今からでも遅くない!beatmania IIDXのはじめかた Part 4 ゲームオプション編
さて、第2回ではe-amusement passの初回登録と初回プレーについて説明した。
今回は「オプション」について説明していく。
鍵盤の位置を覚えておこう
さて、解説する前にいくつか説明がある。
「鍵盤の位置」についてだ。よく「2356」とか呼ばれるが、今回のオプション解説の前に、数字についての解説をしていく。
今回は左にターンテーブルがある側(1Pサイド)で説明をしていく。
数字の順番は左から上下交互に、
2 4 6
◉ 1 3 5 7
の順番だ。(◉はターンテーブルを表す)
以降は上記の鍵盤の番号を用いて説明していく。
では、ゲームオプションについての解説を始めていく。
ゲームオプションは3種類
まずは選曲画面中で一度だけ鍵盤の奥にある「スタートボタン」を押してみよう。
すると、こんなふうにちょっと難しそうな画面が表示される。この状態で鍵盤を押すと、プレーの難易度などを変更することができるのだ。
もう一度「スタートボタン」を押すと選曲画面に戻る。
この画面は「ビギナーオプション」と呼ばれ、プレー時の設定ができる機能だ。
では、左側から順にオプションの項目を見ていこう。
譜面スピード
1番と2番の鍵盤では、譜面のスピードを設定することができる。
黒鍵盤でスピードが速くなり、白鍵盤では遅くなる。
スピードプレビューがあるため、それをみながら自分に合った適度なスピードを選ぼう。
グルーブゲージ減り幅の緩和
これは、プレーの時にミスをすると減るゲージの減り幅を緩和する「ASSISTED EASY」の設定。5番の鍵盤で変更できる。ゲージの設定は「通常オプション」で詳しく説明していく。
ターンテーブル自動演奏
「AUTO SCRATCH」と呼ぶ設定。
プレーに慣れるためオフにしておくことを推奨。
ターンテーブルを回す必要がなくなるものだが、上達のためにはオフにしておくことをおすすめする。
長押し譜面なし
「LEGACY NOTE」。これもオフ推奨。
長いノーツが始点だけになるオプションだが、これも上達のためにはオフにしておく方が良い。
通常オプション
ビギナーオプションを表示した状態で、枠で囲った中央の「EFFECT」ボタンを押してみよう。
すると画面が切り替わり、以下の画面になる。
この画面は「通常オプション」と呼ばれ、初級者も上級者も、基本はこのオプションを使用していく。
では、この項目についても解説していこう。
グラフオプション
少し見切れている部分は「グラフオプション」。自己ベストやDJ LEVEL A以上などの基準値、達成度などのグラフをリアルタイムに確認できるものだ。
ターンテーブルを回して設定する。
譜面の配置
上級者がよく使うオプション。1番と2番の鍵盤で変更できる。
あまりプレーに慣れてない場合は変更しなくても良いだろう。
押しにくい配置を無理やり変えたり(逆に「2356」などと呼ばれるめちゃくちゃに押しにくい配置が降ってくることもある)するオプションだ。
RANDOM (通称: 乱 / 通常乱)
その名のとおり7つの鍵盤に降ってくるノーツの配置をランダムに変える。
(例: 1234567→2413657)
R-RANDOM (通称: R乱)
譜面配置が正規(何も設定していない状態)からずれる。(例:1234567→3456712)
S-RANDOM (通称: S乱、スパラン)
ノーツ単位で全ての配置が入れ替わる。上級者向けオプション。
MIRROR (通称: 鏡)
譜面を鏡に映したかのように配置が入れ替わる。
(1234567→7654321)
グルーブゲージの減り幅
3番と4番の鍵盤で変更できるオプション。
減り幅を緩和したり逆に増やしたりして難易度を調整できる。
ASSISTED EASY
ゲージの減りがEASYゲージと同じように軽減され、グルーブゲージ60%以上でクリア。
クリアランプは紫色。
EASY
ゲージの減りが軽減される。グルーブゲージ80%以上でクリア。
クリアランプは緑色。
NORMAL (OFF)
「ノマゲ」とも呼ばれる、デフォルトの状態。80%以上でクリア。
クリアランプは青色。
HARD
ゲージが赤色になり、ゲージの減りがNORMALより増加する。ゲージが空になると即失敗してしまう。ゲージが30%以下になると減りがすこし軽減される。(通称: 30%補正)
ゲージを空にせず曲を終了するとクリア。
クリアランプは白色。
EX HARD
ゲージが黄色になるもの。ゲージの減りがNORMALより大きく増加し、ゲージが空になると即失敗となる。HARDゲージの「30%補正」は適用されない。
HARDと同じくゲージを空にせず終了できればクリアとなる。
クリアランプは黄色と赤色が交互に点滅する。
アシストプレー機能
基本はオフにしてプレーすることをおすすめする。「ビギナーオプション」と同じ設定。
AUTO SCRATCH
ターンテーブルを回していなくても自動で回した判定になる設定。
LEGACY NOTE
長押しするノーツをなくし、始点のみのノーツに変更する。
A-SCR & LEGACY
上記二つのオプションを有効にした設定。
譜面の表示エリア
譜面の表示部分を隠すことで、視点移動を軽減できる。
下げすぎると譜面そのものが見えなくなってしまったり、見えたとしても捉えづらかったりする為、適度な位置に合わせることが大事だ。
SUDDEN+ (通称「サドプラ」)
譜面上部を隠す。判定には影響しない。
HIDDEN+
譜面下部を隠す。判定エリアは移動しない為要注意。
HID+ & SUD+
上記SUDDEN+とHIDDEN+を両方かけるオプション。
LIFT
判定エリアを上下させることができるHIDDEN+。
LIFT & SUD+
サドプラとLIFTを両方かけるオプション。
詳細オプション
通常オプションを表示した状態でEFFECTボタンの下にある「VEFX」ボタンを押すと、判定のタイミングを表示したり、判定を調整したりできる「詳細オプション」を設定できる。
今回はあまり触れないが、以下の設定をしておく事をおすすめする。
「判定タイミング表示位置」をTYPE A / B / Cいずれかに設定する。
これにより、鍵盤の押すタイミングが速かったり遅かったりする場合に「FAST」および「SLOW」と表示される。
「判定タイミング分割表示」をON
ターンテーブルと鍵盤のFAST SLOWを分割して表示できる。
今回はここまで。次回は「ハイスピード」についての説明だ。