【無料で結構読めます】紫煉の楽曲解説『Welcome to Valhalla』
紫煉です。
今回は『Welcome to Valhalla』の楽曲解説です。
この曲は夢想的で非現実な世界を作ろうと作った。
夢なのか現実なのか、どっちかわかんないみたいな。
メロディも全体的に捉えどころの無い感じ。
ギターソロもふわふわ〜としていて、メタルギターの世界観じゃないものになっている。
他の曲の速弾きソロと対比になってて、アルバム通して聴くとそれぞれ旨味を引き立て合っているかなぁと思うんだけど、どうでしょう?笑
この曲はあんきも的にはかなり異色な、チャレンジ曲。
自分の好みも、昔はメタルはとにかく速い曲が好きだったけど、今はミドル〜スローの曲も良いなぁと思うようになったんだよね。
こういうのが今までのあんきもの必殺パターン↓
・イントロかサビ(たいてい両方)で疾走ビート。
・サビに一番盛り上がるメロディが来て、どーん!と爆発する。
・テクニカルなフレーズで緊張感を作る。
・じっくり展開のある構成。
これらの必殺パターンを持たない曲になった。
特にサビメロについてはだいぶ変わってる。
歌メロは主役じゃなくて、バッキングと「Welcome to Valhalla」のコーラスが主役。
『アマリリス』がかなりJ-ROCKな曲なのに対して、『Welcome to Valhalla』は日本っぽさがかなり少ない曲かなぁと。
あと、この曲はベースがよく聞こえる。
頭とかAメロはベースがメインのバッキング。
他の音楽と比べて、メタルでのベースってどうしても引っ込みがちになるので、たまにはベースが聞こえやすい曲もやりたいというのがありまして。
この曲でそれをした。
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