Twitter3つの新しい広告フォーマットのテスト開始
消費者の購買行動へダイレクトに繋がる広告の拡充で、更なるeコマース機能強化へ
Twitter社は2022年8月29日、3つの新しい広告フォーマットのテスト開始をアナウンスしました。
1.コレクション広告
メイン画像の他に小さな画像を最大5つまでサムネイル表示し、Instagramのカルーセルのように水平スクロールで閲覧できる広告です。
画像からは、それぞれ別のWebサイトや、商品のランディングページ(LP)に誘導することができるため、商品の発見から購入へのスムーズな導線を敷くことができます。
2.インタラクティブテキスト広告
広告内において、特定のテキストを通常のテキストより目立つフォントで表示させることができる広告です。フォントの太さや大きさ、色を変えることが可能です。
強調したいワードをユーザーの目に留まらせやすくするのはもちろん、リンククリックで任意のLPへ誘導することもできます。
3.プロダクトエクスプローラー広告
商品を3D画像で紹介できる広告です。
商品は360度回転することができるため、様々な角度から商品のディテールを確認することが可能です。ショップボタンも実装されており、商品を気に入ったユーザーがスムーズに購買行動に移れるような設計になっています。
Twitter社は今後のビジョンとして、次のように掲げています。
・広告主に対し、クリエイティブなストーリーテリングと一貫性を持ったブランディングの支援を行う。
・消費者に対し、よりインタラクティブな広告体験の提供を行う
その第一歩となるこれらの新しい3つの広告には、ユーザーの購買ファネルにおける認知・興味から購入への態度変容を、強力にサポートしてくれる機能が詰まっています。現在は広告効果の検証段階とのことですが、今後新たな広告の選択肢として非常に有用なフォーマットとなりそうです。
図書印刷株式会社 SNS担当者のコメント
Twitter社は、2022年3月9日にオンラインショップ機能「Twitter Shops」のベータ版をリリースしています(現在はアメリカ国内限定)。InstagramやFacebook、TikTok等主要SNSにおいてショッピング機能の連携が進む中、日本国内で約4,500万人のMAU(国内月間アクティブユーザー数)を誇るTwitterも、いよいよeコマース(EC)に本格参入してきた感があります。他媒体と比べ、速報性や拡散性に優れるTwitterは、EC連携においてもヒット商品を生み出すポテンシャルを秘めていると思います。「TikTok売れ」ならぬ「Twitter売れ」がトレンドとなる日もそう遠くはないのかも・・・!
関連サイト
新しい広告フォーマットを発表したTwitter Japanのプログページ
Twitter Shops(英語)