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大学授業一歩前(第32講)

はじめに

今回は九州歯科大学の小野堅太郎先生に記事を書いて頂きました。

https://note.com/manaken

先生は👆のnoteを運営しており、今回は「大学授業一歩前」をフォローして頂き、記事を書いて頂くことになりました。お忙しい中の作成ありがとうございました。

プロフィール

Q:プロフィールを教えて下さい。

A:小野堅太郎 九州歯科大学生理学分野教授 口腔生理学研究
担当科目:基礎医学、口腔基礎医学の生理機能担当、生理学実習

オススメの過ごし方

Q:オススメの過ごし方を教えてください・

A:歯学部の学生さんは職業訓練的な大学教育が行われています。技能教育はオンラインでは不可能ですが、知識教育はオンライン化が可能です。オンライン授業により登校しなくてもいい時間が増えていると思いますので、“個人的”には、それらの時間でバイトや部活動、趣味を通していろんな経験をしてほしいと思います。その経験が医療人としての人格形成に繋がると信じています。

必須の能力

Q:大学生に必須の能力を教えてください。

A:能力というのは得るものであるので、初めから備わっているものではありません。個人の努力で後天的に身に着けるものです。他人の意見に左右されず、環境に応じて自分が必須と思う能力を探し求めて欲しいです。

学ぶ意義

Q:先生にとって学ぶ意義を教えてください。

A:どう生きるか、によって“学ぶ意義”は人それぞれかと思います。小野は“楽しい”から学問・研究をやっているだけです。下記のマナビ研究室note記事を参考にしてください。

オススメの一冊

Q:大学生にオススメの一冊を教えてください

A:

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一冊と言われれば、「グレートギャッツビー(フィッツジェラルド著)」です。多様な価値観に揉まれる主人公と努力を絶やさないギャッツビーの孤独な信頼関係は、現在の社会にも十分生かされると思います。翻訳モノが苦手な方は「コンビニ人間(村田沙耶香著)」か「密やかな結晶(小川洋子著)」のどちらか悩みます。いずれも“欠落とその適応”ですので、現在の社会の変化に適応するためのヒントがあります。

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画像は一番上が、フィッツジェラルド著・野崎孝訳『グレート・ギャツビー 』新潮文庫、二番目が、村田 沙耶香著『コンビニ人間』文春文庫、三番目が、小川洋子『密やかな結晶』講談社文庫にそれぞれなります。

メッセージ

Q:学生へのメッセージをお願いします。

A:できないことを考えて不満を述べるより、できることを考えて、それを実行してください。オンライン授業により飛びぬけて優秀な後輩たちが10年後には皆さんに襲い掛かります。ボーとしている時間はありません。自主性をもって、自分の将来のために努力していってください。

おわりに

今回は九州歯科大学の小野堅太郎先生に記事を書いて頂きました。お忙しい中の作成ありがとうございました。是非先生方が運営なさっているnoteもご覧ください。

                     (能力は) 個人の努力で後天的に身に着けるものです。

才能は先天的なものですが、能力は先生の仰る通り後天的なものです。私も今を大事し、能力を身に付け、磨きをかけていきたいと思います。


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