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セブ島でのデザイン留学【2ヶ月目】
こんにちは!すゑひろです。
前回から随分と空いてしまいました…。申し訳ない!
さて今回はモンアカでのデザイン留学2ヶ月目に突入です。装飾的なデザインの授業の多かった1ヶ月めとは打って変わって、思考をデザインする月間でした。
2-1.UXリサーチ
Webページを構築する上で欠かせない、UI/UXのUXの部分を学んでいきます。そもそもこの二つはなんなのでしょうか。授業を受けるまでわたしも意味をあまり理解していなかったので、おさらいです。
まずUIは「ユーザーインターフェイス(User Interface)」のこと。Interfaceとは接触面・接点という意味で、ユーザーの目に触れる部分・使用する部分はUIとなります。
よくピンタレストでトレースするWebサイトを探しているのですが、その中からいいなと思ったものを例に、見ていきましょう。
信州アップルパイ研究所という、長野県にあるアップルパイのお店のwebサイトです。(本当はメニューバーは隠れています)
この部分でいうと今見えているところ全てがUI。
次に、UXというのは「ユーザーエクスペリエンス(User Experience)」の略。ユーザーが製品やサービスなどを通して得られる体験を指します。
先ほどのサイトの下の方を見てみましょう。アップルパイの美味しい食べ方を紹介したページです。
アイコンや文章がわかりやすかったり、アレンジレシピをもっと見てみたい!など、このサービスを利用していく上で私たちが感じたことがUXです。
UIとUXはだいたいこんな感じ
授業ではこのUXをリサーチして、エンドユーザー(最終的に行動を起こす相手)を理解していきます。
こうやって考察していくと、私たちが日頃使っているサービスはどうして利用したいと思うのか、それを利用したいと思う心理はなんなのかが明瞭になってきます。
2-2.デザインで課題を解決していく
デザインによって問題が解決されることは、私たちの生活の中にはあふれています。
今回はSDGsの17のグローバル目標の中から、私は「ジェンダー平等の実現」を選びました。
日本のジェンダーの不平等は、私たちが幼い頃から刷り込まれている「男はこう、女はこう」という習慣からきているのではないか、と思い制作物の方向性を決めていたのですが、捜査は難航…。制作期間が1週間あるうちの4日間くらいを費やしてしまいました(笑)
その後は、ターゲットを3〜5歳の女児に設定し、様々な現場で活躍する女性を描いた絵本のデザインと、その絵本の読み聞かせ会を行うという設定でチラシもデザインすることにしました。
子どもに親しみやすい色を起用した絵本
読み聞かせのポスター
制作期間は短かったものの、方向性などはよかったんじゃないかなと思っています。しかし、ロゴをもう少し作り込んだり、この絵本でどう問題を解決していきたいのかをもう少し彫り込むとより一層いいものができたのではないかな〜と反省しております。
UIとUXの理解も深まったためか、1か月目よりもどんな人に利用してもらいたいかの方向性がしっかりしてきた気がします。また、わたしはここで、苦手だと思っていたけど、意外とペルソナの設定が得意だなあという発見がありました。講師のムラケンさんからも「ペルソナがしっかり決まっていると、その後のデザインの方向性もパキッと決まってくる」と3ヶ月間を通して口酸っぱく言われていたのですが、ぼんやり設定しているときときっちり設定しているときでだいぶ違っていました。
今回のこの思考をデザインする部分は、Webサイトやアプリを設計する上ですごく重要な部分になります。次回はいよいよ3ヶ月目に突入です!ドキドキ!
前回は初投稿でしたが、沢山の方に見ていただいて嬉しかったです!ありがとうございました。
また次回もお楽しみに!
ではまた