弟子屈帰った話Ⅲ
今回も無料で我が地元、弟子屈のお話。
【弟子屈帰った話Ⅲ、まだ帰省2日目】
ありえんミラクル発生により何とも言えない高揚感の中、摩周文化センターを後にする。
この日は夕方からプチ同窓会が開かれるので、それまでは釧路から来ていた同級生と道の駅の足湯で時間潰す。
この道の駅は町中で唯一Wi-Fiがビンビンなので、昨日からやれてなかったゲームのデイリータスクなどをひたすらこなす。
弟子屈で格安SIMの電波はマジしんどい。
夕方になり同窓会の会場へ。
ずっと大阪で料理やってた同級生が弟子屈に帰ってきてオープンした居酒屋さんです、ここが会場。
今年は例年より多い16名くらいでの集まりになりました、ダブル成人式的なアレか?
でんでんに併設してバーもあるんすけど実はそっちも別の同級生がやってるのである、これでもう毎年集まる場所はここで確定だ。
20年振りくらいに会う同級生も何人かいてエモーショナルが極まり一瞬で時は過ぎる。
弟子屈メタル三銃士については昔の俺のnoteのどっかしらを参照してくれ、弟子屈の町にメタルの炎を燃やし続けた偉大(バカ)な3人組である。
今思えば俺を含むこの3バカは出席番号も並んでいたんだぜ、ササキ、サルタ(俺の旧姓)、サワモリで。
あーーーもっとバカ話ゆっくりしたかったなーーーーーーー、あの手この手で何とかメタルのCDを弟子屈で買えないか画策したり、サッカー部でもないのに毎日昼休みにサッカーして汗だく状態で5時間目の授業受けるもんだから女子から冷ややかな目で見られたり、まだまだいくらでも思い出せる、話足りない事だらけだ。
【8/19 滞在3日目】
同級生に車を出してもらい隣町の中標津の叔父の家へ。
叔父もベース弾くもんで俺がバンドやってるのを昔から応援してくれている。
小一時間ほど滞在し弟子屈戻って、
聖地泉の湯でひとっ風呂いただきカツゲンを流し込むという完璧なコンボを決める。
今回もそんなに熱くなかった、やはり歳を取って皮膚が厚くなったのか…
あと、番台のおばちゃん絶対俺のこと覚えてるなこれ。
毎年このシーズンになると明らかに髪の長い背中に墨の入った兄ちゃんが来るんだからさすがに覚えるか。
ってのも、毎年のように来始めた最初の頃って、入浴料払う時に言われる『髪は結んで入ってください』って一言がすげぇ冷たかったのよね。
それが去年あたりから『髪の毛、お願いね~』くらいのフランクさに変わってきてるのである、こーーれはおばちゃんとの友好度が一定数上がったことにより何かしらのフラグが立ったのではないだろうか。(デバッグ脳)
そしてこの日は夜から町の神社のお祭りがあるってんで、そちらに向かいます。
と言うか本殿に来た事すらこれが初だわ、出店で何か買って食って友達とダベッてで全てが終結していたあの頃。
大人になってから来るってのもいいもんですよ、風情をきちんと感じられるぜ。
なーーんてそんな事を考えながら獅子舞見てたんすけど、ここでまたしてもミラクルが発生するのである。
前日の吹奏楽部の件も相当だったが、またしても何か起きる。
目の前で弟子屈の地域おこし協力隊の高橋君が獅子舞の様子の写真撮ってたので軽く挨拶したんすよね。
そうしたら、その隣にいらっしゃった方が自分に声をかけてきまして、
あのー、去年うちの吹奏楽部の子たちにスティックを寄贈された方、、、ですよね?
うちの吹奏楽部…???
!!
なんと、弟子屈高校の校長先生とエンカウント発生。
つづく
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