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色彩の英語慣用句から学ぶ色の意味 ~緑編2~
一般社団法人日本ユニバーサルカラー協会代表理事 色彩専門家・カラーコンサルタント 南 涼子です。
Twitterで毎日更新している、英語の色の慣用句、今日は緑を引き続きご紹介します。
色の慣用句は、色の意味や性質を多分に表わしています。
色のイメージやはたらきを学びたい人は、色を使った慣用句を知っておくと、色への理解が深まりやすくなると思います。
国、地域による色彩イメージの違い、英語表現、海外の文化などについて知ることもできますしね!
1.「a memory yet green」(青臭い記憶)
=青春の思い出、または生々しい記憶という意味。
![](https://assets.st-note.com/img/1657003423142-iMnaLTADh9.jpg)
緑は未熟という意味もありますが、若さや新鮮さと関連性が強い色であるため、記憶という言葉と結びつけると、鮮明な記憶、若い青春の頃の記憶というフレーズになる訳です。
2.「Greenwash」(グリーンウォッシュ)
=違法に資金を入手し、それを複数の金融機関を通じて移動させ、合法であるかのように見せかけること。
![](https://assets.st-note.com/img/1657003423217-gqDzzpyLe0.jpg?width=1200)
欧米では緑はお金や富と関連しています。お金(緑)を洗う、つまりマネーロンダリングですね。
3.「You’re green.」(あなたは緑です)
=あなたは未熟だ、という意味。
![](https://assets.st-note.com/img/1657003423176-wWfZ2PJFLU.jpg)
日本語の青二才とほとんど同じですね。
青二才の青というのは緑色のことです。
昔は日本では青と緑は同じカテゴリとして扱われていたので、表現として緑に対して青という名前を当てはめていた訳です。
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