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マエザワ、宇宙行ったってよ

前澤友作氏が、宇宙へと飛び立った。
日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在するらしい。

まずはじめに申し上げておきますと、私は前澤友作氏のことを特別崇拝している訳でもなく、だからといって嫌いな訳でもない。
私の中で前澤氏は
・ZOZOの人
・剛力ちゃんの彼氏(元カレ)
・金配りおじさん
・チョコプラ長田が真似してる人
くらいなもんで、それに対してどうという感情もない。
なので愛称的な感じで彼のことを「マエザワ」と呼びます。
まあ、一般人は大体そうでしょ?

そんなマエザワがこないだ宇宙に飛び立ったことは、単純に「すげーな」と思った。金持ってるやつはやっぱり次元が違うわ、と。

やっぱりまだ宇宙は特別なもので、選ばれた人しか行けないはるか遠くの場所というイメージがある。宇宙飛行士だって一握りの人しかなれないんでしょ?
いつか行ってみたいな。
地球の青さってどれくらいなのかな。
宇宙人ってホントにいるのか?
色んな疑問が頭に浮かんでも、実際に自分が行けるとは1mmも思っていない。

しかし考えてみると、人類が初めて宇宙に行ったのはたかだか5~60年前だというのに、その間に「民間人」のマエザワが宇宙に行けるようになっているということは、私たちと宇宙の距離感は思っているよりも速いスピードで縮まっているのかもしれない。もちろん、物理的な距離の話ではなく。

出発前の会見でマエザワは言っていた。

地球を宇宙から見ることによって地球の大切さに改めて気づくと思う。人類にとって宇宙はまだ未知の世界。未知の世界にも一般の人間でも出て行けるという夢や希望を皆さんにも見ていただけると思う。

ホントにそう。
マエザワ良いこと言うじゃん。
ナカにいるとわからなくなってくるもんね。
我が物顔で搾取して生きて、色んな感覚が麻痺して色んなことが当たり前になってきて、ね。

だけどさ、私にとってマエザワは「一般の人間」ではないんだわ。

いや、まあ、宇宙飛行士とか宇宙関係の仕事の人以外を「一般」と呼ぶならそれはそうなんだけど。
めっちゃ金持ってて、なんなら人にも配れるくらいで(条件はあれど)、宇宙に行きたいっつって何十億も払える人のことは「一般の人間」とは呼ばないのよもう。

私マエザワのこと何も知らないけど、そんなに金持ってる(稼げる)のにはそれ相応の努力と才能が必要なのはわかる。マエザワがただ何もせずぼーーーっとして何十億、何百億と手に入れた訳じゃないってことも。
だけどそんなに稼げることもやっぱり特別に感じるからさ。

でも、やってることは「一般の人間」と同じなんだよなあ。
自分がやりたいこと・出来ることを見つけて一生懸命働いて、それで稼いだお金や得た人脈を使って、夢叶えてるんだよ。
それの規模が、私からしたらやばいだけの話。
だってさ、「昔から星空とか天体が好きでした」ってさ、私だって星空好きだよ!それで、宇宙行きてえ~よっしゃ行くか!にはならないよ!

それに、今の段階で、宇宙に行くという勇気がすごい。だって宇宙ってディズニーのアトラクションとは訳が違うでしょ?
ちゃんと試験受けて数ヶ月の訓練してさ。
テレビだとそこら辺さらっとしか報道されないから、パッと見、「おれ金持ってるから宇宙行ってきま~~す!めっちゃ楽しみ~~!」みたいな感じにしか思えないのよね(笑)

私はきっとマエザワみたいに生きることは出来ないけど、純粋に、一生懸命働いて、夢を叶えるって素晴らしいなと思った。

マエザワ、気を付けて帰って来いよ。

家に帰るまでが旅行だよ。

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