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幸せが簡単でシンプルなものになる生き方。
ある一つの出来事はあくまでも
一つの出来事でしかないわけで
ある一つのモノはあくまでも
一つのモノでしかないわけで
ある一人の人はあくまでも
一人の人でしかないわけで
そこにつける色に
決まりなんてない。
条件は皆同じ。
誰だって好き勝手に色をつけて
喜んだり感謝したり
落ち込んだり腹を立てたり
悲しんだりしているだけ。
ある出来事やモノや人に大勢の人が
同じ色をつけていても
わざわざ同じ色を採用して
同じような反応をしなくたっていい。
幸せに生きていきたいのなら
"色をつける"という行為に
責任を持てるようになろう。
ある出来事やモノや人が
気に食わないと思う時
すぐにその出来事やモノや人
そのものを変えたがるけれど
見える景色を変えたいのなら
動いて変わっていくべきなのは
色をつけている側の方。
変えられないものを力強くで変える
なんて大変なことをしている時って
どれだけ何かをやってみても
行動している割には何も変わらず
心も身体も重くなるばかりで
幸せが難しくて自分には縁遠いもの
だとしか思えない。
でも幸せって、本当はもっと軽くて
シンプルで簡単なもの。
変えられないものを変えることは
私の仕事じゃない。
自分の仕事じゃないことに手を出したって
本来の流れが乱れていくだけだ。
変えられないものは
放っておくのが一番だ。
放っておけばその時々で勝手に
丁度良い形になってくれるのだから。
不幸だとしか思えない時に
自分が"良い"と思っている形なんて
全然当てにならないわけで
そんな形を力強くで追い求めたところで
その先に幸せなんてない。
だから私は自分の仕事に集中して
好きな色で彩られた景色を眺めながら
楽しく幸せに生きていこう。
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