放送作家のお客様とのお話し
「男性が花を貰ってどうするのか」
「花瓶が家にない」
あるお客様が奥様へのプレゼントを下見にいらした際に何でプレゼントされるんですか?と問うと奥様がブランドが好きだから、あまり僕は買わないんですけど。と仰られました。
私はふと接客していて、テーブルに置かれた花を目にそのお客様に唐突にもしお花をプレゼントされるとしたらってお話しから、私がフラワービジネスに携わりたいと思ってることまで話が進んでしまいました。
偶然だとは思いますが、放送作家だったお客様のご友人様にお花を生ける花瓶に目を付けてビジネスに成功された方がおられたお話しを伺えました。
男からしたら花を買っても生ける花瓶がまずない。
花瓶を売るって発想が彼らしいと仰るお客様。
自分をもっと魅力的にしたい、仕事で忙しい毎日に癒しが欲しい。そんな男性目線からお花に興味を持って花瓶を販売するビジネスを始めたそうです。
このお話を聞いて、
男性がお花屋さんに足を運ぶ時ってどんな時だろう?と来店目的で考えるのではなく、彼らの日常をアップグレードさせるためにお花が持つ効果がどこにあってお花でどう彼らのモテを創れるのかと言うことに少し興味が湧きました。
昨今、多くの人がストレスを感じる中、自然との接触が減っています。
それに呼応する形でキャンプブームやサウナブームが到来していますが、キャンプもサウナも時間とお金が必要です。
対照的に、生花のサブスクリプション(金額も安く時間もかからない)は手軽で効果的な自然体験を提供してくれます。
自然とは別ですが、自己研鑽でジム通いされている方も多いですよね?
お花の色や香り、形などによって人の心を癒したり元気づけたりする心理療法”フラワーセラピー”があります。心と身体を整え、自分自身を深く理解する機会に繋がるのがフラワーセラピーです。
このように男性にお花のある暮らしを提供していくことは飾りではない、潜在的なモテを創るためのアプローチが必要なことを理解しました。
先日花瓶生けについてのレッスンを受けました。
花が咲く瞬間に心が動く。お花はただの美しい光景ではなく自分自身の魅力に直結する瞬間だと思います。忙しいビジネスマンでも手軽に 、お部屋がオフィスよりも活気づく日常生活に彩りと気品を加えてくれるのがお花です💐あなたの存在感を高め、魅力を引き出すアイテムを選んでみませんか?☺️
今回の花材💐
💐チューリップ ドレッシング
→ピンクの花弁
八重咲
ユリ科
球根のお花の特徴で茎に水分を含んでいる。
お水を飲みすぎてお首が垂れちゃう、茎が溶けちゃうためお水は1/3くらいの浅水で十分。特に夏場は気をつけましょう🌷
💐チューリップ カステラ
→紫色の花弁
双子のように咲くこともある!
八重咲
トルコ原産
滑り防止のため葉っぱを取るときは葉の根元を千切ってあげましょう🌷
💐テマリソウ
ナデシコ科のカーネーションと一緒。
茎に節があるため折れやすい。
お水は1/3程度の浅水です
枝分かれしてるため、剪定してあげることやねじめに使う。
💐スカビオサ フリフリリク
松虫草科
お水は多めの深水。
草花でお水切れの時はペーパーを巻いて2-4時間たっぷりのお水につけてあげる。→蒸散を防ぐことで元気になります。
💐スイートピー
豆科 甘い香りがする。
お水は1/3程度の浅水です
💐ミモザ
オーストラリア原産の枝物
お水を沢山飲めるように茎の足元を割して水揚げしましょう。
お水は多めの深水。
💐コデマリ
ミモザと一緒足元は割。
お水は多めの深水。
💐ポリシャス
ウコギ科
タイ原産
亜熱帯原産のため、温めてあげると元気になる。
小さな花瓶生けのポイント💡
1.ねじめのグリーンから花瓶の縁に当てて生ける
2.お顔の大きい子は低めに生けてバランスをとる
3.花瓶の高さと同じくらいまでの高さで生ける
4.花瓶同士の向きを考えてお花同士がご挨拶するように生けると一体感が生まれる