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見方は味方につながる

事実は変わらない。
他人は変えられない、自分を変えよう、と通り一遍の言葉に、どう変えていいかわからないと傷ついていたこともあった。

苦手な人から距離を置く変え方もあった。
でもこの方法は苦手な人が担当のお客さんだったり、日常的に距離を取るのが難しい人の時には破綻した。担当を外してもらうという方法もあったが、会社の事情ですぐにはそうはならない。

苦手な人にいちいち真剣に反応しないという方法もあった。
でもこの方法は自分に余裕がないと続かず、大抵苦手な人は自分が突かれたくないところを(本人は無邪気に無意識に)突いてくる才能の持ち主なので、こちらの余裕の水はあっという間に枯れてしまった。

苦手な人の見方を変えてみた。
どのように見方を変えるか?
これがキーポイントだ。

そして見方を変える方法はいくつもある。

場を変えると見え方が変わる。
一番簡単なのは呼吸を変えてみること。
呼吸を変えるとカラダの使い方が変わる。
姿勢も変わり違う気づきが降りてくる。
これって、居ながらにして、自分の場(脳が乗っかっているカラダという場)を変えているのだ。

焦っているときは大抵呼吸も浅くなる
焦っていることにも気づかないくらいのとき深呼吸を思い出して、一息ついてみる
わずかな時間でも呼吸のブレークが変化のきっかけになる

カラダの向きも変えてみるのも効果的だ。
前のめりになっていると、心も前のめりで、視野狭窄になっていがちだ。肩を広げて呼吸と共にリラックスすると、確かにカラダの向きは変わっている。
可能であれば、左右の向きを逆にしてみたり、一度立ってみるのも良いのだ。

物理的に視界が変わり、周囲の音の聞こえ方も変わり、血流が変わったりするかもしれない。
このようにして、見方や感じ方のセンサーを変えると、目の前の相手に振り回されていない自我が降りてくるかもしれない。

わたしの場合はこのようにして様々な変化を手に入れて、苦手な人とのやり取りを自分の楽な解釈に変えていくことが可能になった。

見方は味方。
わたしのミカタはわたしのもの。


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ケィティ(Katy)
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