リーダは開始前に○○○○のポーズをやって会議がうまくいった
一時間後の会議を控え、リーダから15分だけ相談をしたいとのチャットが入り、急遽オンライン会議。
プロジェクトの終了予定を約1か月後に控え、クロージングに向けてタスクを整理しているが、ここにきてどうにもこうにも収まり切れないクライアント要望が明らかになった。
わたしが欠席したこの日の朝会で、これらの扱いを、後続チームへ申し送りとして引継ぐ方針という話がでているが、大丈夫だろうか、との相談。
朝会には、後続チームのメンバーも参加しているはずだが、はて?
モメタ?
何か不安要素でも?
後続チームからは何か言われたのか、と聞くと
「いえ、この話は後続チームのほうから、そういう事情なら引き取ってやりますよとは言ってもらえたのですが。
ケィティさん、欠席だったので、念のため大丈夫か確認をと思いまして」
との回答。
大丈夫も何も、後続チームもやる気で、リソースもそろっているし、今のタスクボリュームではこなせないのが明らかなのであれば、そうするのが現在ではベストの選択のはず。
リーダの話しっぷりはすっかり「相談」モードなのだが、「情報共有」として「この方針でいきます」と言い切ってもらっいたいところ。
必要以上に不安な気持ちをいつももっているようで、
あるいは「決める」ということに何らかのバイアスがかかっているのか
口癖のように「~でいいでしょうか」「大丈夫でしょうか」で終わる話しっぷり。
会議で話すことはシンプルだし、背景(タスクに収まらないが、この期間で必須でやることではない)も併せて説明すれば、クライアントとの合意形成はできる。
リーダの傾向として「いいでしょうか」=「承認依頼」になりがちだが、この場合はクライアントの抵抗にあってしまうと、まとまる話もまとまらなくなる。
「話すことも明確だし、落ち着いて話せば大丈夫」と伝える。
「そこなんですよね。
頭では落ち着いてって思うけど、自分でも理由がわからなくてこまっているんですが、いつも緊張して上手に話せなくなってしまうんですよ」
うーん、やっぱり今日もソコが課題なのか。
「会議前にリラックスしてみて、トイレの個室とかで思い切り腕を天にむけて広げてみるとか・・・」
「深呼吸は何度もやってみているんですが、会議始まると・・・」
そうか、深呼吸じゃだめか。
踊ってみるとか?
イヤイヤ、踊るとか薦められても困るかも。
からだも気持ちをゆるめるようなポーズって何かないか?
と、ここで前夜たまたま知ったあのポーズなら、
ちょっと面白おかしく・くだらなくもあり、
超真面目なリーダが絶対やらないようなことで、
試すのも簡単ではないか。
提案・・・・
「ユーレイのポーズでもやってみる?」
「え、何ですか(戸惑う様子)」
「ユーレイ。
よく絵とかである、腕を前にだして、手をだら~んと下にするアレ。
それで適当に手をゆらゆらさせる。
すきなだけゆらゆら~、ゆらゆら~って」
リーダの会議メモに「幽霊のポーズ」が入力された。
会議が終わってリーダからのチャット
「幽霊ポーズは有効かもしれません。
今日はリラックスして和やかに進行できました」
効果あり!
リラックスしたいときにはユーレイのポーズ。
からだもこころもにも。
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