「そんなに要らないと思います!」プロが教える手放してOKなアイテムたち
片付けのことでお客様とお話していて、よくありがちなのが、「いつか使うかも」「なんとなく持っておくと安心」といった心理から、実はそれほど必要のない物を手放せずにいること。
今までお客様をサポートしてきて、良く減らした3つ。今日は紙類にしぼったものを書いてみました。
今回は、片付けのプロとして、意外と要らない3つのアイテム――
「段ボール」「家電などの空き箱」「紙袋」――にスポットを当て、
その手放し方や考え方をお伝えします。
心理的ハードルを超え、無駄な物を手放すことで、心も空間もスッキリさせてみてください^^
段ボール
◆「運搬用」であって「保管用」ではない
引っ越しや大掃除の後などで生じる大量の段ボール。つい「何かに使えるかも…」と隅に溜め込んでいませんか?
でも、段ボールは本来、“運搬用”のアイテム。
家庭内で物を収納するには、不安定で強度もイマイチな段ボールより、しっかりとした収納ケースやカゴのほうが使いやすく、
見た目も美しくまとまります。また、段ボールは湿気を吸いやすく、害虫の温床になりやすい点も要注意。
手放すコツ:段ボールは、最小限残してリサイクルに出しましょう。
再使用の計画がなければすぐ処分すること。
長い期間引っ越し用の段ボールなどに入ったモノは所有し続けるかどうかも疑ってみてください。
家電
◆「空き箱」は必要??
ザ・手放しの思考転換を!
新しい家電を買ったとき、その空き箱を律儀に保管していませんか?「もし修理に出すことがあったら」
「メルカリで売るかも」――そんな言い訳が頭をよぎるかもしれません。
しかし、よく考えてみましょう。家電は“使うため”に購入したもの。
売ることを前提に物を持つと、結局ほとんどの場合“使い倒す”まで手放さないもの。
空き箱をとっておいても、引き出しやクローゼットを圧迫し、いざ必要なものが取り出しにくくなります。
多数の空き箱は保管スペースを奪い、結局使わずじまいで終わることがほとんど。
過去、天袋いっぱいに空き箱がでてきたお客様宅がありましたが、処分したことですっきり他のモノが収まりました。
手放すコツ:
家電を試用期間(数日〜1週間や保証期間の1年間など)使って問題なければ、箱は処分へ。
高価な家電や保証修理で箱が必要な場合は、期限を決めて保管し、過ぎたら処分しましょう。
紙袋
◆「使う分だけ」キープを徹底
おしゃれなショップの紙袋は、「いつか贈り物を包む時に使えるかも」と取っておきがち。
ですが、たまりにたまった紙袋はクローゼットや引き出しの中で膨れ上がり、結局使わずにシワシワになってしまうこともしばしば。
紙袋はサイズ、デザイン、用途によっては便利ですが、過剰なストックはスペースの無駄遣いです。
手放すコツ:「2〜3枚だけ」など、自分が年内に使うと想定できる枚数を決めて、それ以外は処分する。
特別に気に入ったデザインのものは1つ残し、それ以外は手放すことで、空間にも心にも余裕が生まれます。
手放す勇気が心と空間を軽くする
「いつか使うかも」という気持ちは、私たちを執着に縛り付けがちです。
しかし、その「いつか」は往々にして訪れず、
気付けば家中が「空き箱・紙袋・段ボール」で散らかった倉庫状態に。
不要なものを割り切って手放すことで、毎日の生活が身軽になり、探し物やストレスが減るメリットは計り知れません~!
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