ゆにぞんのれきし Vol.1 (1991年~1995年)
みなさん、こんにちは🤗
所属している部にも新人さんが入ってきてくれて、
毎日ルンルンな広報担当の松野です!
やっぱり新しい出会いは楽しいものですね😊
新しい出会いの時には、自分自身も含めてその歴史を知ってもらうのも大事なこと。
ということでそんな思いからユニゾンの自己紹介のためにも、
創業当時の歴史から少しずつ紹介していくシリーズを作ってみました!
「ユニゾンって実際はどんなものを作ってきたの?」
「どんな業界のどんな開発してる?」
と思ったみなさんの参考になればうれしいです!
それではいってみましょー!
1. ユニゾンの名前の由来と基本データ
設立:1991年11月15日
創業年数:32年(2023年4月現在)
創業者:杉村一徳
社長:今村勉也
従業員数(2023年4月現在):78名(嘱託社員も含む)
本社:福岡市
支社/オフィス:東京支社、大阪支社、北九州オフィス
事業内容:放送局向けの基幹システム、その他映像に関するシステム開発
2. ユニゾンの誕生!
それではユニゾンの誕生から。
上記の通り、1991年11月にユニゾンシステムズの核となる会社が設立されました。
最初は5人のメンバーからのスタートです!
ちなみに現在のCTO、須山もこの時の立ち上げメンバーの一人。
(当時は社会人2年目なんです...。その勇気…すごすぎる...。)
須山CTOについてより知りたい方はこちら↓
設立の背景について:
もともと、創業者の杉村はある会社に所属していて、
UNIX上(ワークステーション)で営放システムを開発していました。
しかし、より自由に開発できる環境を求めて、
当時所属していた会社を飛び出し、起業!!
ちなみに当時のUNIX の値段は1台、なんと…400万円程...!
(今聞くとものすごく高価な機器に感じますが、当時主流のホストコンピュータと比較すると安かった様です...。)
最初は事業を回していくことも必要なことから、
営放システムの開発だけでなく、他の企業さんからの紹介で別のシステム開発を受注、納品することも行っていました💦
社名の由来(ちなみに):
「独立しようと考えていた際にうに丼食べていたことから思いついた!😮」なんて、なんちゃって説も社内にはありましたが、実際のところはいかに...。↓
創業者の杉村曰く、
UNIXで開発をしたかった→「UNIX on 」と書いてユニゾンと読ませよう!
とのことでした😂
ちなみに現在でも使用されているユニゾンのロゴは、
自身でタイポグラフィーの本を読んで、感覚で選んだそうです。
3. 初めて開発した製品「SPOTLITE」とは?
ユニゾンシステムズが創業されて最初に開発したシステムは、テレビ局向けのグラフィカル線引きシステム「SPOTLITE」(スポットライト)でした。
線引きとは「作案」とも呼ばれている作業で、詳細は下記から見ることができます。↓
「SPOTLITE」(スポットライト)は下記の2点で非常に画期的なシステムでした!✨
① ホストコンピュータ(本棚ほどの大きさがあるコンピュータ)を業務で使っていた時代に、より軽量化されたUnixワークステーション(机の上において作業できるほど)で業務ができるようになったこと
②コマンドを文字で入力するのではなく、グラフィカルインターフェースを搭載することでより直感的に操作できること
この線引き作業を経て、放送局は広告代理店から調整後のCM枠を確認してもらい放送許可をもらうので、この作業は収入源として重要な業務でした。
ちなみに当時の「SPOTLITE」の開発は、実際にお客さんのところにお邪魔して、作案に関する知識(作案の種類、物事の考え方、順番など)を一から教わるところから始まりました。
また、こだわった点として画面設計もありますが、
システム自体のレスポンスを早くすること。
今では当たり前の様なことではありますが、当時はそれもとても大事な要素!(当時の回線は64kbpsなので、今と比べるとだいぶ時間がかかりそうです💦)
須山CTO曰く、「お客さんの中身、仕事の内容もきちんと理解することが大切だということを教わりました」とのことです!
(お客さんに本当に支えられて作られたシステムだったんですね🥹ご協力いただきありがとうございます!)
4. 開発の裏話(環境構築はすべて手作業⁉)
ちなみに当時の開発環境の構築は全て手作業でした!
(データベースやネットワークもすべて自分たちで作ったそうで…😂)
当時はデータベースの種類はほとんど存在しておらず、一般的にはほとんど使われていませんでした。あったとしてもすべて有償...。
そのため一生懸命データをかき集めてきて作成したそうです💦
加えてソフトウェアのネットワークも生でTCPを書いていました。
当然、今みたいなHTTPプロトコルとか無い...。
(そう考えると、いかに今の技術が進んだのか改めて考えちゃいますね...。)
LAN自体は物理的に存在していて、そのLANケーブルをビルの中に這わせることも自分たちで行っていたそうです。
ちなみに当時のLANはイエローケーブル(同軸ケーブル)で、ドリルでケーブルに穴を開けて、針が出ている箇所をトランシーバー で挟んでつなげるという何とも大変な作業...。
(そのあとビルの中に這わせる作業が待っているなんて...!)
まだまだ続く「ゆにぞんのれきし」シリーズですが、今回はここまでです!
ユニゾン初の新製品「SPOTLITE」は完成しましたが、それでもまだまだ営放システムの1部の機能が完成しただけ...。
ユニゾンどうなっちゃう?挑戦はまだまだつづく...。
次回の記事もお楽しみに!(これからもちょくちょく更新していく予定!)
また、次回の記事でお会いしましょ~🤗
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