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脚光を浴び、光彩を放つ
初めてはすごいが、目立たない
白熱電球を発明したのはエジソン。
一般的に広まっているのは、この説だと思います。が、初めに発明したのはエジソンではないと言われているんです。
白熱電球が広まったのは発明王として知られるイギリスの発明家トーマス・エジソンの偉業によるものです。1879年10月21日、彼は自らが発明した白熱電球を13.5時間連続で点灯させた。これかまエジソンの実用的な白熱電球の開発の第一歩として知られていますが。
初めて白熱電球を開発成功したのはジョセフ・スワン。イギリスで物理学を研究していたスワンはエジソンより1年ほど早く白熱電球の発明に成功したのです。
では、エジソンが発明したという説が広まった理由は、その後のさらなる点灯時間の延長を成し遂げたことと、そしてなにより、電球を広く普及させたことがそれにあたると考えられますね。
広まったのは中国産の扇子に使われていた竹を使って、それにより点灯時間を200時間まで伸ばし、さらに世界中の竹でフィラメントを作成した結果、最終的に1200時間もの長い間光続ける白熱電球を発明します。この時に使われていた竹は、京都府の石清水八幡宮に生えていた竹なんですって。
決してエジソンを否定も批難もしていないんです。エジソンがいてくれたおかげで今も明るい生活を送れていますし、大きな意味でいえばこうやってnoteを書けていることもエジソンのおかげがあるといっても過言ではないと思いますので、大感謝です。
それでも、その眩しい光の影には別なストーリーがあるということを少し書いてみたかったのです。光と影は表裏一体。
もしかしたら、スワンが表でエジソンが裏になりえたこともあったのかと思うと、何かの巡り合わせというのはいつの時代にも存在するんですよね。
初めてはすごいんです!
それがすごいことを知られないと伝わらない。
すごいことをすごいと広めることが出来ないとダメなのだ。
人に限らず、強い光の方へみんな引き寄せられていちゃいますよね。
ありがとうエジソン。
もっとありがとうスワン。