「きゅるきゅるしている」=○○○○+キラキラ
海外ディズニーランドパークに興味関心爆裂の知人。
世界のディズニーランドパークは、発祥の地アメリカ・ロサンゼルスのアナハイム、フロリダ・オーランドに始まり、東京、パリ、香港、上海の順で開園。
知人は古来(?)からのコンテンツに加え、マーベル(殊にガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)を愛するため、アベンジャーズキャンパスのある各所に関するSNSやYouTubeを見まくっている。
最近はどうやら香港にいきたいらしい。
挨拶代わりに、東京の新エリアや、その他パークについて「なんかあった?」と聞くのが、大体会話のイントロ。
ウォームアップというかアイスブレイクをいうか。
「香港のミニーちゃんって、東京と同じ顔のはずなんだけど
なんていうか・・・違うんだよね。
雰囲気が柔らかいっていうか
・・・・
きゅるきゅるして見える」
へ?
えっ?なになに?
何なんだ????
きゅるきゅるとは
(瞬時にして謎に包まれる)
インタビュー開始!
「同じ顔のはずなんだけど、違うんだ。
なんか、それってすごいね」
「そうなんだよね。この写真・・・」
ミッキーとミニー顔アップのツーショット
ミニーの立ち姿全身写真
二つを見せてくれながら
「こっち(アップ)のほうは魚眼レンズっぽいけど
ほほの下あたりがふっくらして、幼顔っぽくも見えるし」
「こっち(全身)はねー、足首の斜め加減とかもちょっと優し気なんだよね」
おお~、推しへの愛と気配りはこんな感じで発揮されるのか。
そんな微細な違い、言われてもわかんないわ~。
いや、待てよ。
画像をとられる瞬間のミニーの心の状態で顔の向き・ちょっとした身体の先々の力加減が微妙に変わるとすれば、それって「雰囲気」と名のもとで見る側に何かを伝えるのかもしれない。
ダンスや演劇などのエンターテイメントでのパフォーマンス、ビジネスのプレゼンでも、手指の使い方・つま先までの加減などで、空気感がガラッと変わるというのは、その人の醸し出す空気感を素因数分解のような複雑で複合的なパラメータがあるような気がしてきた。
コミュニケーションの呼応関係性の観点から考えれば、この仮説はあり、かもしれない。
そうだ、きゅるきゅるの謎を解明せねば!
「きゅるきゅるって、ほかの言葉にするとすれば、どんな感じ?」
「う~ん、、、、
(なに、なに、と急かしたい気持ちをぐっと抑えて待つ)
おぼこいとキラキラのミックス」
かくして、謎は(一応)一件落着
「きゅるきゅるしている」=「おぼこい」+「キラキラ」