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実母の大病と脳神経の再生

2018年に一通りの寛解を果たした後、ずっと生化学的な側面からどのように副反応が起こっているのかをずっと分析・どういう機序かの検討をしていました。

2018年秋~2019年夏くらいの間だったかと思います。

そんな中、私をずっと支えてくれていた同居の実母が大病をし、脳を損傷します。↑の副反応の機序の仮説は、一旦横に置き、救急の病院対応、リハビリ病院の選択、入院手配、施設の手配と、また母が担ってくれていた家事のカバーと多くのものが自分に降りかかりました。

一難去ってまた一難という感じですが、そういった負荷にも耐えきったので、自分の身体が治っていて良かったと心の底から思いました。

オーソモレキュラーの知識だけでは、母の起こした大病の再発防止、起こった後遺症の改善には、疾患概念がないので不充分と感じ、そこから中医学(特に漢方)の勉強を行っています。

また平行で長男の抱えた問題点の改善に、以前からいくつかの書籍で見よう見まねで行っていたホメオパシーもホメオパスにかかります。(複数、色々なメソッドの方にかかり、私の好きな手法が決まったので、その方にそのままかかっています。)

私は、正直、エビデンスというのは後で良い、と思っています。

誰かを説得する必要がある訳ではないですし、アロパシー医学(ロックフェラー医学)について、本質的な解決には、外科と救急を除き無意味という価値観を持っているので、その他の代替医療を問題が起これば、問題解決に合っていそうな手法を積極的に活用するという姿勢です。その際、その分野に関しては、猛勉強をして、プロと会話出来るレベルには自分で持っていくというスタイルにしています。

そもそも構造からいって、製薬に利の出ない分野にエビデンスがきっちりと出る事は、ほぼあり得ないですから。

基本姿勢としては、証明などどうでもよい、自分と自分の家族に効けば良いというスタンスでいます。ただし、ある程度の費用がかかるものについては、立て直すための仮説を立てて、どの手法を選ぶかのチョイスには、その病気の疾患概念がその手法にはあるかを調べた上で、マシンを使い、クローズドクエスチョンで質問し(ここぼやかして表現しているので、たぶん理解難しいのですが)改善が見込めそうな結果が出れば、その手法で行うというスタイルにしています。

こういう問題解決のスタイルを確立しだしたのは、この2~3年ですが、このスタイルにしてから、代替医療に関して、とても効率的な博打を打てています。ヒット率も飛躍的に上がったので、今のところ自分のスタイルに満足しています。

(同じスタイルは、ドイツでは私が契約している同マシンを使用してある医師がその手法で外来を行っており、とても人気な自費医となっているようです。日本では同スタイルの医師はいないとのことでした。2021年7月現在)

夫も私がこちらの分野に目覚めてから、色々な本来起こらないような改善を目の当たりにしていることと、元々政治的な問題を調べていたので、生化学やそれぞれの代替医療の理屈はわからないものの、こういった手法の方が解決には近いのだろうと納得してくれているため特に問題はありません。

母の経過を少し記載すると、大病→救急で入院→外科処置→虚血による脳損傷→HCUでの入院→リハビリ病院での入院→老健に一時入所(このタイミングでコロナ騒ぎ勃発)→民間のグループホームに転所しています。

リハビリ病院を、現代医学側で飛躍的に再度歩けるよう出来るようにする率が段違いのところをチョイスし、入院させたためかなりの身体回復を見せたのですが、老健が「コロナで人員が減っている中危ないので、施設内を歩いてくれるな」というスタンスのところだったため、一気に身体状態は悪くなりました。(この頃、コロナによる面会禁止になっていたため、手立てなく)

民間のグループホームに転所し、緊急事態宣言があけた後、再び母と面会可能になったのですが、リハビリ病院で、介護度2~3レベルにまで回復していた身体状態が、NSAIDSループ(痛み止めの処方のし過ぎ)おそらくATP不足による疼痛によって、介護度4レベルになっていました。

面会可能になってから母を立て直すため奔走し、アロパシーでの高CRP・高Dダイマーの原因追及を行い、私のオーソモレキュラーとガチの中医による漢方と鍼灸で身体状態の立て直しを行いました。

これらと自費の個室代を支払っての再度のリハビリ病院入院で再び歩ける状態まで身体を整える事が出来ました。

現在の母は、私の独学で数年かけて調査してきた独自の手法を用いて、脳神経の再生に挑戦しています。

具体的には、ある神経栄養因子誘導のサプリメントを使い、1段階、高次脳機能障害を改善し、さらに最近知り合った友人医師の用いている自費用の製剤を使用して、神経再生を促しながら、自費のリハビリを行うという形で、TOTAL月8万程度の出費で高次脳機能障害の改善と左麻痺の回復にトライしているという状態です。

高次脳機能障害に関しては、MMSEで20点台前半だった状態が、おそらく28点くらいまで回復してきていると思います。

(現在、百田尚樹の書籍を喜んで読む程度に回復。半側空間無視以外は。海馬をやっているので短期記憶の保持に相当問題が出ていたのですが、それも含め、劇的に改善しています。)

長男の極々幼い時期に、私の身体状況が接種したワクチンによって良くなく、家事育児の大半を実母に頼っていたため、「祖母」というより、「祖母兼母」の状態で母に長男は育てられていました。

その長男は、高次脳機能障害になってしまった母をショックで受け入れられず、一言も母と会話しない、そこに存在しないかのように扱っていたのですが、高次脳機能障害の回復によって、初めて母と会話するようになりました。

長男が母と話すレベルになるまでの高次脳機能障害の回復には、グループホームで面会可能になってから、半年以上かかりましたが、母が大事にしてきた長男と会話が出来て喜んでいるのを見ると、今まで自分の積み上げてきた知識・経験に本当に感謝しています。

そして、実母の脳神経の再生のメソッドについてある程度方向性が確立したため、出た余裕を使い、現在、このような発信をするに至っています。




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