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アナログゲームマガジン大賞2023秋山真琴賞の発表
皆さん、こんにちは。秋山です。
本記事は『アナログゲームマガジン』が年末年始に設定している特集テーマに沿った記事となります。
今回のテーマは「アナログゲームマガジン大賞特別賞の発表」ということで、編集部の各ライターが、その年のベストを考えて、自分の名前を冠した特別賞を与えるという、ある種のお遊びです。
『アナログゲームマガジン』は月額500円(初月無料)のWebマガジンですが、本記事は最後まで無料でお読みいただけます。気に入った方は、ぜひ定期購読をご検討いただければ幸いです。
はじめに
と言うわけで、前置きが長くなりましたが、いよいよアナログゲームマガジン大賞2023秋山真琴賞の発表です。
発表はボードゲーム、リアル謎解きゲーム、マーダーミステリー、協力型推理の計4部門に分けて行います。
それでは参りましょう。
ボードゲーム部門『破宮のデクテット』
ボードゲーム部門のベストは、2022年の年末に発売された『破宮のデクテット』です。
1~2人用の、レガシー要素を持つ、ダンジョン攻略ゲームということで、かなり尖った作品ではあるのですが、ゲームとしての面白さだけでなく、ストーリーやフレーバー、アートワーク等、すべての要素がお互いを過不足なく補い合っており、一個の作品として高い完成度を誇っています。まさしく総合芸術のような作品で、深く心に突き刺さりました。
次点は『スリーピングゴッズ』です。
リアル謎解きゲーム部門『TRAP【リメイク】』
リアル謎解きゲーム部門のベストは2016年に初演が行われ、2022年にリメイクされた『TRAP【リメイク】』です。
リアル謎解きゲームのホール型公演における様々な不文律や定型をすべて無視し、とにかく参加者を驚かせること、楽しませることに主眼が置かれた作品でした。公演中、わたしのテンションは最高潮に上がったり、逆に底辺にまで落ちたり乱高下しましたが、最終的には傑作という結論に至りました。
次点は『崩れゆく空中都市からの脱出』です。
マーダーミステリー部門『アンフィスバエナと聖女の祈り』
マーダーミステリー部門のベストは、これも2022年に公演の始まった『アンフィスバエナと聖女の祈り』です。運良く、作者のしゃみずいさんのGMで遊ばせていただきました。
非常に印象的な作品で、はじまる前の静謐な雰囲気から、ゲームが始まってからの千変万化する様相、そして染み入る結末と、奥深い作品でした。ネタバレになりかねないので、あまり書けませんが広い世界観を持つ作品でした。
次点は『凍てつくあなたに6つの灯火』です。
協力型推理部門『御仏の殺人』
協力型推理部門のベストは『御仏の殺人』です。
リアルな資料を元に行なう推理は、海外には『Unsolved Case』等、先行作品が多いです。しかし、言語や文化の壁があり、十全には楽しめない状況だったので国内で誰か作ってくれないものかと思っていたら、プロのミステリ作家である道尾秀介と、リアル脱出ゲームのSCRAPがタッグを組んでくださり嬉しかったです。クォリティも高く、諸手を挙げて称賛できます。
次点は『真紅のアンティーク』です。
終わりに
最期まで読んでいただき、ありがとうございました。
本記事が、次に触れたいゲームの参考になれば幸いです。
よろしければ昨年のベストも是非。
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