どん底へ
別に目的としていなかったのだが私の前にそいつは現れた。
「松本つなぐ横丁」内にあるおでんの店「どん底」。諸君もそのとんでもないネーミングに度肝を抜かれただろう。でもこのネーミング、そのわけを知るとまあ納得できるわけで…。
ヒントはコチラのお品書き。おでんの店にしてはメニューが少ない!高い!というのは置いといて、この値段、なにかお気づきにならないだろうか。
ありがたいことに漢数字で示してくれているからわかりやすいね。そう、この店、あの松山三四六氏のプロデュースする店舗なのだ。
誰やねんそれ、という読者。彼についてはこちらでとっても詳しく書いているのでもっかい読んでね。
ついに自分の置かれた立場までをネタにしたのか、こんなふざけたタイトルの店を立ち上げやがった。というか自分の立場わかってんなら反省しろ。
この店の腹の立つところはふざけたネーミング、調子に乗った価格設定、「円」を「縁」と表記するどこぞやにいそうなマルチ商法グループっぽさにとどまらない。
なんと!この店で食事をすると不本意ながら松山氏に資金援助をしてしまうのだ。あんまりじゃないか!こういうのは書かずに裏でこっそりやってくれ!公に金をわたしとうない!しかも10円単位というのが地味に高額。「どん底からのご案内」という物騒な見出しもいやな気持ちにさせてくれる。
あんた負けたんやぞ?わかっとるんか?ここでも資金援助を募りやがって。
元善光寺にあやまれ!
やかましいわ!いい方に変わってくれよな…。
さて、肝心のお味はというと…、あ、あ、うん…。
ちなみにおでんおまかせ3種盛を頼んだら卵と牛すじと三角という中レートのヤツが3つ出てきた。こんにゃくとかちくわぶとか低レート2つに中レート1つを想像してたんですが…ちゃんと考えてる?
余談ですがおでんを食べていたら後ろにいたおっちゃんがスタッフに向かって「また三四六さんいるときにくるわ!」と言っていて吹き出しそうになった。そう、実は割と頻繁に本人も店を訪れているらしい。絶滅危惧種に認定されてしまった彼のファンとの交流、そしてその数少ないファンからの資金援助を募る場として「どん底」は今日も稼働し続けるのだ…。
ご本人に直接会いたい人はぜひ訪れてください。
さてここまで「どん底」レポートしましたがいかがでしたでしょうか?
まとめると
1.反省していない
2.来店すると高確率で資金援助をする羽目になる
3.おでんはこまちの口にはあわない
4.ハイボールはじめ酒類は濃いめ
5.運が良ければ松山氏本人に会える。
本当に苦しくて仕方ない時、ここに行けば「まだどん底ではないな」と気づくはずです。ぜひ寄ってみてね。