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Goodbye/toe

陰鬱とした日々の中、魂が震える曲に出会った。
なんて言いあらわせばいいかわからない程、震えた。

サウンドが良いのもしかり歌詞が自分にリンクする事もしかり、奏者達が自分の魂を削って音をかき鳴らしている事が嫌というほど伝わってきた。

震えたというより共鳴できた、とかの方が近いのかもしれない。

そして、正確にこの気持ちを表せないことをとても幸せだと思った。

まだまだ自分の知らない事、今の自分では到底表現できないような未知の素敵なものが存在しているんだなと希望が持てたから。

そんな風に考えれる自分にも。

無知の知、即ち可能性は無限大という事。

知るってこんなに楽しかったっけとふと我に返った。

中高生の頃は強制させられる勉強に嫌気がさしていたものだが自分の世界を広げるために自主的に色々なものを知って吸収しようとしている今はとても楽しい。

もっと早く気づけばよかったな、まあまだ遅くないか。

学んで知って、そんな中また言葉に出来ない何かに出会えた時、また今日のような幸せを改めて実感できるんだろうなと。

自分は何も知らないんだなぁという事を思い知る為に勉強しているような気さえしてきた。

それが幸せだということに気づけるのもちょっとは大人になれたという事なんだろうか。

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