ジラファント7"ボケチックボム祭り"ライブレポ 運命のドツボ編
”お晩です。”
運命のドツボがライブに行ってきたぞっ!!!
コレ↓
運命のドツボと申します。
2024年2月24日。
実に4年ぶりとなる秋元きつねと田中正一によるバンド"ジラファント7"のライブ、「ボケチックボム祭り」を観に行ったので、イロイロ忘れてしまう前にレポを残す。そんな夜があっても良いのではないか。
このレポートが、今後のライブに初参加する方々の為になったりならなかったりしてほしい。
前提として
今回のライブ、運命のドツボの人生において4度目のライブにあたる。
初ライブは2020年2月に行われたジラファント7「ズンドコ武士と何言ってん大名」、2度目は2023年2月、GLIMPSE RECORDSによるオムニバスCDリリース記念ライブ「Nash Dior」、3度目は2023年11月、SKOOTER復活ライブ「SKOOTER REMIX-再起動」である。
ちなみに今挙げたライブはすべて下北沢 のライブ会場CLUB Queで行われており、主催が全て田中正一(GUMGIMMIC)さんである。近々ではもはや親の顔より見ている。
そして今回は待ちに待ったジラファント7のライブ。運命のドツボは2020年に活動を初め、この4年間で秋元きつねさん関連だけでも楽曲の耳コピ・アレンジを12作、動画を4本、7アルバム分の歌詞書き起こし、botアカウントの運営、あらゆるグッズの収集等々と、熱量で言えば他の追随を許さぬほどの勢いをインターネットにて展開してきた背景があり、今回のライブは人一倍楽しみにしていた筋金入りの”バカ野郎”なのだ。
ライブ当日だっ!!!
朝
朝だっ!!!と言うには遅すぎる午後1時に起床。前日のカスい仕事の疲れを取るにはこうするしかなかったのだ。
普段から朝飯を取らないので箱買いしているペプシコーラでエネルギー補給をし、身支度をし家を出る。
唐突だが、ジラファント7のライブは少し変わっており、観客による"鳴り物"の持参、使用が許されている。
つまり、ライブ中におもちゃや楽器でピーピーガーガー騒ぎ放題なのだ。音楽に合わせ鳴らし一体感を生んでみたり、MCの合間に効果音的にいれてみたりとその活用法は多岐にわたるが、運命のドツボもこれにあやかって今回鳴り物を用意!!したかったのだが当日まで何も買えなかった。
なので一先ずライブ会場のある下北沢ではなく、楽器屋のひしめく街、御茶ノ水へ向かい鳴り物を調達しに向かった。
御茶ノ水で鳴り物を買おう!
下倉楽器 お茶の水本店 ( 東京都千代田区神田駿河台2丁目2)
いくつか店を回ったが、最終的に下倉楽器へ着いた。有名どころからマイナーなおもしろ楽器も取り揃えている良店。しかしお値段も本格的!何を買うか迷ったが、他のファンの方との被りを避けつつ特徴的なものを用意したい所。
ちなみに今までライブに参加してきたファンの方々のつぶやきでどんな鳴り物が使われてきたのかが分かるので一部紹介する。
・パフパフラッパ
・笛
・シェイカー
・マラカス
・鳴子
・ホイッスル
・ビブラスラップ
・笛ラムネ
等々…
まさに小学校の音楽室である。これらのラインナップに負けずとも劣らないものは無いものか。
あった。
購入!!! 8,000円!!!!!(20%オフ)
高かった。気合を入れすぎである。
もう一度言うが鳴り物はあくまで自由なので必需品というわけではないが、持っていくとより楽しい時間を過ごせるのは間違いないだろう。おもちゃのタンバリン程度でも十分楽しいライブになると思うので、今後ジラファント7のライブに来る方々には是非ご検討いただきたい。
ライブ会場へ いつも街にはヒトの音があふれてる
下北沢駅へ着き早々人の多さに面食らう。それもそのはず、当日は土曜日で三連休の真ん中にあたる。下北沢は古着屋・ライブハウス・飯屋が駅周辺のほとんどを締めており特に人の集まりやすい状態にあった。 駅前の人混みを抜けつつ先に会場を捕捉する。過去3回も同じ会場へ訪れたので流石に道も覚えた。
下北沢CLUB Que ( 東京都世田谷区北沢2丁目5−2 下北沢ビッグベンビル B2F)
下北沢のライブハウス中では中規模程度(キャパシティ250人)だが今年で30周年を迎える老舗である。ジラファントで行われたライブもこの下北沢CLUB Queで過去9回行われている。つまり今回で10回目になる。もはや実家と言える。
着いたは良いものの時刻は16:30。開場が18:30なのでしばらく時間が空くため、同じく今回のライブを見に来たファンの方々と会合することに。
駅前のダイソーで鳴り物調達・散策をしたり、駅前のロッカーに荷物を預け入れたり、会場同ビル1階のウェンディーズ・ファーストキッチンで腹ごしらえをし、ペプシコーラを飲むなどをした。ファン同士、普段Twitter(現X)で交流するにも関わらず、実際に会って話すだけでコレほど楽しいものかと改めて実感した。
一応この時のために秋元きつね氏に関するレアグッズを持参し、この機会に共有させて頂いた。
内容は1996年に発売されたVHS「BEFORE AMPHIBIAN せがれ」、1997年「ヒト飼うしかない人面牛 遥か西へGoGo」の実物、他数点。後にライブ会場にて合流した他の方々にも見せたかったのだがすっかり忘れていた。ごめん。
開場 物販だっ!!!
ついに開場。下北沢CLUB Queの場合、時間前に並んでいた客はチケットの番号順に並び直し、開場後は到着順の案内となる。事前に支払ったチケット代とは別にワンドリンク600円が必須なので小銭を用意しておくべきである。運命のドツボはすっかり忘れており、1100円で払った。馬鹿野郎がよ。
入場早々物販コーナーにヒトが並ぶ並ぶ!開場から開演までの30分間は実質このために有る。特に今回のライブは既存のグッズに加え新たに5種類も用意されていたので争奪戦となった。
お目当てのものは大体買えたが、なんと缶バッジの10種コンプリートセットが即完売。ランダム4個を2セット買いなんとか7種手に入れたものの3種は取り逃したのだった。再販を求む声は少なくない。少なくないですよ!!!
ちなみに今回の缶バッジの1つ、"バカ"のマークのバッジは以前発売されたグッズ「バカデカバッジ」のミニバージョンとなっている。かわいい。
物販購入をすませ、ワンドリンク600円の支払いの際もらったドリンクチケット使いドリンクコーナーで飲み物を注文する。ウイスキーをペプシコーラで割ったコークハイだ。そこそこ色んな種類の酒・ソフトドリンクがあるが運命のドツボはコークハイしか飲んだことがない。
開演までの間。フロアにはBGMが流れるが、基本は下北沢CLUB Queに出演したことのあるアーティストたちの音楽が大体ランダムに流れるのだが、暫くすると「ジラファント8bit」の音源が流された!
唐突にゴリゴリのチップチューンが流れ始め、会場はわりと変な雰囲気になっていた気がする。おもしろい。特に今回対バンのアーティストCosmo-Shiki、DJ-ADAPTER。目当ての観客からしたら意味不明だっただろう。名盤なので買って聴くべし。
開演。Cosmo-Shiki DJ-ADAPTER。
ついに開演。1番手はCosmo-Shiki いつもながらエグい電子音で脳を揺らされる、当人の奥ゆかしさとのギャップがすごい。合間のMCで、開演前に田中正一さんとDJ-ADAPTER。の福助。さんが2人で飲みに行っていたことに嫉妬していた。Cosmo-Shikiさんのスタイルにはメイク準備があるからね…
2番手にはDJ-ADAPTER。 今回はDJスタイルということで歌うライブではなくラフな格好でDJ機器に向かう。多数の曲とサンプリング素材をかけ合わせるマッシュアップスタイルにてジラファントの楽曲が使われた!迷いの森、GERONIMO、Imparagraph、がんばっちゃ王等…これはジラファントのファンにも嬉しいサプライズ。もっとDJイベントでジラファント流行ってくれ。
4年ぶりのジラファント7
今回初めて用意されたせがれのアクリルペンライトをなれぬ手付きで構える。しっかり、2人分のマイクスタンドが用意され恒例のオープニングMADから始まった。テレビ番組から切りぬかれたアレやコレや…笑いながら見ていると気がついたらせがれいじりのプレイ画面からinsect's Lifeのイントロがはじまる
開幕から飛ばしてくれる。もちろんライブバージョンの音源・映像で、今宵の餌食は…からは自己紹介を兼ねた名乗りが入った。惚れてまうやろ。
さて、ここからライブの内容に関して事細かに説明しても野暮なので、セトリを元に印象的だった部分を書き記しておく。
・思考の猛獣…13日の珍曜日ver.吉幾三がでしゃばる。だっだっだっ!
・せわしないヒト…のーたりん追加ver.今回のCDで音源化!嬉しい!
・COSMOS…マギー司郎。うわさの(パ)チ◯コ出る!
・レトロマーマレード…田中正一さん(32)若いときのお二方が見れた。
・地球のムカシ…音源化は難しいか。
・REAL Resort…吉幾三がでしゃばる。盆回りで終わる。
・呼び鈴…ジラファントverの歌い方、エモすぎ。
映像はすべて最新バージョンか、特にSKOOTER曲の映像はネットに上がっていない分2度目でも新鮮だった。音源はサンプリング素材など細かく違いがあり、ライブバージョン特有のアレンジが顕著だった。
MCでは田中正一さんの秋元きつねさんとの思い出話、裏話、物販買え、ヒミツの話など…ここでは書ききれぬほどの話が聴け、嬉しいサプライズも用意されていた。
アンコールの際にも、Cosmo-ShikiさんADAPTER。さんとの絡み(酔い強め)は健在。あと2時間くらいやってくれても良かった(面白いので)
2時間強があっという間に過ぎ、心地よい疲労感の中ライブは終わった。
ライブ終了
しばらくフロアに滞在していた所、ファンの皆とステージから田中正一さんと結構しっかり話ができた。嬉しすぎるだろ。その後もしばらくお話をした後、退場し、流れでわりとすんなり解散。
帰宅方面が同じファンとはその後終電を逃しつつ朝まで酒を飲む等をしたがそれはまた別のお話…。
次回のライブはいつ、どこで、どうなるのか、その全ては未確定だが、ジラファント7は今後も続きそうで嬉しい限りである。
次回はせがれいじりコラボカフェの開催お願いします。
余談
はしゃぎすぎてアクリルペンライトの塗装が一部剥がれたし、なんなら表面もそこそこ擦り傷がついていた。涙の数だけ強くなれるよ。
しかし、ライブ会場で振り回しただけではこんな傷はつかない筈である。
カバンの中でなにか金属製のものが表面を引っ掻きでもしない限り…こうはならない筈…
あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
※グッズの保管には細心の注意をはらいましょう
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