見出し画像

今から12年前に新しい家族が増えました

出逢い

2008年8月27日、ちょうど12年前ですね。
4歳の誕生日を迎える1ヶ月ほど前の夏の暑い日に家族の一員となりました。

画像1

今まで飼っていた犬が同年2月に老衰で亡くなり、家族でイタリア・スペイン旅行にも行け、そろそろかなぁといろいろ声をかけていました。今回は”買う”のではなく、困っている犬をもらおうと家族で話し合って決めていました。そしたら、たまたま知り合った人から、成犬だけど家の事情で里親を捜しているラブラドールがいるという情報を得ました。

そして早速その日に見に行き、早々に即決しました!
即決過ぎて飼い主の決心がついていませんでした...
そりゃ成犬のラブラドールを即決で引き取るなんて思いませんよね(笑)大型犬は成犬だとなかなか里親が見つからないので、これはもうウチに来るために出逢ったようなものです♪

両親は「本当にいいの?」って感じでしたが、私は「良いよ、飼おう!」って。もしウチで引き取らなかったら、他で引き取れる家なんてないんだから、この犬こそ困っている犬。後は直感とフィーリングで決まってました

飼い主との別れ

飼い主の子とたくさん遊んで、きれいにシャンプーされて、ゲージやら散歩のリードやら一色持ってやってきました。婿入り!?って感じです。愛されていたのに、人間の勝手な事情で手放さなければならいなんて...悲しいです。

飼い主の子は最後に『バイバイ』って言って去って行きました(泣)

その『バイバイ』の意味をわかってかわからずか、置いてかれた犬はひたすら玄関で迎えを待っていました。1週間近くはずーっとです。段々に何かを悟ったのか、徐々にリビングや自分のゲージにいるようになってきましたが、車の音がすれば玄関に行き、飼い主を待っていました...健気です...楽しい思いをしてからの別れ...

犬なりに状況を理解した?

1ヶ月くらいすると、新しい我が家にも慣れてきた様子でした。
こんなこともできます!

画像2

犬の心境は分かりませんが、きっと「もう飼い主は迎えには来ない」と言うことを犬なりに理解したのだと思います。頭の良い犬なので。

それでも『バイバイ』って言葉にはすごく敏感
軽い感じの挨拶で「行ってくるね、バイバーイ」って言っただけでも、めちゃくちゃ吠えます。尋常じゃない吠え方です...
きっとまたどっかに行っちゃうのかと思ったんでしょうね...「どこも行かないし、もうずっとウチにいて良いんだよ、ずっと一緒」って伝えると落ち着きます。

なのでウチでは「バイバイ」禁止令が出ていました!
犬も人と一緒。心がとても傷ついている。

この経験で、動物を軽い気持ちで飼ってはいけない理由がすんごくわかりました。こんな姿を見てしまったら...どんな理由があっても捨てられないし、里親にも出したくない。動物を飼うと言うことは、自分が生きている限りは、向き合う覚悟が必要。飼い主も犬もどっちもツラかっただろうけど、この時程どんな事情があっても命とはちゃんと最後まで向き合えないなら飼うべきではないと痛感しました。

私が出逢いは必然だと思っている出来事の一つでもある、この犬との出逢い♪

奇跡なのか、偶然なのか......必然なのか!?

散歩してても「キレイな金色の犬ですね〜」って言われたり、犬に「あなたも苦労してきたのねぇ、でももう大丈夫よ」って話しかけてくる人がいたり、ドッグランでセントバーナードにお尻を突かれてビビったり(笑)、動物病院では「この子はビビリだから入院も手術もできないですよ〜」って病気でもないのに言われたり、自分の下に小型犬がいるのが見えなくて飛び上がったりとなかなか面白い犬です!

なぜこの犬との出逢いが必然だと思ったのか?

それは、”母親の乳がんを早期発見に導いてくれたから”です。

ある時、犬が母親に向かって前足で突き飛ばしたらしいんです。
捨てられて心に傷を負っていたのと、前の飼い主の事情で何ヶ月間かドッグランの施設に預けられていたことで、情緒不安定なところがありました。感情的になるとコントロールができなくなる部分があって、勢い余って突進したのかと思います。

母は「痛いなぁ〜痛いなぁ〜」ってしばらくしても言っていたので、放って置いたのですが、あまりにも痛みが取れなかったのと、何か「シコリがある」と言い始めたので、病院に行きました。

そしたらなんと...乳がん...
母は初めて聞いたときは落ち込んだみたいです。
ただ私や父があっけらかんとしてたので、なんだか落ち込むのがバカらしくなってしまった!?幸いにも超早期発見だったので、とりあえず手術で無事に取り除きました。

でもまさか犬が乳がんを発見してくれるなんて...思ってもなかったです。
我が家にとっては"必然的に出逢った奇跡の犬"なんです!!

果たして奇跡なのか、偶然なのか......必然なのか?

皆さんはどう思います???

画像3

母の最後まで一緒に過ごしてくれました。感謝しかない!!
母とは「どっちが先に死んでも虹の袂で待ってるね」って約束を交わしているそうなので、その時までしっかりと一緒の時間を大切に過ごします。

いつも読んでいただきありがとうございまーす!
今日もあなたにとって素敵な1日になりますよーに!
あなたが少しでもHAPPYでホワっと気持ちになってくれたら幸いです。

あなたの健康とワクワクする毎日のために何ができるのかを考え、きっとあなたを健康に導き、安心と希望を与える生涯フットボーラーになる

スポーツの力でみんながみんなを元気に幸せにできると信じて日々精進。サポートいただいたら、私はみんなのためにペイフォワードします!人のために与えられる人になります。よろしくお願いします。