IT企業のマーケ・広報担当がITパスポート受けてみた話
みなさん、こんにちは🤗
マーケと広報を担当している松野です!
今年の目標でもあったITパスポート試験の合格を達成したので、
今回はその記録も兼ねて記事を書いてみました!
結論としては、ITパスポートは「ITに関する知識を勉強する入門編」としてはとても優れていて、今後も勉強を継続してスコアを上げたいと思える試験でした😊
「ちょっと挑戦してみたい!気になる!」と思う方は、ぜひぜひ読んでいただけると嬉しいです。
①そもそもITパスポートとは
みなさんもご存知かと思いますが、まずITパスポートについて少し紹介します📝
ITパスポートとは経済産業省が認定する国家資格の一つで、合格することでITに関する基礎的な知識を有していることを証明することができます。
ちなみに令和5年度の受験者データによると受験者数が増加していて、幅広い年代の方が受験していることが分かります。また、非IT系の企業で受験が広がっていることにちょっと驚きました😮
画像引用↓
②試験の構成
ITパスポートの出題範囲は大きく分けて、「ストラテジ系」、「マネジメント系」、「テクノロジ系」の3つに分かれています。下記でその詳細を少しまとめてみました。
・ストラテジ系
企業の法務や、経営戦略、システム戦略などについて問われます。マーケティングで使われるフレームワークもこの分野で登場してきました。マーケティングの他に会計、財務などを担当されている方にとっては勉強しやすい分野かもしれません。
・マネジメント系
主に開発技術、プロジェクトマネジメントやサービスマネジメントについて問われます。
開発全体の流れや開発方法、システム監査やシステム障害への対処法、サービス向上のための施策など技術そのものよりは、基礎となるマネジメント方法や考え方について問われます。
・テクノロジ系
技術的な基礎理論、コンピュータシステム、技術要素などを中心に問われます。計算問題があったり、技術的な用語が多かったりと慣れていないと解くのに時間がかかってしまう分野でもあります。個人的には勉強や理解するのにとても時間がかかった分野ですが、逆にエンジニアの方にとってはとても馴染みのある分野なのではないかと思います。
以上がITパスポートを構成する出題範囲となります。受験可能な対象が社会人から学生まで幅広く職種も特に問わないことから、個々人の専門性や得意な領域によって、どこに力を入れて勉強するのか異なる試験となります。
参考↓
③ITパスポートを受けようと思った理由
ここからはITパスポートを受けようと思った理由についてです。
ITパスポートを受けようと思った理由は大きく分けて3つあります。
1. 製品や開発に関する理解を深めるため
ユニゾンではパッケージ化したシステムも開発していますが、それらを使った組み込み式の開発や受託開発も行っています。
実際に新しい商品に関してプレスリリースを書くことを担当することもありますが、かねてからエンジニアの方に取材する際に、自分自身の知識不足を痛感…。(エンジニアの方々には、基礎的な説明のため沢山お時間を頂いてしまったのも申し訳なく…)
専門的な事柄を分かりやすい言葉で書くことが必要なプレスリリースでは、仕組みを理解した上でどう分かりやすく説明できるかが求められます。
そうしたことから「最低限のIT知識を勉強できる、確認できる資格は?🤔」という視点で資格を探していたところ、ITパスポートを見つけて受験を決めました。
2.自分の知識を整理するため
前述した通りITパスポートではIT系の知識だけでなく、マーケティングの知識も問われる問題構成となっています。
IT企業で微力ながらもマーケティングを担当しているので、マーケティングで使われるフレームワークは耳にしたことがありました。
しかし、今回受験をするにあたり改めてITの知識とマーケティングの知識を総合的に学習、理解できる機会だと考えました📝
3. ITの知識は実務の中でも必須の知識となってきているため
最近ではITの知識はIT企業だけで使われるものでは無く、様々な職種、業界でも当たり前のように使われることが増えてきていると感じています。
特にマーケティングや広報の分野においては、MAツールやSFAツールを使う、あるいはHPの改修を行ったりする場面も増えてきているのではないでしょうか。
そうした中で、そのツールに対する使い方や概念への理解を深めると共に、その裏側にある仕組み自体も理解しないとうまく使いこなせなかったり、時間がかかってしまうことがあると日々実感していました。
こうしたことからITパスポートを通して少しでも知識を補強し、誰かに技術的な助けを求める際も、もう少し詳細な説明ができるようになりたいと考えていました。
④目標と勉強で使った本やサイト、勉強方法について
1.目標
今回は初めての受験ということもあって、目標としては合格点を目指して臨みました!
ちなみに合格基準は下記の通り。
・総合評価点が600点以上/1,000点満点
・上記で説明した分野別の評価点がそれぞれ300点以上/各1,000点満点
2.勉強で使用した本やサイト
今回勉強に使った本やサイトは下記で紹介しています😊
①1週間でITパスポートの基礎が学べる本 動画講義付き (1週間シリーズ)
②徹底攻略ITパスポート教科書+模擬問題 令和6年度
③ITパスポート過去問道場
上記の中では、3番目の「ITパスポート過去問道場」は特におすすめです。
無料で使用することができますし、アカウントを作成することで自分自身が過去に解いた問題や学習履歴が保存されるので復習などにも役立ちました!
また、教科書を購入する際は必ず最新版の情報なのか確認することをおすすめします。
ITパスポートは試験内容を技術の進歩に合わせてその都度改訂しているので、古い教科書のままだと、試験内容に合わなくなってしまう可能性があります。
3.勉強方法について
試験までのスケジュールと勉強方法については下記の通りです↓
・勉強期間:約4ヶ月
最初の1ヶ月:参考書を毎日ひたすら読む(①と②)
2カ月目から:下記詳細(平日と週末で分けています)
*平日*
・朝:③でひたすら問題を解く
(空き時間によって1日で20問~30問ほど)
→間違えたところに印をつける、ミニ付箋を貼る
(間違えた日付も記載)
・通勤中:電車の中で間違えた箇所に目を通す
*週末*
・過去問1回分(1年度分)を③で解いて、間違えたところを復習
今回は平日の勉強時間(実際に問題を解いている時間)が、20分~60分程度と日によってまちまちでそこまで長くないので、少し余裕をもって4ヶ月の勉強期間を作りました。
良かったところは、ITパスポートの勉強を始めたおかげで早起きの習慣がついて、朝起きて本を読んだり勉強することが(少し)嫌ではなくなったところです笑
(大学受験の勉強を思い出しました…😂ちなみに夜はすぐに爆睡してしまいます…)
一方で、途中で勉強期間を空けてしまうと知識が抜け落ちてしまったりしたので、もう少し短期間で臨んでもよかったのではないかというところがちょっとした反省点です💦
⑤ まとめ
上記のような形で学習を進めて、下記の点数で合格することが出来ました。
(ギリギリですが…)
実際に試験を受けてみて、使用しているMAツールやHPの設定でも活かせる知識があり、技術的なサポートを依頼する際にも質問の質が上がったと感じています。
また、インタビューをする際も、学んだ知識があることで以前よりもズレた質問をすることが減ってきました。(それでもまだまだ勉強中ですが…)
こうしたことから、ITパスポートを受験する利点は大いにあると感じています。
出題範囲も広く基礎的なことをしっかり聞かれるので、「ITの基礎知識を持っていることを証明したい」と思っている方にはピッタリの資格なのではないでしょうか?
ITパスポートは再受験も可能とのことなので、また機会があればもう少し勉強して高得点を取れるようにしたいと思います!
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