2022年2月度・外食産業市場動向調査
日本フードサービス協会から、2月の外食産業市場動向調査結果が公開されました。
データからは前年比では上向いてきているものの、コロナ以前の2019年と比べると業態によって明暗が分かれていることが鮮明になっています。まん防の中にもかかわらず、洋風のファーストフード(ハンバーガー等)の強さは驚きです。
出典:(一社)日本フードサービス協会
また、先日は、上記の枠で言うと中華のファミリーレストランに入る、王将フードサービスの好調ぶりが報じられてもいます。
これは記事にもあるように、テイクアウト・デリバリーへの対応力の違いに有ると考えられる。
端的な情報からだけでも、コロナ禍の外食産業で成否が分かれているポイントが見えてくる。
①新たなサービススタイルの確立・・・テイクアウト・デリバリー、キャッシュレス決済等
②消費者ニーズの先取り・・・リモートワーク、家での食事、感染防止等
③若者をはじめとした10代~30代の年齢層による支持・・・SNSを中心としたネット活用による拡販
外食産業は、大手やチェーン店以外の中小規模のお店では、集客や生産効率をアップするためのデジタル活用がなかなか難しくもあります。
今後もコロナ禍の影響は続くと考えられます。少しでも早く、顧客のニーズをしっかりとキャッチし、自社の強みを生かして、本来の力が発揮できるよう外食産業の皆様をご支援して参ります!