ディンルー+ギラティナ+テツノカシラ 
だいたいは上記で選出していたがあまりにもディンルーが他ポケモンに不利を取りそうな場合はここの枠をテツノブジンで選出していた。
ディンルー対ムゲンダイナの場合だいたい地震が通るので初手はだいたい地震を選択していた。
裏からムゲンダイナが来る場合でもタイプ上テツノカシラが弱点を突きやすいので勝率はかなり安定していたと思う。
ギラティナは周りの一般枠に対して強いことが多いので選出はしていたが相手の構築によっては出さない選択肢を考えてもいいのかもしれない。
勝率的には有利~微有利

対カイオーガ軸

テツノブジン+ギラティナ+@1
カイオーガ相手に初手は安定でみちづれを選択していた。仮に電磁波を撃たれたとしてもその場合カイオーガのSを落としていることも多く上からアンコールが通ることも多かった。上を取られている場合でもみちづれの仕様上相手が攻撃をためらい変化技や交代を選択してくることが多かったのでとりあえずアンコールを選択しておくのが安定だった。
カイオーガを周りのポケモンで削ってさえしまえばギラティナの敵ではないのでかなり戦いやすい相手だったと思う。
勝率的には有利~微有利

対ホウオウ軸

ディンルー+ギラティナ+@1
ラストの枠は相手次第の構築次第だが受け寄りの構築の場合はテツノカシラを投げていた。
初手にディンルー対ホウオウの対面ができた場合はとりあえずテラスを切り岩雪崩を選択していた。当たればだいたい勝ち。
上記のプレイをしていたが岩雪崩を外した試合以外は基本的に勝っていた。仮に外してディンルーが突破されてしまった場合はギラティナで火傷しないことをお祈りしながらポルターガイストを撃っていた。
勝率的には微有利位(?)

対ルギア軸

テツノブジン+テツノカシラ+オーガポンorディンルーorギラティナ
正直途中まで選出は安定しなかったが最終的にはこの選出に落ち着いたと思う。ルギアはプレイヤーとして苦手な相手なのだがテツノブジンがみちづれアンコールでかなり頑張ってくれるのでいままでの自分の中ではかなり戦えた方だと思うがやはり上手いルギア使い相手にはどうすることもできなかった。
勝率的には微不利

対テラパゴス軸

テツノブジン+オーガポン+ディンルー
テラパゴス相手にギラティナが殆ど打点が無いのでギラティナ非選出で戦っていた。
鉢巻ディンルーが非常に強くとりあえずで地震を押しておけば裏から出てくる耐久系のテラパゴスにもゴリ押しが効くのでかなり有利だったと思う。
初手のテラパゴスに対してもテツノブジンの道連れが有効であり仮にケアされたとしてもテラパゴスにはアンコールがかなり有効なので強かった。
勝率的には有利

その他

相手の禁伝にもよるがテツノブジン+ギラティナ+@1の並びを基本選出として投げておけばそこまで不利になることはなかった。他、受け構築相手にはディンルーテツノカシラを投げるようにしていた。

きつかったポケモン

赫月ガチグマ

どの禁伝よりもきつかった。今月の課題。
テツノブジンと対面した際は道連れで倒してくれることをお祈りしていた。
裏から出てくるガチグマが非常にしんどく、チョッキガチグマは特に耐久が高い上に変化技をアンコールで縛る戦い方ができないのでかなり苦戦させられた。炎オーガポンを水オーガポンに変更することで対策する予定。

シードミライドン

一番きつかった禁伝。
ギラティナのメイン打点であるポルターガイストは相手の持ち物がないと効果が無くその都合で消費系アイテム持ちに対しては若干しんどいところがあるのだがその中でも特に持ち物を消費しつつ耐久が上がるシードミライドンは非常にきつく勝率4割行くか行かないか位だった。

おわりに

前記は大真面目にギラティナを考察し本ロムサブロム共にレート1700超えができた。


構築としてはかなり手ごたえがあったので3月も構築をいじりながらギラティナで更に上を目指したいと思う。
この記事を読んで「こここうしたらもっと良くなるんじゃね?」みたいな事がありましたらコメントや雲丹宮カオルのDMやリプライで教えてくれると幸いです。
ここまでのご視聴ありがとうございました。

↑普段ポケモンの配信や対戦会などを行っております。もし興味がありましたら遊びに来てください。

https://x.com/unimiya_kaoru?s=21&t=33mu_YrxkFTG9S-xADTFVg

↑雲丹宮カオルのX(Twitter)

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