意思疎通と信頼関係なかりせば
あるトラブルのニュースヘッドラインの言葉
「意思疎通がうまくいかず、認識の食い違いが生じて、信頼関係が失われていった」
言い換えると「コミュニケーションが不足して、認識が共有できず、関係性を構築できなかった。そのため信頼関係が破綻した。」いうことか。
いわゆる行き違い・コミュニケーションのギャップが起きたとき、それを回復・修復できるだけの双方の対話や歩み寄りを可能にするには、双方が相手を信用できる土壌に乗っていなければ、関係性の再構築の一歩を踏みだすことは容易ではない。
重大な問題にまで発展せずとも、会社組織や家庭の場でも、小さな齟齬を解決しないままの結果、大きな障害や問題になり、信頼を失うことはよくある。
あるいは、何か事を成し遂げようと思うと~例えば組織の風土改革をいざ始めんとするようなとき~意思疎通と信頼関係は必須不可欠だ。
そこを一歩進めて考えるとすると、では具体的に何?どのようなこと?と疑問がわく。
世には「絶対無理と誰もが思っていた、大会社の組織改革を、1人の社員の本気とありかたで変えた」、嘘のような本当の話がある。
ファーストペンギンでもあり、「Why」からはじめたリーダーでもあるのかもしれない。
1人が周りを変えていくとき、そこには意思疎通と信頼関係がある。
「どのようなこと?」でそれがわかるのか、「どうなるということ?」なのかを知ることに興味を持つ、というのは一つのアプローチかもしれない。
一歩進めた具体から、再度抽象化して自分の行動に応用する。
わたしたちはより実践的に、個々の状況に合わせた手段を考え(時には考え抜き)、「無理」のない世界・未来を手に入れることができる。
成功した人のエピソードの裏には何があったのか?
それを良く知る人に質問した。
・「納得感」が生まれること
・「じぶんごと」になること
・「実績」を示すこと
・「嘘がない」こと
これらが、関わる人、末端(といわれるすみずみ)まで広がることで、変化・改革が自走的に加速化し、リソース(エネルギー)も注がれるべきところに注がれ、ロスがなくなる。
回答の言葉は、また異なる表現をとって認知されることもあるかもしれない。
大事なのはその根っこ・本質の部分にある。
回答を噛みしめながら、物の見方・考え方、行動の仕方・見せ方・見られ方、人間としてのあり方・本気などを、実践と学びで深めいくところに成長が生まれる。