《どーでもいい個人的なこと》を書きたくなった。続ける覚悟。
離婚したいけどこのままじゃ生活できないじゃんどうする?って考えたのは51~52歳のころだったか(遠い目)。
年の離れた子供3人。上の2人は成人したからよしとして、末っ子は中学生。これからお金がかかる。雑貨屋だけで食べていけるほど売上はない。
さあどーする?
今の仕事はやめたくない。
だいたい資格も経験も何もないわたしを、この歳で社員に雇ってくれるところがあるとは思えない。免許は運転免許だけだし。ひー
週3~4回パートに出ようか。でも事務仕事が苦手なわたしにできる仕事って?レジも打てないし体力勝負の仕事も無理だし・・
なーんてことを、友人と飲みに行ったときボヤいたら
「選ばなければ仕事はある」
「その気になればなんだって出来るよ-」
って言われて「そっかー」って笑って話したんだけど
グサグサ傷ついた。
「しっかり稼がないでのんびりしてきたからこーゆーことになるんだよ」「その仕事はやりたくないとか言ってる場合じゃないでしょ」
「さやかさんは甘い」って責められている気がした。
友人たちはそんなこと思ってないの知っている。
元気づけようって励ましてくれてた。
わたしったら・・語学をがんばるとか簿記を勉強するとかエクセルをものにするとか・・何もしないで・・今まで何やってきた?
自分を責めて落ち込む。
友人たちは、その気になればデスクワークでも営業でもバーのママでもなんでも出来ちゃう器用で頭が切れるデキるひとたち。
でもわたしは違うんだよ~
「雑貨屋長いじゃない」って言われてもヨソの店では通用しない。
自分のペースでやっているからなんとかなっているだけ。
物覚えが悪い。
仕事が遅い。
不器用。
組織が苦手。
人に指図されるのが嫌い。
人間関係がストレス・・・
どう考えても今の仕事が合っていると思う・・よ?
他の仕事で消耗して本業が疎かになるくらいなら、本業でもっと稼げるようにしたほうがいいんじゃない?
ってことで
この仕事を続ける覚悟ができた。営業時間、定休日を見直して、ネットショップを強化して新しい企画も実行することにした。
あのとき凹んだことで真剣に考えることができたわけで
友人たちに感謝。
52歳から離婚調停がはじまって
正式に離婚が成立したのは53歳のとき。
自宅ショップを続けられるように家の権利を放棄してくれて養育費も払ってくれた。ローンは残っているとはいえ結果的にはラッキーだったと思う。
中学生だった息子も成人してまあなんとか。
正直生活は楽じゃないけれど、ギリギリなんとか踏ん張っている。
もうすぐ60歳。
先のことはわからないけれど、細く永く仕事を続けたい。
続けるよっ