ひとりを好きになる2023
まず初めに昨年書いた記事をご紹介します。
私、旅行が苦手で、なんなら嫌悪感すら抱いていたんだけど、無駄に気を使いすぎ&自分の考えすぎなんじゃね?という結論に至ったという内容。
そんな私が2023年、立て続けに旅行に行ってきまして。
私的にはアーティストのライブやコンサート以外での遠出(純粋な旅行)は珍しいことなのだ。
【5月 地元の温泉】
これも以前書いたんだけど、婚活パーティーに行き仲良くなった女の子たちと行ってきた。
「彼氏がいない」というただ一つの共通点のみで1泊2日の温泉旅行はクレイジー。
地元と言っても車で片道2時間。
私が運転手になり、他の3人を拾いながら目的地へと向かう。
お菓子を用意してくれたり話題を提供してくれたり、最高のメンバーである。
向かった先は、全室オーシャンビューという最高のホテル。
道路を挟んで向かい側にあるコンビニに数十分かけて歩いたり、海沿いにあるモニュメントで写真撮影をしたり、なんでもないようなことが楽しかった。
夜はみんなで温泉に浸かり、部屋でお酒を飲みながら「ナンジャモンジャ」っていうカードゲームを延々とやってて、笑い過ぎて息が出来なくて、こんなにゲラゲラ笑うのも久しぶりだなあと思うなどした。青春。
【7月 東京】
東京にいる友達と、2023年6月にオープンしたスタジオツアー東京メイキング・オブ・ハリー・ポッターに行こうという話になった。
これまで1人で新幹線に乗るということがなかったので、すでに新鮮な気持ち。
今年の猛暑に命の危険を感じながらも、出来得る限りの対策をして向かった。
浅草のホテルを予約したので、友達と合流前に「モンブラン」というお店でハンバーグを食べた。
東京に行く少し前にヒルナンデスでトニセンの長野くんがおすすめしていたので行ってみようと思っていたけど、期待通りとっても美味しかった。
その後友達と合流し、スタジオツアー東京へと向かい、信じられないほどあっという間の数時間を過ごした。
だけど思っていたよりもボリュームがすごくて、後半の方をじっくり見れなかったので絶対また行きたい。
次の日も友達が観光に付き合ってくれて、スカイツリーや浅草などのTHE☆お上りさんコースを堪能。
友達と解散した後、東京駅でお土産を爆買いし、また1人新幹線へ乗り込み帰宅。
【8月 北海道】
遅ればせながらハマった漫画「ゴールデンカムイ」の展示会が、北海道に回ってくるらしいとの情報を得て、プチ聖地巡礼も兼ねて函館に行って来た。
ちなみに今回は2泊3日の1人旅。
いくら猛暑と言えど北海道だし少しは涼めるかなと思ったら、函館も例外なく暑かった。
7月の東京での暑さ対策が役に立ち、旅はしてみるもんだなと実感。
ゴールデンカムイ展はもちろん素晴らしかった。
途中色々思い出して涙ぐみながら回ったのも良い思い出。
展示会の他にも、色んなところに行って、色んな物を見て、色んな物を食べて、色んな人と出会った。
五稜郭、金森赤レンガ倉庫、函館山の夜景、大門横丁。
ラーメン、ジンギスカン、ザンギ、クレープ、ラッキーピエロ。
特に大門横丁での出会いは大きく、なんなら今回の旅行の1番の思い出になるかもしれない。
そのおかげか1人だったけど全然寂しくなかったし、なんならそれが自由で楽しくて、めっちゃ良かった!
【9月 宮城県】
旅行とはちょっと違うけど、趣味活動の遠征で宮城県石巻市に行って来た。
特に観光をするような時間はなかったので「堪能」は出来なかったのだけど、少し思うところがあったので記録として。
石巻市雄勝町。東日本大震災を機に知った地名のひとつ。
行って思ったのは「綺麗な街だな」ということだった。
それもそのはず、震災後に出来た建物や道路が多いからだ。
私たちがお借りした公民館は、ホントに「目の前が海」だった。
しかし社会の授業で聞いた「リアス式海岸」は大きな防波堤に阻まれすんなりとは見えない。
海なのに山で山なのに海、みたいな地形で、近くには北上川が流れている。
この北上川、マジででっけーの!雄大すぎて海みたいだった。
ところどころに震災の跡が感じられて、太陽が反射してキラキラ光る綺麗な海や川を見て、月並みだけど自然の美しさと怖さを実感した。
犠牲になられた方、被害に合われた方、そして今もこの土地で生きている方を思い、遠征を終えたのだった。
まとめ
今年の旅行は自分にとって貴重な経験だった。
数人のグループでも、友達と2人でも、1人でも、とても楽しめた。
今までの経験を踏まえて、あまり考えすぎずにいたら特に苦痛なことなどなかったので、もっと心から楽しもうとする姿勢が大事だなと思った。
そして1人旅の気楽さや自由さに気付いてしまった私。
今後は1人が増えていくかもしれない。
年齢を重ねるごとに「1人=独り(孤独)」と感じていたけど、独りは孤独ではなく、単独だなと思うようになった。
ただの言葉の綾かもしれないけど、なんか納得。
どう捉えるかで心持ちが全然違うんだな。
なんなら今は1人が好きだ。
あと帰ってきた瞬間に「やっぱり地元最高!」となるのも好きだ。
外に出て気付く、地元の居心地の良さ。
改めて、旅はしてみるものだ。
もはやこれが私の2023年の総括と言っても過言ではない。
色んなことがあったけど、振り返ってみればとても良い1年だった。
今年も1年こんな拙いnoteを読んでくださった皆さまにお礼申し上げます。
来年も細々と続けていきたいと思いますので、もし読む機会がありましたらよろしくお願いいたします。
少し早いですが、、皆さま良いお年をお迎えください!
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