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サービスを終了したApex Mobile。終了前と後を振り返る
前置き - それは、自身のゲーム歴を大きく揺さぶるものだった
2023年2月某日。自分の目に衝撃のニュースが飛び込んできた。Apex Legends Mobileが、5月初旬に幕を下ろすという話だった。リリースされてわずか1年足らずのサービス終了である。
もちろんこれをやり込んでいた自分は大きな衝撃を受けた(そりゃいきなりやり込んでいたやつがサービス終了したらそうなるわな)。
というわけで寂しさ半分(PC版CS版にモバイル限定レジェンド参戦の)期待半分でApex Legends Mobileを振り返っていこうというのが今回のテーマだ。
Apex Mobileの基本的な概要
2022年5月18日。
—Apexが、スマホに来る。
それは、PCおよびPlayStationやSwitch(+Xbox)を持っていない自分にとってApexの沼にハマる大きな要因となったものだった。
今までFPSというものに縁がなかった自分は、モバイル版という新たな望みで、文字通り頂点、プレデターやマスターを目指そうとしていた(結局挫折したけどね)。
Apex Mobile専用のDiscordサーバーのモデレータに指名され、躍起になっていた自分は、マスター以上を目指して日々ランクマッチに挑んでいた。
シーズン別の出来事
シーズン1 - プライムタイム / 1.5 コールドスナップ
PC/CS未登場のフェード参戦
2022/05/18 ~ 2022/07/11
シーズン1。PC/CSならばオクタンが登場したシーズン。ここで登場したのはフェード。
レイス、アッシュに次ぐ(2023/05/01現在)3人目の虚空を操るレジェンドだ。骸骨のようなマスクが特徴的なスーツを纏った姿で、マスクを外してもかっこいい。おっと個人的な感想が出てしまったことにお詫び(?)しなければ。
個人的には後述するラプソディと併せてアサルト枠でPC/CSにシーズン20ぐらいで登場してもらいたいところである。
フェードのアビリティ
戦術アビリティ
フラッシュバック
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アビリティを発動させるとフェードがスーツの腕輪?的なものを起動して直線距離でだいたい50m前ぐらいまで移動する。この時彼は虚空状態なのでダメージを受けずに味方の元へ退くことができる。
さらにスキルツリー的なものを解放すればアーマーが剥がれても25ポイント(シールドセル1個分)だけ回復するようになっており、かなーり強い。
パッシブアビリティ
スリップストリーム
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104464229/picture_pc_0d284807f258e6fb8ec7039fb924d0b2.png?width=1200)
フェードがスライディングすると一時的にスピードが速くなる。
つまり、オクタンの興奮剤やレイスの虚空中の足が速くなる効果をスライディングで受けることができるのだ。ただし、毎回スライディングすると速くなるわけではなく、クールダウンが挟まれる。敵との間合いを素早く詰めるのに便利だった。
アルティメットアビリティ
フェーズチャンバー
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円盤上の投擲物を投げつけ、着弾した場所に爆発を起こす。数秒経つと爆発範囲にいた敵味方問わず全員を虚空に引きずり込む。爆発に当たった敵には10のダメージが入り、鈍足の効果がつく。
虚空に引きずり込まれた敵はレイスの虚空中と同じくダメージを受けず、さらに味方から敵の位置が見えるという、当てたら敵が確実に不利になるという強力なアドバンテージがつく、非常に強いアビリティだ。
使い道としては、
シアの戦術アビリティのように敵の回復や蘇生を阻止する
虚空に入った敵の位置を確認できるため隙を見て詰める
敵の足止めとして投げる
バンガのウルトやジブのウルトなどで確実にダメージを受けてしまう時、ドーム感覚で投げて仲間を虚空に飛ばしてダメージを防いだり…
などなど使い道としては多く、かなり便利なアビリティだった。
シーズン3には「進化するスパレジェ武器」が登場し、かなりカッコ良さが増した。
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シーズン1.5ではローバが登場。なんと彼女、ウルトでバナーを回収できるという現在のサポート枠のバナーをクラフトできる機能の先駆けとなるものを搭載した。
シーズン2/3 - ディストーション / チャンピオンズ
モバイル限定の第二のレジェンド、ラプソディ参戦
2022/7/13 - 2022/8/24
つぎのシーズンである「ディストーション」では、モバイル版限定レジェンドである「ラプソディ」が登場した。(画像を撮るのを忘れてしまったため、口頭での説明となることをご了承いただきたい。)
ラプソディのアビリティ
戦術アビリティ
ハイパーアンセム
戦術アビリティを発動すると、ラプソディを中心とした一定範囲内に音波のようなものを発生させる。この中に味方が入る(入っている)と10秒間の間速度が速くなり、さらにシールドが白アーマー分まで回復する。
さらにこの効果はダメージを受けない限り効果が続くというおまけつき。
強すぎるため本家PC/CSに参戦するにはある程度の弱体化が入ると思われる。
パッシブアビリティ
ギフテッドイヤー
モバイル版には消音にしているプレイヤーのため、足音や銃声が可視化されている。(耳が聞こえない人のためにPC/CSも追加されるべきではあるが)
ラプソディはこの可視化の範囲が広がり、より広範囲の敵の位置などをある程度把握できるのだ。
アルティメットアビリティ
ラヴディーのレイブ
決して性的な言葉ではない。このウルトは簡単に言って仕舞えばカタリストさんのウルトの上位互換である。
まず外側からは何も見えない。これはカタさんのウルトと変わりない。が、内側をみると、なんと敵が1倍の金スコープのように赤くハイライトされるというぶっ壊れな性能を持っている。そしてこれがなんと15秒ほど持つ。
カタさんのウルトの圧倒的上位互換。これはPC/CS版に逆輸入される際にテコ入れが入ってもおかしくない性能である。
このように、モバイルのレジェンドは揃いも揃って強い奴らばっかなのである。2人しかいないとか言わない。
シーズン後半、クリプトが参戦した。アビリティ的には変わらないが、なんと敵を自動追跡、操作しなくてもクリプトの肩のちょい上に浮遊し自動で移動…と、これまたぶっ壊れている。
モバイルの担当は調整を誤ったわ。(レイスボイス)
さて、シーズン3にはフェードに「スーパーレジェンド」、通称スパレジェ武器と最近コースティックに追加されたダメージを与えると見た目が変わる「プレステージスキン」を足して2で割ったようなものが追加された。
名付けて「スーパーエターナル」。
フェードの家族であるフアマニ家の家宝である鉤爪のような武器。これに料金を追加すると両端に刃がついたかっけえスキンに変貌する。
最終シーズンとなる「アスパイア」内のイベントでスキンを進化させるのに必要な課金アイテムである「スーパーエターナルトークン」を無償で獲得したため、これに全て費やした。
たぶんPC/CSにフェードが投入され、スパレジェが追加されるとしたら進化後の武器になると考察している。
シーズン4にはオクタンにスーパーエターナルが追加された。追加されたのは何とバットである。バタフライナイフじゃないんかい。
こちらは課金するとバットの先端部分が回転するようになっていた。正直バタフライナイフでよかった
そして、サービス終了へ
2023/1/31 - END
2023年1月31日。ついにあの発表が行われた。Apex Legends Mobileが幕を下ろすことになったとElectronic Artsが発表。
最終シーズン「アスパイア」にはホライゾンとオリンパスが追加。正直マスターになったところで何も帰ってこないならと思い、サービス終了が近づく4月にはカジュアルしかプレイしなくなった。
サービス終了後 - まだApexは止まらない
2023/05/02 -
そして今日、Mobileは1年足らずのサービスに幕を下ろした。短い期間だったが、楽しくプレイできたのはRespawnおよびEAの努力の他ならない。今後も定期的にネットカフェ等でApexをしていくだろうし、まだまだApexは止まらないと思っている。
モバイルはわずか1年で終わってしまったが、PC/CSの人気は止まる所を知らない。終わってしまったという実感はあるが、EAは「10年続くゲームにしたい」と言うほどだ。
フェードとラプソディはこのままミラージュのデコイのように消えてしまうのだろうかと思いつつ、定期的にネカフェでApexをしていこうと思っている今日この頃である。