見出し画像

スタートダッシュ🏃‍♀️

市場はプロたちの戦いの場。早朝3時ごろ仲卸業者さんがオープンし、7時には競が始まる。その間にお花屋さんは何を考え毎回の買付けを成功させるのか。

世界で3番目に大きい日本の大田市場花き部門💐そこに集まるプロたちに負けず花を選ぶ、すっごく難しいです。それぞれの仲卸業者さんで目利きして頭の中でブーケをつくる。頭が回りませんでした。とにかく時間との勝負、自宅に帰って水揚げ処理に最低1時間はかかります。

4:30に家を出て睡眠時間0のままお花をセレクトする。事前のシミレーションと慣れなのでしょうか。

ご近所のお花屋さんと遭遇しました。声をかけてくださったことがとても嬉しかったことと同時に、彼らの競に参加後の一仕事終えたプロの顔を見てまだまだ道は長いと感じた朝でした✨

私の初めてのおつかいをそっと見守ってくれていたのかと思うと頑張ろうと思える朝でもありました。


大田市場

そんなプロたちに囲まれながら、フローリストとして、いや商人として忘れてはならないこと。それは近江商人の三方良しです。

この経営理念は学生時代のビジネスヒストリーと言う科目の最初のレジュメで学んだ言葉です。商売の本質を突いている十訓が書かれています。

一、商売は、世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり

ニ、店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何

三、売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる

四、資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし

五、無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ

六、良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり

七、紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ

八、正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ

九、今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ

十、商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ


近江商人

全てが現代ビジネスに当てはまるかは分かりませんが、その経営理念から学ぶべき三方良しは普遍的だと思います。

「ニ、店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何」

第一歩目の課題はここです。HPできました。ただ、納得できるクオリティではないんです。素人がつくるwebプログラミングは限界があります💦そして毎回の買付で感じる目利力、判断力の未熟さ。

まずはやってみる!そう言い聞かせてこれからも前進し続けます。

フローリストRINAによるフローリストRINAのためのブーケ💐

初めて自分らしいブーケを作ってみました。数ある花の中でピンクを自然に選んでいました💕何にも考えずに組んだ今回のブーケ。真っ白なキャンバスにまずは描いてみる。そんなブーケをつくりました。

今回の花材

💐ダリア
💐薔薇
💐紫陽花
🌱ユーカリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?