週末を超えて月曜の面倒につきあう
金曜夜に仕事のノートPCを閉じてから、48時間プラス12時間弱の間には一切仕事の思考は入ることないストレスフリーな週末。
と思いきや、月曜朝8時半ごろは毎週「Blue Monday」モード。
リモートワーク・9時からの始業気分を盛り上げようと、大体朝にポジティブで元気づけてくれる外国人チューターとのオンライン英会話クラスを入れるようにしているが、始まりの定番の質問”How are you?”には、楽しかった土日ネタの後に仕事始まるのやだわ~と自虐のように答えるのがお約束だ。
月曜の始まりが、本当にユーウツになるのは、さらに金曜から持ち越した宿題に再度お目にかかるときだ。
正確には宿題の方向性が決まらないままに無頓着に朝から残っている状態。
「金曜中にケリつけて終わらせておけ~」と吠えたくなるような先送りをされてしまった場合。
(自分で腹くくって決めたものじゃなくて、ほかのメンバーがチームに提起したようなもの。・・・・例えば、月曜に報告予定の障害報告が金曜中に確定されずに、担当者は月曜朝やればいいと思って、金曜を終わらせてしまっていること。・・・そう、これは今朝の現実。)
朝イチで、繰り越されたテーマについて再度レビュー。
前夜のレストランディナーで口に合わなくて食べきれずに持ち帰り、冷蔵庫にとりあえず入れて、時間が経って冷えた不味い料理を、「もったいないから」と温めもせずに口に運ぶような、味気ないひととき。
金曜午後に一度チームレビューした原因と対策が、全く反映されていない報告書に辟易しながら、再度ポイントを挙げて担当者に書き直しを指示しようとするも、どうやら納得いっていない様子。
見かねた別のリーダが、代わりに修正を申し出てくれて、一件落着。
約1時間後リーダが出した完璧な修正版が出てきて、午後の報告準備OKと安堵したのもつかの間、担当者が手を加え始め、またおかしな報告書へと怪しい雲ゆきになる。
すかさずリーダが気を利かせてくれて、元のバージョンに戻してくれた。
やれやれ・・・。
報告は担当者からではなく、PMが行うことを調整して、報告会に臨む。
幸い、大きなお咎めや叱責もなく無事報告完了。
改めて胸をなでおろす。
金曜日のことは、金曜日中に終わらせるべし。
こんな当たり前のことが、ツケになると、ただでさえお疲れモードの月曜がさらに憂鬱な時間で埋められてしまう。
件の担当者は、毎回落ち込むものの、しばらくすると問題の当事者として浮上してくる。十分な学習機能が働くには、どうすればいいのか。
ここ2年ほどリーダたちも目をかけ、手をかけてきているが、なかなか進化が進まない。
本人の成長意欲とはうらはらな行動と思考パターンのギャップには、本人の抱える強力な無意識のバイアスがあるようだ。
玉ねぎの皮のように、むいてもむいても皮ばかり。
結局これのいきつくところはどこ?中身はカラッポということか?
かくして無事報告は終わったものの、貴重な月曜の時間の大半は、きちんと後の改善や学習にいたるものになったのか?
「のど元過ぎても、熱さ忘れず」のために打つべき布石の課題が、面倒の後に残っている。
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