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私の間質性膀胱炎の治癒までの記録

はじめに


私が間質性膀胱炎になった経緯をお伝えします。
間質性膀胱炎は細菌性膀胱炎と違い、細菌が原因ではなく、しかし膀胱が炎症を起こしているため、頻尿、残尿感や排尿痛など症状としては同じ状態かと思います。
間質性膀胱炎は、原因不明とされていますが私はこの不快な症状を根本から治したいという強い気持ちが湧きました。なぜなら、時にしくしく痛かったり、残尿感があったりで、常に意識が膀胱に持っていかれ、QOLの低下、つまり生活の質がガタ落ちだったためです。

原因不明と言われてもなぜ間質性膀胱炎になったのか?
更年期障害とまずは考えました。しかし、それにしては熟女に膀胱炎で悩んでいるという話が、体感ではありますが世の中的に聞こえてこないなと思っていました。

何かあったらまずはネットで検索ですが、そこで世の中で一般的にあることはすぐにヒットしますが、更年期の症状のひとつとして膀胱炎になりやすいというのは見かけますが、それは細菌性膀胱炎である事が多かったので、何か違うなと感じました。

そこでこの症状はいつから出たか?と考えましたら、なんと塩麹や甘酒、醤油麹など麹にハマったあたりからでした。


間質性膀胱炎のタイムライン

2023年4月15日
麹生活開始
麹で自家製の麹調味料を多種作り、料理に多用スタートしました。そして毎朝手作りの甘麹(甘酒より濃度が高く、甘みとして使える麹調味料)を食べ始めました。

2023年5月15日ころ
膀胱の違和感に気づく
以前から細菌性の膀胱炎になりやすい体質であったため、嫌な感じはしていたが、症状は残尿感のみで排尿痛がないため様子見とした。

2023年5月30日
泌尿器科へ行く
検査では細菌はほんの少しとのことでしたが1週間抗生物質を服用して様子を見ることに。

2023年6月10日
泌尿器科に再診して経過を報告
なんとなく症状が軽くなっていたのと、エコー検査では問題がなくこれにて通院は一旦終了。

2023年7月21日
原因が麹かもしれない?と気づく
自分なりに原因を検討していくと、やはり症状が出始めたことと麹に因果関係がありそうと思い出す。そこで取りあえず麹を摂取することをストップしてみることにしました。

2023年7月22日
泌尿器科へ三度目の通院
やはり膀胱の違和感がなくならないためと、病院では麹が間質性膀胱炎の原因であるという情報を教えてもらえかもしれないと思い、再訪。
しかしドクターによると、膀胱炎の原因として麹というのは初めて聞きましたと言われ落胆。しかし、間質性膀胱炎の原因について質問を重ねていくうちに、「アレルギー症状が膀胱炎として出ることもある」というドクターの発言から最大のヒントを得ました。
そして麹をストップしてから7月30日までは快調でした。

2023年8月1日
再発
久しぶりに膀胱炎の事を忘れられた1週間でしたが、調子に乗って7月30日に残っていたトマト麹やら醤油麹を使った料理を火が通っているから麹菌は死んでいるだろうし大丈夫であろうと言う判断で麹を口にしたところ翌日から膀胱炎症状が再発し、ここから1週間ほどまた苦しみます
素人の浅はかな判断でこのザマ。
この経験から麹は生でも加熱されていてもNGであると身をもって学びました。

2023年8月10日
アレルギー検査
麹の摂取をストップして10日ほど経っても、今ひとつ膀胱炎症状は改善しません。先月、ストップした時は割りとすぐに膀胱炎症状がなくなったのになぜだろう?
そして、なぜ麹に反応するのだ?
これは麹菌にアレルギーがあるということか?→ あ!ドクターがそういえば「アレルギーで膀胱炎症状が出ることがある」とちらっと言っていたなと思い出します。
そこで、アレルギー検査をして麹菌にアレルギーがあるかどうかを調べよう!と思いつきました。
麹菌はアスペルギルス属のコウジカビです。
アレルギーでカビについての項目を入れてもらえれば検査できそうであるとわかりました。

2023年8月17日
アレルギー検査結果
検査結果ですが意外や意外、コウジカビ(アスペルギルス)には一切アレルギーがなかったのです!
えーーーーー!!
しかし、予想もしなかった項目に反応が見られました。
それが「カンジタ」でした。
カンジタと言えば、膣のカンジタ炎が思い浮かびますが、実は腸内にもカンジタ菌は常在菌としています。そして、食生活などによりカンジタ菌が過度の増殖を起こすとその影響で様々な病態や不調として体にあらわれてきます。それが「腸カンジタ」と呼ばれている症状になります。

私は腸カンジタなのだ・・・たぶん。

そして裏付けのために調べたところ、腸カンジタの症状の一つとしてついに「膀胱炎」の文字を発見しました。

そして私の間質性膀胱炎の治療方針が「腸カンジタの治療」となりました。


腸カンジタ+間質性膀胱炎治療

カンジタ治療についてはこちらのお二人の記事を参考させていただきました。
Special Thanks!
・ナチュロパスなみさんオフィシャルサイト  、主にブログを参考
・ユー子さん「ゾンビと呼ばれた赤ちゃん

自分の腸カンジタ+間質膀胱炎治療

・カンジタ菌の退治
・膀胱炎で炎症を起こしていた膀胱壁の再生

この2本立てで行っていきます。
膀胱壁の再生というのは、素人考えの極地ですが、炎症で荒れた膀胱壁の修復が必要なのではと考えました。
カンジタ治療は増えすぎたカンジタ菌を減少させるために、オレガノオイルを朝昼晩と3回摂取、プロバイオティクスを摂取してカンジタ菌を追い出す。
そして、膀胱壁の再生にはアミノ酸サプリグリシンサプリを摂取しました。
また腸カンジタはカンジタ菌が増殖しないために、食餌療法も必須です。
砂糖類・小麦粉(グルテン)・牛乳・カフェイン、アルコール、フルーツ、きのこ類、味噌を抜きました。
しかし、醤油はかけすぎないようにして使っています。
添加物も摂取しないように気をつけました。


アルコールはそのそも飲まないので問題なかったのですが、友達と食事に行ったりがなかなか気を使いました。ビュッフェを利用する、和食の店にするなどで乗り切れそうです。

経過

2023年8月18日
治療スタート
・オレガノオイル(朝昼晩3回)
・アミノ酸サプリ(朝と夜)
・グリシンサプリ(夜)
・プロバイオティクス(夜)
食事制限もスタート

2023年8月25日
快癒とダイオフ
自分流治療をスタートして1週間ですが、みるみる膀胱炎症状が快癒していました。最高に悪い時を10とすると、この時点では2くらいです。膀胱の違和感がなくなり意識が常に膀胱に持っていかれなくなり、快適になりました。
しかし、ダイオフ症状にはなっておりました。
ダイオフとはカンジタ菌が死滅する際に、今までカンジタが抱えていた毒素が放出されてしまうため、体がだるかったり、眠かったり、ひどいと吐き気や蕁麻疹が出たりする症状です。
私はやたらとだるく、頭もモヤモヤ(ブレインフォグ症状)で、何もやる気になれず仕事が辛かったです。
ダイオフは炭のカプセルを飲んだりして毒素の吸着をさせたつもりですが、著効は感じられず効果は謎です。

2023年8月30日
膀胱炎症状ゼロ
気づいたら、膀胱炎症状がなくなっていました。それほど膀胱のことを忘れているくらいの状態です。
そしてダイオフ症状は、1週間もせずに終わっていました。
カンジタ治療は2ヶ月ほど継続する予定です。


さいごに

間質性膀胱炎期間も3ヶ月くらいと人生で考えたら短いのですが、しかしこんなに膀胱のご機嫌伺いをして、常に意識を膀胱に持っていかれる3ヶ月は長かったです。
膀胱炎で闇の中だったときは、一生治らないのかと泣きました。
しかし、いろいろな情報と自分の執着により快癒いたしました。
寛解と言うにはもう少し時間が経ってからと思っていますので現時点では快癒としておきます。

寛解と言えるか迷ってはいるのですが、もしかすると私と同じ原因で同じ苦しみをしている人がいるかもしれない!と思うと、一刻も早く情報を届けずにはいられませんでした。
腸カンジタの治療はまだ継続していますが、本当にこのやり方でいいのか?と思い、専門家に相談をしようと思います。
しかし、手軽にとりあえず始める方の一助となればとnoteの記事にしております。


使用しているサプリ類


オレガノオイル

Vitality Works, オレガノオイル、カルバクロール70、 120液体ベジカプセル 



プロバイオティクス

California Gold Nutrition, LactoBif(ラクトビフ)100プロバイオティクス、1,000億CFU、ベジカプセル30粒


Nature's Way, Primadophilus(プリマドフィルス)ロイテリ、優れたプロバイオティクス、50億CFU、90粒

アミノ酸サプリ

AminoTropic(コラーゲンサポート)



DOMI ZOIS(アミノ酸サプリ)

Amino TropicとDOMI ZOIS(ドミゾワ)は、正直高価ですが、原材料から厳選した造り手のこだわりが伝わってきたため利用しています。
アミノ酸やコラーゲンについては、単なる膀胱壁の修復に!と、私の思いつきのため省略してもいいかと思っています!し、他のものでもいいかと思いますが、なるべく原材料は余計なものが入っていない安心なものをお使いください。



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