
拝啓 わたしの中のもうひとりのあなたへ
想像してごらん
わたしたちがどれほど怖がっていても、
世界はとっくに、ひとつ、だったって
想像してごらん
わたしたちがどれほど疑っていても
世界はとっくに、平和、だったって
ねぇみんな、あるがまま、世界をみられるかい?
入国審査は必要だったけど
国境はずっと、開いてた
VISAの発行は必要だったけど
生まれた国が違っても その国に滞在できていた
安全の保証はされなかったけど
わたしたちは 生まれた国と同じように
そこで生きる時間を 受け入れられていた
言葉が違っても 貨幣が違っても
わたしたちは 一緒に生きていた
殺されたり 盗まれたり レイプされたり 虐待されたり 騙されたり 罪をでっちあげられたり
時には 戦争に巻き込まれたり
時には 差別されて
同じ生命ではないように 扱われたり
自国に生きている時と同じように
わたしたちは 違いをもつその国で
痛みも喜びも受けた
想像できるかな
わたしたちは どの国にいても
人間として 生きていたんだよ
人間として ずっとひとつだった
時には貧しくもあっただろう
時には豊かでもあっただろう
でも それぞれが夢を見ながら
人間として 生きていたんだよ
世界はとっくに ひとつだった
わたしたちひとりひとりが
どれほど恐れていても
どれほど疑っていても
世界はとっくに開かれて
わたしたちの前に存在していたよ
わたしがどれほど恐れても
どれほど それを疑っていても
世界の門は 開き続けていた
だから、今度は信じる番だ
外側のなにかに歌わせるのではなくて、自分の魂にむかって、イマジンを歌おう
外側の世界の門が閉じたなら
自分の内側の、世界の門を開こう
想像できるかな
世界はとっくにひとつだった
ずっとそれは そこに在ったんだよ
そのことにきがついたたった一人の視点の窓から
世界は変わってゆく♪
今も世界中で唄われるジョンレノンのimgineに寄せて、わたしのなかの、もうひとりのわたしへ
2020.3.14 日本
地球に暮らす、さやかより♪