秋山真琴がゲームマーケット2022秋で注目しているゲーム（随時更新）
皆さん、こんにちは。秋山です。
本記事では、わたしが個人的に注目しているゲームマーケット2022秋で発売される作品を紹介します！
今年のゲームマーケット秋は10月29日～30日です。それまでの間に新発表があれば、それも取りこぼさずに紹介できればと思うので、随時更新していきます。
また、本記事は『アナログゲームマガジン』の特集テーマ参加作品ですが、最後まで無料に読める設定ですので、ご安心ください。本記事をきっかけに『アナログゲームマガジン』も購読いただければ嬉しいです。月額500円（初月無料）です。
はじめに
最初に、わたしの好みを明らかにしておきますね。
キーワードとしては物語体験、推理、1人用、2人用、協力、紙ペン、トランプです！
上記の要素を持つものがあれば細かくチェックするようにしています。
本記事で紹介する作品も、このようなポイントを持つ作品が多数なので、わたしと好みの傾向が似ていれば参考になるリストになると思います。
注目リスト（10月21日更新分）
JUGAME STUDIO『７つの未解決事件』探偵と犯人の対決を描いたミステリーモチーフの、非対称型2人用対戦ゲーム。
カラメルカラム『メアリヒト』ゲームブックとカードを用いる1人用ゲーム。ストーリー要素があり、マルチエンディング。
OLD GAME CYCLE『チェスター～四姉妹と魔法の家～』1～4人用のタイルゲーム。全プレイヤーでタイルを配置して家を建てるので、ゲーム終了時に映える写真が撮れそうです。
ギフトテンインダストリ『ミステリーオデッセイ』カセットテープに収録された音声を聞いて解き進める謎解き作品。『マドリカ不動産』や『紙謎』で実績もありますし、期待大。
米光一成たち『国家予算人狼』トランプゲームの『ナポレオン』に似た正体隠匿要素のある4～6人用トリックテイキング。
カワサキファクトリー『テンプラス』遊びやすいシンプルな2～4人用のゲームが3作入ったカードゲーム。気楽に遊べる軽いゲームを探している方にオススメ。
HLKT工房『筋肉テイキング』この見た目からは想像できないけれど、正統派かつ硬派なトリックテイキング。仕上がってます。
符亀『サイクリアン』3～4人用カードゲーム。道をつなげるだけなのに、あるいはだからこそ難しく悩ましい。
こぐまやん『MOGUTTE』2～4人用のカードゲーム。可愛らしい見た目に反して、ユーロゲームの風を感じるジレンマたっぷりなプレイ感。
こげこげ堂本舗『YON5O（ヨンゴー）』1分でルール説明を終えて、2分で遊べる、2～8人用のカードゲーム。いつでも遊びやすい、持っておきたい安定感のあるゲーム。
注目リスト（10月12日更新分）
YUTRIO『GHOST SNAP』2人用協力ゲームに定評のあるYUTRIOさんの新作ゲーム。今回はお化けがテーマとなっており「不安型」協力ゲームとのこと、気になります。
ライブレイジ『菓子道』ゲームデザイナー佐藤雄介さんを招いて作られた和菓子をテーマとした2～4人用のアブストラクト。和菓子を模した透明アクリル駒が美しいです。
サイシュピール『パチスロシミュレーター』2～5人用のリアルタイム推理ゲーム。パチスロに興味関心はないのですが、大量のデータからおおざっぱに統計を取り、推測するというゲーム性は興味深いです。
shootingdesign『ZoLa』手のひらに収まる小箱サイズの1人用ゲーム。プレイ時間が4時間～となっており、50枚ほどのカードでどう遊ばせるのか気になります。
出汁巻亭『レインボウロオド』2人用のトリックテイキングゲーム。トリックごとに妖精を動かして得点を得ていくというゲームのようです。
Atelier Mimir『旅するゲームブック：京都』今回からサークル名を変えられた山中麻未さんによる体験型ガイドブックの第3弾。過去2作が素敵だったので、今回も楽しみです。
かもたゲーム『ばべるのせいどう』2～5人用の協力ゲーム。言語によるコミュニケーションをせず、盤面とカードプレイで連携を目指します。
Tempered Games『私は一人、ダンジョンで目が覚めた』1人用のダンジョン脱出ゲーム。ルールを見る限り、ボードゲーム要素が強めで楽しめそうです。
JOKER PROJECT『煙が消えるまでに』2人用のミステリーテリングゲーム。先行体験させていただきましたが、物語世界に浸かり、仲の良いプレイヤーと会話を楽しめます。
BBBox『Troppoトロッポ～異世界の冒険と３つの扉』1人用のデッキ型レガシータイプのカードゲーム。プレイ時間が5分から数週間ということで、どのような作品か気になります。
Green Games『大名』2人用のワーカープレイスメント。練り込まれた完成度に高いリプレイビリティ。2人で遊ぶ重量級ゲームを探している方への最適解です。
アキトコゲーム『レベルアップ将棋』敵を倒すと行動範囲が広がる将棋。単なる飛車角交換でも、太らせて食うことで後の展開を有利にできるのが面白いです。
注目リスト（10月2日更新分）
スピカデザイン『１３（サーティーン）～生存までの13歩～』1～5人用のドラフトとバッティングの要素を持つカードゲーム。協力プレイルールと競争プレイルールがあり、複数の遊び方ができるようです。インスト動画を見ましたが、気軽に遊べそうで良さそうです。
Takoashi Games『アルカノロヅィ』タロットの大アルカナ22枚を用いて遊ぶ2～4人用の協力ゲーム。ゲームとしてはシンプルそうですが、アートワークが美しく、所有欲をかきたてられます。
ManifestDestiny『Lurk』3～4人用の協力ゲーム。不死身のエイリアンから逃げ回りながら、資源を集め宇宙ステーションから脱出するのを目的とします。
GrunGames『バビルサの牙』25編のゲームポエムが収録された文庫本。『光より遅く』のような作品があると思われます。
東京理科大学非電源ゲーム研究会『サンスー教の儀式』算数力が問われる1～6人用の協力ゲーム。カードイラストにAI生成イラストを採用しているというのも興味深いです。
双子のライオン堂書店&mysteryK『シンデレラのダンス』『エミリーは羊よりも賢い』2人用のトリックテイキングと、2人用のミステリーゲーム。後者は『ベレズフォード邸のネズミ』と同じシステムのようです。
注目リスト（10月1日更新分）
monopy『ラーナと魔王』プリンセスとプリンスになり、魔王を倒すことを目的とするファンタジーRPG風の協力ゲーム。
デバッグモンキーズ『ELÄÄ ROTU エラロト』非対称と拡大再生産の要素を持つ2人用対戦ゲーム。片方のプレイヤーは相手を倒すこと、もう片方のプレイヤーは生き残ることを目指す非対称性が面白いです。
HOY GAMES『老師敬服～正派対邪教～』2人専用になった『老師敬服』面白くないわけがありません。
空創ラボ『BIRTH or BURST』ペンギンの子育てをテーマにした協力ゲーム。全員で一致団結できたときの達成感が気持ちよさそうです。
ソラガメスタジオ『MARINE GO ROUND』1～2人用のタイル構築型すごろくゲーム。『パッチワーク』のようなプレイ感なのでしょうか。
ボボン・ボン・ボジワーイ連邦『だんじょにんぐべい！』ゲームブックの要素を持つ1人用のデッキ式ダンジョン探索ゲーム。面白そうです！
アニマルウィップ『ウロボロスの傭兵』トリックテイキング風の2人専用対戦型アブストラクトゲーム。マストフォロー、切り札ありというメカニクスがどう効いてくるのか気になります。
ノルカソルカ『RED RAIN』1～4人用の協力ゲーム。ショッピングモールに立てこもり、迫り来るゾンビと戦いつつ脱出を目指すB級映画のようなゲームとのこと。
低燃費ゲームズ『カメレオンの定義』『アリスと3つの鍵』トランプを使って遊ぶゲームが2種類。どちらも面白そうで、トランプゲーム好きとしては見逃せません。
終わりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、わたし自身が作り手としてゲームマーケットで販売予定の作品を紹介させてください。協力型推理ゲームの『ミステリーデュオ』と推理ゲーム紹介本の『あなたが知らないアナログ推理ゲームの世界』です。是非、チェックいただければ幸いです。
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