教育キネシオロジー –ブレインジムの学び その3-
雨上がりの木々の緑が清々しい眺めの中、ブレインジムの第3日。
前回までに基本となるエクササイズを学び、約1ヶ月。
日常生活でこまめに水を意識して飲むようになったり、仕事中トイレに立った都度思いついたエクササイズをやってきて、かなり平常時のストレスが緩和されたり、集中したい時に集中しやすくなっていた感覚を味わっていたところだった。
今日はさらにそれを統合してパワフルにしていく、ブレインジムでも最も興味深い(面白い)ポイントとなる日らしい。
三次元。
身体の基本的な動きを左右、上下、前後に捉えて、これらがスムーズに動くことで最適な機能にアクセスを可能とするもの。
三つはそれぞれ思考、感覚、感情に相対していて、これらを自分で自分に気づくことにも意味がある。
読んでくださっている方にはピンときづらい表現かもしれないのであるが、是非一度体験してみてもらいたいことでもある。
三次元を確認するからワークでも、目標を設定して学びのメニューで脳を調整、統合、定着化する前とした後で比較を行う。
今日のとあるワークは絵を描く。
外の木を見て葉を描くというテーマで5分間で描く。
調整前は36色色鉛筆を使って描いた。
調整後は24色クレヨンを使って描いた。
同じ場所から。
下がそれ。左が調整前、右が調整後。
描いた素材が違うので発色の違いはあるが、見えて描けている範囲が明らかに違った。
絵の右上〜真ん中に空を描き、右下に葉が落ちた枝だけの木を描いていたり、下部には地面も描いている。
明度のはっきりしている点だと使った色も36色色鉛筆の時より、24色クレパスの方が多い。
目が見ている情報、脳を通ってアウトプットする絵の構図・表現しているところが、エクササイズ前とあとで変わっているのだ。
そしてこれは描いている時の姿勢や顔の表情、手の使い方の軽さなども実は違っている。
三つの次元をそれぞれ意識すると、身体のストレスが溜まる部位も分かり、そこを調整すると、ストレスが変わり(軽くなり、消えたり新しいことに挑戦する準備が整う。
新しいことは選択肢の可能性を増やして、人を「べきべき星人」からの襲撃から救うことができる。
三次元、恐るべし。
これから、キネシオロジーを活用した社員研修や学校の保護者研修など、さらにニーズが高まると思うのだが、どうでしょうか。