SONYワイヤレスイヤホンWF-1000XM4が発売された今、WF-1000XM3が買い時な理由
こんにちはドーナツたろうです。前回B&Oのワイヤレスイヤホンをご紹介して、しばらくしてからワイヤレスイヤホンの新型のリリースが発表されておりました。
その新型のワイヤレスイヤホンというのがソニーのWF-1000XM4です。が、しかし、今オススメしたいのが、XM4の前の機種にあたるWF-1000XM3です。もちろん最新型が欲しい人は迷わずXM4を買っていただければいいと思うのですが、今ワイヤレスイヤホンを買い替えたい、初めて買いたい、または「音も良くてそこそこ安いワイヤレスイヤホンないの?」といった方々全ての人に、WF-1000XM3を買うべきだ、という理由を長々と説明させて頂きたいと思います。なにぶん大学卒業からずっとオーディオ機器の販売員を続けておりますので、オタク特有の早口で長文を連ねてしまう事もあると思いますが、宜しくお願い致します。
多分今一番安い
発売当初のWF-1000XM3の価格帯は3万円前後していました。それが今はamazonで21,185円まで値段が下がっています。発売当時から人気が高く、販売店等でも予約が集中していたのを覚えていますが、恐らくその影響により、この新作が出るタイミングで値段をかなり低い所まで設定出来たのだと思います。
詳しい音質については後で触れますが、このクオリティで値段が2万円前半というのは、今かなりお買い得だと思います。
この価格帯では最高レベルの音質
僕は以前noteにも書いた様にヘッドホンはゼンハイザーのものを使用しており、どちらかというとソニーの音はそこまで好きではないんですが、WF-1000XM3は試聴した際に、音の解像度の高さ、広がり、定位の安定感に感心しました。
ちょっとマニアックな話をすると、イヤホンでもスピーカーでも出音の解像度を極めていくと、倍音成分がより鮮明に鳴るので、聴き疲れしやすくなります。ゼンハイザーを含むドイツ製のオーディオ機器の多くはモニター寄りながらも、聴き心地良く疲れにくい解像度になっている印象です。それと比較すればソニーWF-1000XM3の解像度はかなりレベルが高く、音楽に没入するには最適な音色かと思います。それでいて専用のアプリでイコライジングして、自分好みの聴き心地を追求できるのも嬉しい機能です。2万円前半でありながら、「ながら聴き」的なイージーリスニングと、高い集中力で音楽に向かうストイックな聴き方の両方に対応している非常にお得なワイヤレスイヤホンだと感じました。
ちなみにWF-1000XM4は
最後に上記でお話しした旧型のイヤホンと、今まさに発売中の新型WF-1000XM4の比較を最後にお話ししたいと思います。
本体サイズ、充電ケースともに、旧型のものより小さくなり、フル充電時の連続再生時間も大幅に長くなりました。音質に関しては旧作のものと比べて別物なくらい変わったかと言われれば、そこまでの大きな変化はありませんが、イヤーピースの素材が低反発感のあるポリウレタン系に変わったので、より耳にフィットしやすくなった印象でした。耳へのフィット感が増せば、ノイズキャンセリング機能がより働きやすくなり、元の音色が損なわれる事なく、より耳に届きやすくなっていると思います。
あとは防水機能が追加されたので、多少の雨だろうが汗をかいていようが音楽を聴いていたい、って方にはM4をお勧めします。
どちらも音色に関しては値段に負けない非常に優れた物ですので、自分の予算やこだわりと相談して、より良いお買い物のためにこの情報がお役に立てば本望でございます。長々とお付き合い頂いてありがとうございました。
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