『かぐやの月』歌詞書き起こし
(『森のなかまたち - EP』収録ver.)
空が赤く染まれば 爺は今ここに火起こし
宴の時を待つ
月照らすあの竹にキミの灯宿り
今も吹かぬ風の息吹は待てぬと (待てぬと)
風が闇を抜けても 鈴の音に息を見いだして
明日への窓開く
月浮かぶあの空の奥にキミを秘めるが
あの華が影絵の幻と聞いて (聞いて)
声があの日に届く明日には
花を呼び手に乏うが 乏うが
(昔この国のかたはらに一人の翁あり その名は竹取の翁とこうす)
明日は置き場外して 太陽の気反らし
見果てぬ夢探す
風揺らす木々さえが眠る夜に消えても
深く追わず時に全て消す
星降る夜にキミの姿語り継ぐように
今はただ歩む足場だけ固めて (固めて)
声があの日に届く明日には
花を呼び手に乏うが今はなく
時をあの日に戻す明日には
高く誇る身をどうにか馳せる
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