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両思いでも付き合えない理由【付き合わない関係もアリ】

「仲が良い男友達に"好きだけど付き合えない"と言われた」

「両思いだと思うけど、なぜか付き合わない」

「付き合わない理由?別に必要性を感じないから?」

「付き合ってないけどお互い好き同士!」


このような友達以上恋人未満の関係から先に進まない男女って、すごく多いです。

そして、その関係で良いと思っている人も想像以上に多いのです。そもそも「恋人が上」という考え方も少し時代遅れと言えるでしょう。


男女関係がこのような状態になってしまったときに考えることは以下の2点です。

①両思いでも付き合えない理由は何か?

 ⇒解決できる場合と、致命的な価値観の相違がある場合がある

②付き合わない関係のままを維持するか?

 ⇒恋人になりたいなら告白してもいいが、今の関係の維持も前向きに


両思いでも付き合えない理由とは?すれ違い?

両思いの状態とは、互いに気持ちを対等に抱き合っていることを、ある程度お互いが意識している状態のことです。

しかし、実際にその気持ちを具現化し、お互いが恋人同士としての関係を築くことができない場合があります。


その理由はさまざまですが、その1つには「タイミングのズレ」というものが挙げられます。

タイミングのズレとは、お互いの気持ちは同じであっても、その気持ちを表現するタイミングが合わないことを指します。片方が積極的にアプローチしてももう一方が恋愛感情として受け止めきれず、友達としての距離感を保とうとする場合があります。このような状況下では、付き合えないという現象が生じるのです。

原因として考えられるのがコミュニケーションの不足です。両思いであるからといって、お互いの気持ちや考えを適切に伝えられていない場合、確かな関係を築くことは難しいでしょう。お互いの想いを正直に伝えることができれば、関係は進展しやすくなるはずです。

また、互いの価値観や人生観の不一致も関係の進展を阻害する要因となります。お互いが異なる考え方や目標を持っている場合、それが原因で対立や誤解が生じ、関係が停滞してしまうことがあります。お互いの違いを尊重し合いつつ、受け入れることが大切です。


もう1つの理由としては、「遠距離恋愛」が挙げられます。

お互いに惹かれ合っているけれど、地理的な距離が壁となり、日常的なコミュニケーションが難しくなることもあります。声をかけたいと思っても直接会えない、デートを楽しみたいけれど遠くて難しい、そんな状況が続くと、結局はお互いの距離感が広がり、関係が進展しづらくなるのです。

ですが、このような状況下でも諦める必要はありません。解決策としては、まずはお互いのコミュニケーションを大切にすることが重要です。遠距離でもSNSや電話で定期的に連絡を取り合ったり、工夫して距離感を縮めることができます。


【致命的】「好きだけど付き合えない」は男性側の価値観変化

さらに、非常に致命的な原因として、価値観の相違があります。

「好きだけど付き合えない」という考え方は、男女ともにありますし、昔からこのような恋愛価値観の人はいました。

しかし、近年では、特に"若い男性"に非常に増えているという印象を受けます。男性の価値観に変化が起こっており、恋愛の優先度がとても下がっているのです。


価値観の相違

恋愛優先派と他の重要な価値観を大切にする人々との違いは、根本的な価値観の違いによるものです。恋愛優先派は、恋愛関係を最優先とし、他の価値観や目標よりも恋愛を重要視する傾向があります。一方で、他の重要な価値観を大切にする人々は、恋愛だけでなく、仕事や趣味、家族、友人関係など幅広い価値観をバランスよく大切にする傾向があります。

恋愛優先派は、恋愛を通じて自己実現や幸福を見出そうとする傾向があります。彼らは恋愛を重視し、パートナーとの関係を深めることで自己成長や満足を得ることが多いです。そのため、恋愛関係が優先され、他の価値観や目標が後回しになることもあります。

一方、他の重要な価値観を大切にする人々は、恋愛だけでなく、様々な面での充実を求めます。彼らは仕事や趣味、家族や友人関係など、多様な価値観をバランスよく大切にし、それらを充足させることで幸福感や満足感を得ることが多いです。彼らは恋愛だけでなく、他の価値観も大切にすることで、総合的な充実感を追求します。

恋愛優先派と他の重要な価値観を大切にする人々の違いは、どちらが正しいとか間違っているといった価値観の対立ではなく、単に優先順位の違いによるものです。恋愛優先派も他の価値観を大切にする人々も、それぞれの選択において幸福を見出していることが多いです。

ただし、後者の価値観の男性が「好きだけど付き合えない」と言ってきた場合は、付き合える可能性は低いと思った方がよいでしょう。

彼らは恋愛自体を面倒くさいものだと感じており、貴女と付き合うことで、他の価値観に費やす時間や余裕が削られることを恐れているのです。


男性の低い自己肯定感

もう1つは男性の自己肯定感が低く、恋愛に忌避感がある場合です。恋愛経験が少ない男性の場合は、こちらの可能性も考えた方がよいです。

新たな段階に進むことで、友情という既存の関係を危うくする恐れや、相手からの拒絶を恐れる心理的な抵抗感が働いているのかもしれません。 また、彼らは自己防衛やリスク管理の観点から、安定した友情関係を優先する傾向があるかもしれません。友達としての関係は、互いをよく知り、信頼しあうことで築かれたものであり、その安定感を失いたくないという思いが先に進むことに踏み切れない理由として挙げられます。

さらに、男性は時に自己肯定感や自信の不足から、友達以上の関係に進むことに対して不安を感じることがあります。恋愛関係においては自分をさらけ出さなければならず、それに対する恐怖や不安が、関係を一歩進めることをためらわせるのかもしれません。

また、社会的な価値観や周囲の期待によって、友達以上の関係に踏み込むことに対してプレッシャーを感じている可能性も考えられます。男性はしばしば「男らしさ」や「強さ」を求められると感じることがあり、そのようなイメージと友達以上の関係を両立させることに対して、自らを押し殺すような圧力を感じているかもしれません。

しかし、これらの心理的要因は一概に男性全般に当てはまるわけではありません。個々の人格や経験、環境によっても異なるため、一概に言及することは難しいです。

このタイプの男性も難しいのですが、「経験不足」が本質的な原因なので、女性に慣れることで関係性が変わる可能性はあります。


「付き合ってないけどお互い好き」な状態から恋人になるには?

もし、どうしても今の状態から恋人の関係を目指したい場合は、実直に「好き!付き合って!」と女性から告白しましょう。

ただし、前述したとおり、恋愛に対する価値観がズレている場合もあります。その場合は恋人にはなれないし、下手すると今の関係も壊れてしまう可能性も覚悟する必要があります。


まず、告白する際に大切なのは自分の気持ちをしっかりと整理しておくことです。相手への想いや理由を明確に把握し、それを言葉にする準備をしておくことが重要です。ただ言葉で表現するだけでなく、相手に伝わるような様々な表現方法を考えておくことも大切です。

次に、相手の反応を予測しておくことが重要です。相手の気持ちや状況を考慮し、どのようなタイミングや場所で告白すれば相手も受け入れやすいかを考えることが必要です。相手の反応を予想することで、失敗を防ぐための準備ができるでしょう。

また、告白する前に相手とのコミュニケーションを大切にすることも重要です。相手との信頼関係や距離感を築くことで、告白がスムーズに進む可能性が高まります。日常的な会話や共通の趣味を通じて相手との絆を深めることで、告白への準備が整います。

そして、告白する際には自信を持って行動することも大切です。自分の気持ちを素直に表現し、相手に真剣な気持ちを伝えることが重要です。自信を持って告白することで、相手もあなたの気持ちに共感しやすくなるでしょう。 しかし、失敗しないためには相手の気持ちや状況を尊重することも大切です。相手が告白に応じない場合もありますが、その時は相手の気持ちを受け入れることが重要です。一方的な気持ちを押し付けたり、無理に相手を説得しようとすることは避けるべきです。

女性から告白することには勇気が必要ですが、自分の気持ちを伝えることで素敵な関係を築くチャンスもあります。

相手との関係を大切にしながら積極的に行動してみてください。


積極的で前向きな「現状維持」も考えよう。人と人の関係性を枠にあてはめないこと

一方で、私は無理して今の関係性を変える必要もないと思います。

●友達

●→恋人

●→結婚

といった感じで、関係性を枠にあてはめ、人間関係を固定化していくような考え方は時代遅れです。

現代は自由な時代であり、他人や世の中が用意した関係性の枠組みやステップに惑わされる必要はありません。大切なのは関係性にこだわることではなく、貴女が今を楽しく幸福に過ごせているかどうかです。


わざわざ関係性に「恋人同士」というラベルを付ける必要性が本当にあるのかどうか、柔軟な考え方をしましょう。

恋愛の優先順位が下がっている時代ですので、お互いに他にやりたい事は山ほどあるはずです。恋人同士になって関係を深めるよりも、浅い居心地の良い関係のまま付き合わないのもアリだと思います。

人間関係において、恋愛以外にも意識すべき重要な価値観が存在します。人は誰もが独自の経験や価値観を持っているため、その人らしさを尊重することが人間関係の基盤となります。

相手を尊重することは、その人の違いを受け入れること、価値観や意見の違いを尊重することを指します。人はそれぞれ異なる背景を持ち、異なる考え方を持っています。この差異を尊重し、互いに理解し合うことが重要です。

恋愛においても恋人同士がお互いを尊重し共感し合うことは重要ですが、別に恋人でなくなって、この部分は何も変わりません。

恋人関係になることを目的化し恋愛に全てを捧げることで他の大切なことを見逃してしまうことがあります。自分の時間を大切にし、現実を冷静に見つめ、恋愛だけに囚われることなくバランスを保ちながら幸せを見つけることが大切です。


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